青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

二季の国

2017年10月26日 23時00分00秒 | 日常

(いつぞや紅葉の奥只見@平成20年)

ベイスターズが日本シリーズに進出し、選挙があってドラフトがあって週末は秋の天皇賞。一気に秋は深まって行くのだけど、週末ごとにやって来る台風に気勢は上がらず。この週末も台風がやって来て、これで10月14日の土曜日から3週間に亘って土日が雨とかマジ舐めてんのか。と言う事でフォルダの中の秋景色を見て過ごす毎日なのである。思えば今年は夏も秋も雨ばかりで、子供の頃と比べると日本の気候は豊かな美しい四季から南アジア的な雨季と乾季の二つにはっきりと分かれたのではないだろうか。


これもいつぞやの奥大井。雨季と乾季になったとしたら、一番いい時期である春と秋が少なくなるのは道理。ジジイになる頃には桜と紅葉が真面目に見られなくなるのかもしれない。寒くなったら気候も安定してくるだろうから、またロクヨンの6883レとか狙いに木曽谷でも行ってこようかしら。天気が良くなったらまた会いましょう。
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大井町線温故知新

2017年10月17日 22時57分29秒 | 東京急行

(初めて知る事もあるもんで@二子新地駅)

今回のスタンプラリー、東急線のチェックポイントが二子新地と都立大学なんですけど、とりあえず横浜から東横線に乗って自由が丘乗り換えで二子新地に行こうと思ったんですね。んで、自由が丘から大井町線の溝の口行き(各駅停車)に乗車しましたんで「そのまま乗ってれば二子新地まで行くから楽だな」なんて子供に言ったのですよ。そーしたら「お父さん、この電車は『各停』の文字の色が緑だから二子新地は止まらないよ?」なんて言う訳ですよ。えっ?何ですかそれ?


子供に言われたので慌てて車内の案内を見てみると、確かに「この列車は二子新地・高津には止まりません」という表示が…聞けば大井町線には二子新地・高津通過の「緑各停」と、両駅停車の「青各停」の二つがあるのだとか。ゴメンナサイ、この歳になって初めて知りました(笑)。まあオトーサンが一番大井町線使ってた時代は8000系の5連で二子玉川園は外線発車ですからねえ…急行なんて影も形もない時代、大岡山が地下駅で目黒線との方向別乗換が可能とか、旗の台の駅が2面4線とか未だに信じがたいものがある(笑)。

そんな「昔は遠くなりにけり」を実感する大井町線でしたが、溝の口行きの先頭車両に乗っていたらやっぱり九品仏の駅ではドアーが開きませんで、そこらへんはホッとする部分もあったり(笑)。外を見ていた子供が「何でこの駅ドア開かないの~?」という疑問には、丁寧に答えられる四十代なのでありました。
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鳴り物入りの、その後

2017年10月15日 21時21分32秒 | 西武鉄道

(登場は鳴り物入りでしたが…?@自由が丘駅)

雨降って寒いばかりの週末でしたけど、朝もはよからスタンプラリー。今日は子どもと東急線系統をまずは潰しに出掛けたんですが、乗り換えの自由が丘で元町・中華街行きのS-TRAIN(2号)に遭遇しました。土休日は神奈川県勢を秩父方面に送り込んだり、埼玉県民をオサレなミナト横浜にエスコートすべく走っているはずの鳴り物入りの列車であり車両であるはずなのですが、車内を覗いた限りは閑散期の特急踊り子の指定席を思わせるガラガラでした(笑)。


ホームの真ん中に設置されていたS-TRAIN専用の指定券券売機。そもそも東横民に電車に電車賃以外のカネ払って乗るという文化が根付いていないんではないか疑惑はある。あとどうなんだろ、新造車両とは言え所詮は通勤車両に毛の生えた程度の設備の車両で、3線跨るとはいえ自由が丘-西武秩父の指定席料金が1,050円とか結構ボってるような気がしますよね。


利用者が伸び悩んでいるのは、ニーズの見誤りかそれともアピール不足か。西武鉄道のCMとか、秩父を中心に大手私鉄では珍しいくらいに放送されてると思うんですが、あのCMについてもレッドアローは映ってますがS-TRAINは蚊帳の外。それでも電鉄系のCMに吉高百合子に続き土屋太鳳を使って来るあたりのヤル気は買いたい。電通丸投げと言う感じもするが(笑)。
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ZOO ZOO TRAIN

2017年10月12日 22時04分15秒 | 大手私鉄(関東)

(フレンズの光と影@多摩動物公園駅)

高幡不動から京王レールらんどのある多摩動物公園へ。アタクシは最近のアニメや漫画は全くのご無沙汰なのですが、昨今TLを賑わせたとある作品のヘッドマークを掲げた動物園線専用の7000系。どこで壊れたのOhフレンズ。けものはいてものけものはいないはずですが、オカネに聡いけものがいたようです(聞きっかじりのご意見)。


動物園線の運用と言うのは基本的に線内封じ込めになるから、京王線内でもその時その時の一番古株な車両が最後のご奉公という感じで往復する事が多い。ちょっと前までは6000系が余生を送り、ひと昔前は5000系の最後の仕事場だったような。今はワンマン改造された7000系の4連がその任に就いていますが、京王の7000系ってそんな古い車両なのかという気がしないでもない。


まあ本線筋で言うと、乗り入れの都営車抜かしたら7000・8000・9000系の3形式しか走ってない訳だから大手私鉄の中でも京王って極めて形式が整理されているよね。こないだ新5000系がロールアウトしたとはいえそれでも4形式だからな。井の頭線も1000系で統一されているけど、あちらは伝統の七色のカラバリのせいかそんなに画一的な感じはしません。


休日にもかかわらず、大した乗客数もなく閑散とした雰囲気の動物園線。並行して多摩都市モノレールが出来た今となってはワンマン4連で十分と言う事なのだろうか。小学校の頃、コアラブームに沸く多摩動物公園へ遠足で行った事があるのだが、その頃は5000系の8連が堂々と多摩の横山の面影濃く残る程久保の谷筋を登って行ったものだ。

と言うかその頃の動物園線の沿線って鬱蒼とした山で住宅はあまりなかったような気がするなあ。多摩動物園ももっと山の中にあったような気がしたし、その奥の多摩テックはもっと山奥にあったような気がしたのだが。気がしてばかりですが、多摩テックのHPが閉園後8年経っても未だに残されていることに驚いてしまったのですが(笑)。
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セピア色グリーン

2017年10月11日 18時26分13秒 | 大手私鉄(関東)

(HM付き高尾山トレイン@八幡山)

小田急でスタンプを押した後は同じ新宿を起点とする京王線に転戦。今回は八幡山と調布という比較的回りやすいチェックポイントが設定されていましたが、結局賞品のカードを引き換えに多摩動物公園(京王レールらんど)まで行かにゃあならんので先を急ぎます。先日ロールアウトしたと噂の京王新5000系に会えれば…という淡い期待もありましたが、この日の運用はないようで。その代わりと言っちゃあなんですが、【京王高尾線開通50周年】のヘッドマークを付けた高尾山トレイン8713Fが入線して来ました。この50周年ヘッドマーク、高尾線の正月名物「迎光号」のヘッドマークっぽくてなかなか良き。


元々八幡山の駅って通過線が外側についているので、優等をストレートで撮影するのに向いている駅なのですが、各駅停車だと接近し過ぎて撮影しにくい。よってここは後追いで編成写真を仕上げてみます。たぶん坂を降りた先の上北沢でも狙ってる人がいるんじゃないだろうか。運用を見ると新宿で折り返して高尾山口行きの各停に入るようなので、新宿で折り返して来る間に駅前の中華屋で子供と昼メシ。肉野菜炒め定食をつつきながら子供のガッコの話とか。色々と小学生にもあるものだ。


調布でスタンプを集め、特急に乗って高尾山トレインを先行。特急が東府中に停まる事で秋の府中競馬の開幕週だったことを知る。お昼過ぎの時間帯でヘッドマークがきれいに撮れそうな場所はないかなあ…と考えた結果聖蹟桜ヶ丘の進入で。府中から聖蹟までは多摩川を渡る関係で線形が南面しますのでね。相模原線で言うと京王稲田堤的なアウトカーブ。10連ではケツ切れしますが、HMが目的だから、ね。


この高尾山トレイン、黄緑色の車体は高尾山の新緑のイメージなんでしょうが、個人的には京王の旧車であった湘南窓の2000系あたりの黄緑色をなつかしく思い出します。小学校の頃、放課後にはよく稲田堤の多摩川の河川敷に行って野球やって遊んでいたのだけど、調布行きの各停に5000系が、多摩センター行きの各停には2000系が、岩本町行きの快速に新鋭6000系が充当されて、夕日を浴びてダダンダダンと鉄橋を渡っていた…そんな時代でした。
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