青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

プラチナチケット

2005年09月30日 00時21分35秒 | 日常
阪神が優勝決めたらしいな。おめっとさん(あんまり興味なし)。

とりあえず現在の心配事はマリンPOチケットが無事ゲットできるかどうかと言う事である。へんしうちょがe+のプレオーダー申し込んでいるみたいだけど…
完全他力も申し訳ないので、土曜日は電話にかじりつく事になるかと。

だいたいがパ・リーグ好きなのも、「いつ行ってもゆっくり見られる」と言う精神的アクセスの容易なるところが多分に寄与していたと思われているので、そもそもロッテ戦のチケットが争奪になるという事自体がおかしいw

PO第2に進めたとして、確実に福岡は大入りなんだろう。チケも瞬殺だったし…
15年前の私に伝えてあげたい。
「10月のホークスとロッテの試合が札止めです」と(笑)。
15年前の私は鼻で笑うだろう。
「公表2,000人、実数120人がイイトコだろうが」と。

プロ野球板でこんな映像を拾った(もう流れちゃってるかもしれんが)。
86年くらいのパ・リーグかな?
スタンドにゴツンゴツン当たるホ-ムランボールすら、ろくすっぽ取りにも行かない程度の観客数。全開バリバリのザ・消化試合の貴重な映像である。
落合の打席で流れるあの応援歌に耳を澄ませてくれ。
そして、えび氏に伝えたいロッテクオリティ「大した事ないPに何故かメチャメチャにカモられる」がこの時から健在であった事を強く感じる訳であるが…

時代は変わった。
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パシフィックリーグ全日程終了

2005年09月28日 23時50分57秒 | 日常
にもかかわらず、先輩がタダ券余らせていたんで会社帰りに横浜球場寄ってきた。

一応ベイファン(地元逗子)の先輩は一ヶ月に一回くらいは見に行くユーザーらしい。カレーライス食いながらハイリキを飲むと言うムチャクチャな食べ合わせの野球観戦。つか、5回過ぎに行ったら食い物屋ほとんど閉まってやがんの。
球場は安い席はソコソコの入り。酔っ払えば少し肌寒いくらいの夜風が却って心地良く、別に目の前の試合はどうなろうと知ったこっちゃないので、適当に井端ファンファーレに参加したり。

てか、井端ファンの若い女の子が多かったのが驚き。般若面のくせに。
堀越をあんなカオで卒業できんのかよ井端!w
たぶんあのパジャマユニは日本一似合わなかったんだろうと思われ。
井端の打席で手を合わせて「いばたさはぁ~ん(はぁと)」とか言ってた斜め前の女の子は、ファンファーレも終わらぬうちのぽpにガカーリ。
そしてゴリ井上の時にはしっかり雑談していました(笑)。

試合は日本三大ケンシンの一人川上憲伸が金城佐伯種田内川村田に5連打。しかし2点。ベイ…と思った矢先に相川歩かせて万全の門倉勝負で走者一掃(笑)。今年の彼のトホホ感が炸裂した内容で、味噌(´・ω・`) カワイソスと言う感じ。
先輩は「クルーン出て来ないね」という当たり前の感想を口にしたのだが、実は私は木塚のギッコンバッタンしたフォームが好きなのでそれでいいんです。
味噌では川井というPが良かった。PO対策でウチの同じ名前の香具師と取っ換えたいな(笑)。

さて、パシフィックはお先に全日程終了。
福浦貫禄の帳尻4打数3安打できっちり3割ジャスト。
さすが我がチームのキング・オブ・帳尻。
この称号を揺ぎ無いものにするために狙ってたんじゃねーかと。
他にも最後の最後に来て堀が規定打席到達、フランコも切り上げで3割ジャストと言う事で、今江以外はインチキくさいが規定到達の3割打者が4人も出たという稀なシーズンでありました。
84勝もしたんだね。今年。

パシフィックの場合はこれからPOまで仕切り直しかつしばしの休憩という事で、その間に伊東あたりには今日の好投に気を良くし、「PO沼者先発」と言う奇策を頭に浮かべて欲しいところ(笑)。
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旅立ちの時

2005年09月25日 09時54分50秒 | 日常
~平成7年式 アコードワゴン引退式~
日時:平成17年9月23日 15時より
場所:茨城県結城郡千代川村 鬼怒川河川敷
参加者:私、へんしうちょ、グッピー氏
他 軽トラのおっさん 部活帰りの高校生 釣り人数人

~挨拶~
まず、参加者の皆様には、ご多忙の中ご列席賜りまして誠にありがとうございました。
そして、この愛車に関わった全ての人に、そのご厚情に感謝すると共に重ねて厚く御礼申し上げる次第であります。
思えば10万Kmもの長き旅路、晴雨寒暖の隔てなく、色々な人と色々な場所を駆け抜けた愛車は、かけがえのない友人でありました。
今回、残念ながらお別れとなりますが、ここまで大きな事故もなく今回愛車の天命をまっとう出来た事は、ひとえに彼自身の頑張りに拠る所が大きかったと思う次第であります。
新機エアウェイブにも、このアコードと同様の皆様の愛情とお引き立てを賜りますようお願いいたしまして、挨拶に代えます。ありがとうございました。

~スペック&データ~
【車 名】:平成7年式ホンダオブアメリカ(アコードワゴン)
【形 式】:CE1
【排気量】:2200cc
【総走行距離】:124,043km(9/25現在)
【到達最北端】:青森県下北郡大間町
【到達最西端】:山口県下関市
【通過都府県】:28都府県
【燃費】:街乗り10km、遠征12km程度
【思い出】:色々だが特に益田競馬遠征

~式次第~
花束贈呈(編集長より)
この車に、2番目に長く乗っていたと思われる編集長より、ドライバーMT氏に対し花束の贈呈が行われました。
花束を受け取る愛車
夕陽に輝くアコード最後の勇姿。花を貰って少し照れくさそう。
参列者による紙テープ投げ入れ
色とりどりの紙テープが、愛車との別れを華やかに彩りました。
土手を歩いていた地元の高校生が不審な目で見ていたのは内緒です。
クラッカー炸裂(編集長&グッピー氏)
編集長&グッピー氏によるクラッカーのお祝い。
乾いた音が河川敷にこだまして、軽トラのオヤジが通り過ぎて行きました。
くす玉も割られました
くす玉というよりは蜘蛛男のようですが、気にしてはいけません。
釣り人は、そんな華やかな舞台を無視して釣りを続けていました。
万歳三唱
最後は参列者と万歳三唱にて締め。
万感の思いで参列者と愛車に感謝の意を表すMT氏の目には涙が…
ちなみに、ここは選挙事務所ではありません。

~コンベンション~
式終了後、昨年末から年始にかけて大雪に閉ざされ大変な思いをした宇都宮市・東武宇都宮駅前「宇都宮餃子館・オリオン通り東武駅前店」にて盛大に行われました。ビールが飲めなかったのは残念ですが、さっぱりした野菜餃子が美味。参加者と愛車の思い出で盛り上がりました。

そして今さっき、ディーラーに愛車を引き渡して来ました。
これからオーディオとETCの架装を新車に引渡し、正式に引退となります。

本当にお疲れ!そして、さらば愛車よ。
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さよならの向こう側

2005年09月24日 12時16分29秒 | 日常
曇天のマリンスタジアムは、平日とは思えぬ人の波。
今年の総決算とも言えるソフトバンク最終戦、そして、17年間の総決算と言うべき初芝の引退セレモニーが行われた。
何故かスーツ姿が目立つ。みんな今日だけは外せないと会社を早退した同士が多数居るように見受けられた。

「マリーンズ 選手の交代をお知らせいたします 
9番 橋本に変わりまして (タメ) 初 芝!
…マリーンズのバッター はつしば きよし 背番号 6…」

何度もマリンにこだましたおなじみの声。
万感の思いか、ウグイス嬢の声が上ずって震えている。
どうやら泣いていたらしい。

ウエイティングサークルからバッターボックスへの足取り。足元はいつも通りに田吾作スタイル。打席に入る前に、サード側で一回、二回の素振り。何も変わらない、いつもの初芝が打席に向かった。
嵐のように降り注ぐ初芝コールは、グラウンドでは消化出来ずにマリンスタジアムの空へ吹き上がってゆくような大歓声であった。

初球、ホークス三瀬のスライダーを鋭くファール。
二球目、インコース直球ストライク。2-0。あっさりと追い込まれた。
そして勝負の三球目。
三瀬のスライダーは大きく抜けて、初芝の左足甲に当たる(笑)。

場内大爆笑。

大げさにピョコピョコと足をばたつかせ、なんともまあコミカルに一塁へ向けて全力疾走!
「お前は永遠のファンタジスタだ」と、全員がそのキャラクターを惜しみ、笑いながら涙腺を緩ませていたのではないかと思う。

試合後のセレモニーでの挨拶。
「今、一番この大事な時期に私事ではありますが、今季限りでの現役引退ということを皆様にご報告いたします。17年間の現役生活でしたが、家族に支えられここまでやれたことにはとても満足しております。」
「しかし、これからプレーオフを勝ち抜き日本シリーズを制して、という最後の夢が残っております。それを実現したのちに、バットを置きたいと思います。」
「ファンの皆様、また世界一の応援団のみんな、17年間本当にありがとうございました。最後にこの場を設けていただいた、千葉ロッテマリーンズ球団、関係者、監督、コーチ、選手の皆さんに、本当にありがとうございましたと言いたいです。
本当にありがとうございました。」

>しかし、これからプレーオフを勝ち抜き日本シリーズを制して、
>という最後の夢が残っております。
>それを実現したのちに、バットを置きたいと思います。
このセリフにもんのすごくグッと来てしまい、危うく泣きそうになった。

滝のようにスタンドから流れ落ちる白い紙テープ。3人の子供と一緒に場内を一周する初芝の姿。息子、初芝そっくりだなあ…と何となく夢の中のようなフワフワした気分。
ホークスファンからも応援歌のラッパが鳴り響いて、パ・リーグを支えた一人の選手が去ってゆく。これほどまでに愛されて、今年限りに去ってゆく事が出来ると言う事に感慨を覚える。
成績で見れば、彼より上の選手はいくらでもいただろう。しかし、ファンの思い入れは、その数々の名選手に決して引けを取らないだけのものがあったと思う。これだけのファンを呼び、ここまでのセレモニーを開けた事が、何よりの証拠だ。
弱く苦しい不遇の時代、笑って泣いて悔しくて驚いて17年間、いつもそこには初芝がいた。いつしか初芝はロッテの象徴となり、ロッテと言うチームの性格が初芝に似るようになった。初芝はロッテであり、ロッテは初芝である…けだし名言であろう。
これほど好きになった選手は、もう現れないだろうな。

…一夜明けて。
初様はフルスタで9番サードでスタメンフル出場されました(笑)。ワハハ。
昨日のアレはなんだったんだと言うのは無粋だな。全部「初芝だから」で片付けるのが粋と言うものです。
守備でハツラツとした動き、打撃ではヒットも打った。まだまだ健在。
久々のスタメンフル出場どうよ?と感想を聞かれて、
「8回以降は未知の世界だよ!疲れた、疲れた。」
最後まで初芝は初芝である。

さよならの向こう側には、まだ見ぬ世界がある。
チャンピオンフラッグを手にして、川崎から続いた17年の物語を終わらせよう。
最後のページは、まだ白い。
だから、この日が終わりじゃなくて、ここから初芝の野球人生の二次会だ。
あと一ヶ月、とことんまで付き合うぜ。
我慢した涙は、そこまで取っとく。

ロッテの夢は それは それは 日本一
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ロッテの夢

2005年09月21日 23時48分10秒 | 日常
不思議なものです。
ロッテの命運を左右する時は、この人の前に大きな舞台がやってくる。

あっさりルーキーに抑えられても、それはそれでロッテらしく。
9月らしい悪魔的な強さを見せても、それはそれでロッテらしく。

誰もが夢見て信じてなかった奇跡のソフバ4連戦4連勝なるか。
シーズン一の重要な戦いであると同時に、巨星が消えるその日。
何にせよ、明日が自分にとっての区切り。
川崎から続いた17年の道程の、どうやら終着駅である。
一つの時代の終わりだ。

どのような形であれ、明日は色んな意味でロッテの真髄を見せて欲しいもの。
笑って送れるかな。どうだろうか。
今からマリンで徹夜したい気分。

ロッテの夢は 初芝胴上げ 男泣き
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