考えていると、何がなにやら解らなくなる。
ほとんど、ゲームの約束事!!
金融商品・金融派生商品(デリバティブ)を論(あげつら)うと、
バーチャル(架空)マネーゲームのカジノマシン・ソフトウェアー理論
ほとんど、全貌を理解しているアナリストはいない!!
解っていたら、許すはずがない。博打が非合法となっているのと同じだ。騙しの詐欺経済学だからである。
デリバティブについて、考察してみよう。
ざっと種類だけでも、下記のごとくある。さらに、それらの混合証券取引もあるというのだから、本当のところ、何がなにやら、どうなっているのやら全貌を解っている人がいたら教えてほしいモノだ。いないと思う。
それは、悪行の限りを尽くすと言うが、悪行の限りを見極めた者がいるだろうか。それと同じで、悪行には限りがない。真実は一つだが、偽は無数で、限りがないのと同じである。デリバティブは金融派生商品というが、そもそも金融商品ではないのである。バーチャル商品つまり、架空商品なのである。金融商品そのものもだいぶ怪しいものであるが、そこまではしょうがない、資本主義を標榜するなら許そう。
実物の通貨、現物を実体経済というならば、金融商品も一種のバーチャル(架空)商品である。
デリバティブ(金融派生)商品は、一体どんなモノか。いくらあるのか? ざっと見渡しても以下の通りである。
先物取引
有価証券先物取引
有価証券指数等先物取引
複数銘柄から算定された数値(指数)を対象とした先物取引
通貨(為替)先物取引
金融指標等先物契約
商品先物取引
スワップ取引
金利スワップ
通貨スワップ
為替スワップ
クレジット・デフォルト・スワップ
エクイティースワップ
債券
オプション取引
通貨オプション
キャップ
フロア
カラー
スワップション
デジタルオプション 等々
誰が、個々のすべてについて、詳細に指南出来る者があるのだろうか。ない!
将棋には詳しくても、囲碁、チェスには不案内というのが通例である。如何に将棋の名人でも、テレビゲームはその筋のちびっ子には勝ち目がない。それがゲームである。
しかし、それはゲームだから許される。
デリバティブ(金融派生)商品取引は、ゲームではない。れっきとしたビジネスとして堂々とまかり通っている。それが金融資本主義経済として、大手を振るった。実体経済の何倍も、否、何千倍か解らない市場が創成され、そこにほとんどのマネーが注がれた。紳士淑女が日夜、カジノに入り浸ったのである。
これは、許される行為ではない。ほとんど、ソドムとゴムラの経済版だ。早晩、崩壊することは明白だ。かくて崩壊が始まった。やがて、その崩壊が、実体経済に及んできた。詐欺経済が、実体経済を食い物にしてきた結果である。
デリバティブ(金融派生)商品取引は、リスクヘッジ(危険回避)のためにある、というのはもはや、建前の詭弁である。現状は、投機に過ぎない。投機というより、博打である。食品業者が、先物商品取引をするなら、リスクヘッジ(危険回避)であるが、サラリーマンが先物商品取引するなら、投機である。同じく、デリバティブ(金融派生)商品取引はパチンコと変わらない博打である。
それに、無制限のレバレッジ(オッズと同じ)が許容されている。
これが、経済破綻の諸悪の根源であることは、経済学者でなくてもちょっと考えれば、分かるというモノだ。
経済学者は、アナリストは分かっていても、口には出さない。詐欺師の一味は、その詐欺性を前もって明かさないと同じである。暴露されて、重い口を開く。『実は、分かっていた。......。』
そんな、動画だが、参考になる。 !!
アメリカ発世界金融危機 1/5
http://www.youtube.com/watch?v=SmcNKNy3cfg
。</object>。
アメリカ発世界金融危機 2/5
http://www.youtube.com/watch?v=icWSnKoKNrI
。</object>。
アメリカ発世界金融危機 3/5
http://www.youtube.com/watch?v=47iDO_EQmj8
。</object>。
アメリカ発世界金融危機 4/5
http://www.youtube.com/watch?v=TyqN4U2k-So
。</object>。
アメリカ発世界金融危機 5/5
http://www.youtube.com/watch?v=UYMW_qH-zxg
。</object>。