司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

法務大臣閣議後記者会見の概要「区分所有法改正に関する質疑について」

2024-01-23 18:57:55 | 不動産登記法その他
法務大臣閣議後記者会見の概要(令和6年1月19日(金))
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00479.html

〇 区分所有法改正に関する質疑について
【記者】
 老朽マンションの再生に関してお尋ねします。法制審区分所有法制部会が(本月)16日に、建替え決議の条件付き緩和等を柱とする要綱案を取りまとめました。こちら、早期の法制化を求める声もありますけれども、通常国会への改正法案の提出をされる考えはおありでしょうか。

【大臣】
 御指摘のとおり、今週16日(火)に法制審議会区分所有法制部会で要綱案が取りまとめられました。社会的ニーズが大変高い課題ですよね。非常に詳細に検討していただいて、一つの考え方がまとまってきているという、そういう状況であります。これを何とか早く前へ進めたいというふうに事務方としても思っていまして、法制審の総会を、次、開いていこうという段取りを今とりつつあります。総会でまた色々な御議論を受ける、議論をしていただくという段階を経て、そして法律案としてまとめきれた段階で国会に提出するという段取りになります。ただ、総会をどういう形で、これがまとまっていくのか、通過するのかというところは、まだちょっと読めないので、そういう状況もよく見ながら、また国会の側の色々、日程調整等もこれから出てくると思いますので、ちょっと明確なことはまだ言えないんですけれども、社会的な課題として大きな関心もありますし、ニーズもありますので、できる限り提出時期を含めて前へ進めていきたい、そういうふうに思っています。

cf. 法制審議会-区分所有法制部会
https://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_003007_00004
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