飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

逝ったマシュー君の天界からのメッセージ!!20

2009-04-30 22:14:49 | マシュー君

勘というものは不思議なものである。
やっぱり、来ていたマシュー君の臨時メッセージ!!
マシュー君のメッセージに迎合するのではない、
自作自演のパンデミック・フルー』観測が、
マシュー君のメッセージが、一致したに他ならない!!
何も自惚れるわけではない、
事実が補強されただけは言えよう!!


 狙いは、パラノイア(偏執狂)の世界支配戦略に相違ないが、どうも今回は、相次ぐ失敗と謀略の暴露に対して焦りから生じていると言うが、その説、賛成である。理由は簡単だ。投稿者のような四囲の凡人ですら、その事に感づいて止むにやまれぬ警告を発するようになったことが証左である。

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 ケムトレイルが妄想の産物とか言う流れもあるが、それには与しない。アセンションは謀略の一環という説も与しない。アセンションは必要であるとの見解である。ただ、それは偽アセンションを警戒せよと言うべきである。ここまで偽善が横行すると、アセンションは必要不可欠、必然の過程であると思われる。

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 そうでなければ、2000年もの間、ヨハネの黙示録並びにエゼキエルの預言、ダニエルの預言が、意味不明であれ語り継がれることはない。しかし、その真意は深淵で、易く人間に洞察出来得ないものであるから、諸説が横行し、あるいはヤラセ預言が横行するのは理解出来る。


 何事も真実を検証する姿勢が大切だと言うことに過ぎない。


 先ずは、今回のパンディミック・フルー騒動は、しばらくの間、世を騒がせることになろうが沈静化するとの見通し持って、間違いがなかろう。その最大の理由は、ウィルスの弱毒性にある。この事は、謀略団はまだ智恵が浅い。悪知恵も底が見えたと言うところであろうか。


【転載開始】水曜日, 4月 29, 2009

Genmorita

玄のリモ農園ダイアリー より

マシュー君のメッセージ(20)

今月初めにメキシコで発見されたとされる豚インフルエンザは、あっと言う間に世界中のトップニュースになりました。もうテレビやラジオや新聞も連日この話 題でいっぱいの観があります。昨日、じつにタイミングよくこのことに関するマシュー君からのメッセージが届いたのでまずは、読んで下さい。

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2009年4月28日

今 日はマシューです。心からのご挨拶をするとともに、短いメッセージがあります。それは、最近のイルミナティの企みである”生物兵器戦争”は、必ず失敗に終 るだけでなく、それがあなたたちの世界に依然として残っていた彼らの最後の足掛かりを崩すことになるだろうということです。ジーン・ハドンが、世界的大流 行の発生だと騒がれている豚インフルエンザについて僕のコメントを求めて来ました。それで、僕のジーンへの回答を僕の母に頼んで彼女の配信リストに送り、 このウイルスについての真実を、一般の人々の反応に対する僕たちの観察についての僕のコメントを加えて、なるべく広く伝えるようにしてもらいました。

また再び、権力ある地位の人間たちに強力な支配を及ぼしている闇の影響を受けた者たちが、その名にぴったりの”断末魔” のあがきに出たのです。

そ の最新の戦略というのは、実験室で発案され、造られ、放出された豚ウイルスを発注することなのですが、以前と同様に、これもその計画の一部である支配され たマスコミによってけしかけさせて、大流行だと宣言させることなのです。僕たちにも不可解なのは、この闇の連中がSARS菌そしてその後の鳥インフルエン ザ騒動の惨めな失敗から何も学んでいないことです。そのどちらも同じような世界的流行が予測されて大きく報道されました。あげくに、その病気で亡くなった 人はわずか数人しかいなかったので、その報道は次第に減って行き、ついに線香花火のようにまったく消えてしまいました。

今回の豚ウイルス騒動もおなじ結果になるでしょう。他の星の国々からやってきている僕たちの家族たちのテクノロジーが、ちょうどSARS菌や鳥インフルエンザの流行を防止するためにやったように、この病気を流行させる目的のワクチンをすでに中和してしまいました。

この新しい恐ろしい計画はアメリカ政府指導者の知らない内に実行されました。これは、その政権内の最高幹部たちの承認を得て捏造された以前2回あった世界的流行の謀略とは異なるものです。

こ の最近の病気発生報道のタイミングを考えてもみてください。ウイルス製造を許可し、それによる世界的恐怖を煽ることに加えて、闇に傾いた人間たちの目的 は、人々の高まる平和的解決の交渉を求める声から、その関心を逸らせることなのです。それらは、虐待を許可したアメリカ政府の責任者の追求。”9・11” の真犯人についての真相。世界経済の崩壊をもたらしたもの。数十年にわたる政府の地球外生命体存在の隠ぺい。不正な麻薬産業を支配している者。ケムトレイ ルと気象操作の真の目的。世界中のシオニスト運動の目的。そして、世界中のテロの背後にある”闇の作戦”があります。

単にこの国がその多くの腐敗と嘘の元になっていて、現在徹底した調査が進行中だからという理由で、アメリカ合衆国市民だけの気持ちを逸らせば充分というわけではありません。

違 うのです。それは世界中で起きなければいけないのです。なぜなら、真理を、平和を、再生エネルギーを、医療と教育の改善を、女性の平等のための正しい法制 と正当なる承認を、他の各国政府の市民たちが一緒になって声だかに要求し始めているのを、世界中にいる闇の企みを持った人間たちが見てパニックになってい るからです。

それらの起きている状況はすべて闇の目指す目標とはまったく反対のことで、それらはすべて闇の人間たちにとってはのろうべき ものなのです。でも、世界経済の崩壊によって、だれがそれを操作していたかという真理が明らかにされているように、この豚インフルエンザの企みもイルミナ ティやその傘下の同じ闇の連中によってしでかされた他の悪巧みを暴露してくれることでしょう。真実を”明るみに出す”ことが進展し、あなたたちの惑星にぐ るりと巻き付いて支配していた闇のエネルギーが急速に枯れて行くこの証拠を歓迎しましょう。

ジーンからの要請に応えて、僕がこのメッセー ジを送って以来、一般の人たちがますます製薬会社のトップにいる人間たちの考えていることについて疑いを抱きはじめているという確かな徴候があります。ま た新たな品種のインフルエンザがこの時期に突然発生して、”偶然にも”ワクチンに生きたウイルスが見つかるなんてことありますか?そうです、確かに恐れも ありますが、イルミナティが意図し期待していたにはほど遠いですね。

そのまったく逆です・・これは彼らにとって手痛い大失敗です よ。人々の反応はその意識が拡大していることを示しています。これは広範囲の怒りを引き起こすことになるでしょう。それはまた何百万人の人々を感染させ世 界をパニックにさせようという謀略に対するものだけにはとどまらないでしょう。他の数多くの領域でも光の活動が進んでいますから、あなたたちの世界を長い 間締め付けて来た闇の支配もなくしてくれるでしょう。あなたたちの光をしっかりと支えてください。そうすれば、ダイナミックな展開へのもう少しの辛抱が十 分に報われることでしょう。

_______________________________

スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄
【転載終了】


自作自演のパンデミック・フルー4

2009-04-30 13:34:03 | パンデミック・フルー

鳥インフルエンザは嘘っぱち!!
当然、パンデミック・フルー(pandemic fiiow)も神話、
周到に用意された恐怖(fear)パニック(panic)作戦。
そのソリューション(solution)に本当の狙いがある!!


考えてみよう。パンデミック(感染爆発)はすべて人為的なものだ。かの中世のペスト流行がパンデミックの古いものだが、ベネツィア寡頭貴族の策略であったと言われている。ユダヤ人の手を使い撹拌された。


 近年ではスペイン風邪がある。

《Dr.Ott の "Bird Flu Hoax" によると、1918~19年に全世界で6億人に感染し、死者4000~5000万人を出したパンでミックであるスペインかぜには、以下のようは真実がある
そうです。

1900~02年に John D. Rockefeller を中心とした資金援助により、全米で大規模な天然痘対策の予防接種キャンペーンを呼びかける。これは徐々にインフルエンザ予防接種へと流れを変えるが、米国人はこれらの予防接種案には否定的だった。
1914年にヨーロッパで第一次世界大戦勃発。
1917年に米国もドイツに対抗して参戦。スペインに訓練のための軍事基地を設置。
この時に初めて、18~34歳の米国徴収兵士への強制予防接種を実施し、2~3週間後にスペインに向けて出航。
約6週間に渡る軍艦での閉所的で過酷な生活と、戦地に向かうという精神的ストレスの
ために船酔い者が続出し体力が低下。これにインフルエンザの症状も重なり死者まで出した地獄絵図の様子が、兵士から家族へ向けた手紙等から伺い知れる。
軍艦内で蔓延したインフルエンザは、感染を繰り返すごとに少しずつウイルス形態を変化させてより強力に。
スペインに上陸してすぐに兵士らは、フランス戦地に向けての訓練と称して、様々な有毒ガスを吸入する科学的実験台となった。
非常に致死率の高いA型インフルエンザウイルス(H1N1亜型)はこのように人工的に変異を繰り返させて強力になった。
兵士らにより米国に持ち帰られて世界中に流行したスペインかぜはこのようにして起こった。

J.D. Rockefeller はこの予防接種とスタンダード・オイルの世界展開という軍産複合体により巨額の富を築いた。》

 上記は、某有志からの情報である。その原典は下記の動画にある。英語版なので難解だが、得意な方は確認されたい。長シリーズである。結論から言うと、スペイン風邪はその致死性において十分でなかったと言うから恐ろしい話である。


 問題は、トラブル→反応→ソリューション(問題解決)である。恐怖とパニックを引き起こし、その解決策を提示する事にその目的がある。その解決策が、単なる製薬会社の金儲けに繋がることなら、悪質ではあるが詐欺の一種である。どうもそうではない。いろいろ考えられる。


 人口抑制(population control)もあるだろう。温暖化キャンペーンもその一環である。その前に、もっと恐ろしいことが考えられる。予防接種と称してチップを体内注入する暴挙がある。既にほぼ完成した強制収容所がある。隔離病棟は準備完了だ。


 懲りない面々は、一体何を考えているのだろう?!!


 


Bird Flu Hoax (鳥インフルはウソ)Pt. 1

http://www.youtube.com/watch?v=VLT0_xMeLjI
</object>。
Bird Flu Hoax(鳥インフルはウソ) Pt. 2
http://www.youtube.com/watch?v=wW11wZOmdSA
</object>。
その他12シリーズまであるので、割愛。元動画でどうぞ!!


【転載開始】豚インフル:「死者は25歳から45歳」の理由や発生源情報

2009年4月28日http://wiredvision.jp/news/200904/2009042822.html

Brandon Keim


Image: Flickr/Eneas
メキシコシティで撮影された「豚インフルエンザを恐れてマスクをする人々」シリーズ写真の一部

4月初旬にメキシコのベラクルス州で、耳慣れないインフルエンザの症例数件が初めて報告されて以来、感染性が高く、死亡する可能性もある新種のインフルエンザの発生に、世界中で不安が高まりつつある。

メキシコではこれまでに約1600人の発症が報告され、103人が死亡した。このうちのすべてが正式に確認されたわけではないが、同種のウイルスが原因と考えられている。

死者の多くは25歳から45歳までの間だ。[スペイン風邪やトリインフルエンザでは、免疫系の活発な反応がサイトカインの過剰産生(サイトカイン・ストーム)につながるため、若くて健康な人がかえって罹患しやすいと考えられている。具体的な症状は、気道閉塞や多臓器不全などアレルギーに似たものになる。ただし、メキシコ以外での死者は現時点では報告されていない。

なお、4月5日から12日まで同国で行なわれたカトリックの祭典『La Semana Santa』で、国内旅行者が増えたことが感染拡大の原因という報道もある]

メキシコの各新聞は、今回のインフルエンザの発生源を、世界最大の養豚会社である米Smithfield Foods社が経営する高密度の養豚場だと伝えている。水を介して感染したという意見もあれば、ハエが媒介したという意見もある。[リンクされている記事によると、発生が始まったと見られる村La Gloriaに同社の養豚場があるという]

同様の養豚場は米国にも存在する。また、抗生物質に耐性があり、死亡を引き起こす可能性もあるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が、養豚場の豚や労働者から検出されたという研究もある。[養豚の餌に抗生物質が添加されている結果として、養豚場では複数の耐性菌が見つかっているが、養豚場の空気中から検出された耐性菌についての研究はこちら]

[韓国のブタから採取されたウイルスに、数十年前に科学者が人間のインフルエンザ・ウイルスから人工的に作り出したウイルスの遺伝子が含まれていたという2005年の日本語版記事はこちら]

豚インフルエンザの流行に関しては、膨大な量の情報がインターネットに流れている。最も信頼できるのは、米疾病管理センター(CDC)の豚インフルエンザ専用ページだ。『Twitter』のフィードも用意されている。

疾病監視を専門とする米VeraTect社が運営する『Biosurveillance blog』は、ニュースや分析の入手元として優れている。『Aetiology』や『Effect Measure』のブログもお勧めだ。

[日本語版:ガリレオ-平井眞弓]【転載終了】


不思議な少年!! その28

2009-04-30 11:38:33 | 物語

イエス、人間の平等について革新的な説教をする!!


 イエスは実在である!!

 キリストは内なる愛のエネルギー、万物の創造のエネルギーをそう呼んでいる。それを物に求め、人に求めるから、偶像崇拝が生じる。それは心の裡に宿る生命エネルギーそのものである。それに気づけと、イエスは説く。

 


 そのエネルギーは不断の進化を求めて肉体に宿る。そして、様々な体験を通してソリューション(問題解決)を繰り返す。その体験は盗賊、強奪者(ゆすり)、遊び女(め)であったり、僧侶であったり、金満家であったりする。しかし、人間である。一皮むけば生命エネルギーの仮装である肉体をまとった姿に過ぎない。その意味で、人間はみな同じ存在であると言うことだ。

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<春爛漫、雨上がり、そして太平洋>

 

 何より大切な事は、それぞれの仮装において、正直であることだ。正直と言うことは、本体であるところの生命エネルギーに素直であるこという。別な言葉で言うなら、内なる心に直く正対することである。そうすれば、今生の仮装人生の課題を解決出来る。



 もっとも排すべきは、偽善である。己を偽ることである。それは人生の無駄である。それではソリューション(問題解決)にならない。キリスト(愛のエネルギー)から見たならば、完全無欠を期待しているわけではない。それぞれの課題を負った人生であるから、苦難に喘ぎ、時には折れ、欠けていようとも正対し、素直に立ち向かった者は倉に取り入れられると譬えを持って、イエスは説く。何とも麗しい愛の言葉ではないか。


 

 

イエスの教師としての名声は、国中にあまねくひろまり、人々はその真理の言葉を聞こうとして、遠近から集まって来た。ブラマ教徒の聖河のほとりにあるベハールで、イエスは毎日教えた。ベハールの金満家アクは、この客人のために宴を設け、広く人々を招待した。


  集まって来た多数の人々の中には、盗賊、強奪者(ゆすり)、遊び女(め)などもいた。イエスはこれらの人々と座を共にして教えた。しかし彼について来た人々は、彼が盗賊や遊び女と席を共にしたので、いたく心配した。

彼らはイエスを責めて言った、「ラボニ、賢明な先生、今日はあなたの禍の日でしょう。あなたが遊び女や盗賊と交わったという樽がひろまれば、人々は蛇蝎(だかつ=へび、さそり)のようにあなたを避けるでしょう。」


  イエスは彼らに答えて言う、「教師は決して名声や評判のために身をかくさない。名声や評判はただ一日だけの安物です。流れに浮ぶ空壜(あきびん)のように、浮きつ沈みつするもの、幻影(まぼろし)のように消え夫せるものだ。これは無分別な者の心には目盛りとなり、人の口端(くちは)にのぼればさわがしくなる。浮気者はそのさわぎで、価値判断する。


 神とすべて達人は、人々を判断するに、真相を以てし、仮相を以てしない。これら遊び女や盗賊はわが父神の子供たちだ。その魂は、神の目には、あなたがたの魂、またブラマ僧の魂と同様の価値がある。彼らが人生問題を思いめぐらしているのは、自分で品行方正な君子人とほこっているあなたが行っているのと同じことです。あなたがたは彼らをけいべつするが、彼らのなかには、あなたがたの解決しない難問題を解決した者もある。


 なるほど、彼らは罪人で、罪を告白している。しかし、あなたがたは罪を犯しながら、抜け目なく振舞い、上品な着物をつけて、自分の罪をおおいかくしている。あなたがたは、これら遊び女、これら酔漢(のんだくれ)、これら盗賊をけいべつし、自分は清浄潔白で・遥かに彼らにまさっていると思っているが、人々が出て来てあなたがたの真相を知りたいとしたら、どうなるかと思うがよい。


 罪は願望やや情欲にあろので行為にあるのではない。 


 あなたがたは人の財産をほしがり、美貌に目を奪われ、心中深く惰欲を抱く。毎日詐欺(さぎ)を働き、黄金、栄誉、名声を慕う。これみな自分の利欲のためだ。物をほしがる者は盗賊、色情を抱く女は遊び女だ。若しあなたがたのなかで、そうでない者があれば、申し出るがよい。」


 誰も口に出さない。非難した者もだまっていた。


 イエスは言う、「今日の証拠はみな非難した者に対して不利だ。心の清き者は人を咎(とが)めない。心が穢れて自分の罪を信心という神聖な香煙で蔽(おお)いかくそうとする者は、屹度(きっと)いまいましい酔漢、盗賊、遊び女だ。このようにきらったりけいべつするものは馬鹿げたことだ。何となれば、美名という金ぴかの上着を剥ぎとれば、えらそうなことを言っている先生も、色情、詐欺、そのほか種々のかくれた罪に耽っていることが分かるだろう。


 他人の雑草を抜いて時をすごす者は、自分の雑草を抜きとる暇がないから、最も美わしい生命の花がふさがれてしまい、毒麦(どくむぎ)、薊(あざみ)、毬(いが)しか残らない。」


 それからイエスは一つの譬えを語った。「見よ、ある百姓は広い熟した穀類を植えた畠を持っていた。見れば、多くの小麦の茎の葉が曲がって裂けていた。刈り手を送り出す時、彼は折れた葉のある小麦は取り収めないでよろしい。出て行って、『折れた葉のある茎は切って焼いて捨ててよろしい』と言った。


 数日の後、百姓は殼物の量をしらべに行って見ると、一粒の穀物も見つからなかった。そこで、彼は刈り手を呼んで、わが穀物はどこにあるかと聞いた。


 彼らは答えた、『御命令通りにいたしました。破れた葉のものは集めて焼いてしまいましたから、納屋に運ぶ茎は一本もありませんでした。』


 

 イエス、「若し神が葉の破れていない茎、見たところ完全なものだけを救いとるなら、誰が救われるか。」


 非難者たちは恥じて頭を垂れた。イエスはそこを去った。



 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】


第六部 インドでのイエスの生活と行動

第二十七章 イエス、ベハールの饗宴に列す。人間の平等について革新的な説教をする。折れた葉の譬え。

1)イエスの教師としての名声は、国中にあまねくひろまり、人々はその真理の言葉を聞こうとして、遠近から集まって来た。

2)ブラマ教徒の聖河のほとりにあるベハールで、イエスは毎日教えた。

3)ベハールの金満家アクは、この客人のために宴を設け、広く人々を招待した。

4)集まって来た多数の人々の中には、盗賊、強奪者(ゆすり)、遊び女(め)などもいた。イエスはこれらの人々と座を共にして教えた。しかし彼について来た人々は、彼が盗賊や遊び女と席を共にしたので、いたく心配した。

5)彼らはイエスを責めて言った、「ラボニ、賢明な先生、今日はあなたの禍の日でしょう。

6)あなたが遊び女や盗賊と交わったという樽がひろまれば、人々は蛇蝎(だかつ=へび、さそり)のようにあなたを避けるでしょう。」

7)イエスは彼らに答えて言う、「教師は決して名声や評判のために身をかくさない。

8)名声や評判はただ一日だけの安物です。流れに浮ぶ空壜(あきびん)のように、浮きつ沈みつするもの、幻影(まぼろし)のように消え夫せるものだ。

9)これは無分別な者の心には目盛りとなり、人の口端(くちは)にのぼればさわがしくなる。浮気者はそのさわぎで、価値判断する。

10)神とすべて達人は、人々を判断するに、真相を以てし、仮相を以てしない。

11)これら遊び女や盗賊はわが父神の子供たちだ。その魂は、神の目には、あなたがたの魂、またブラマ僧の魂と同様の価値がある。

12)彼らが人生問題を思いめぐらしているのは、自分で品行方正な君子人とほこっているあなたが行っているのと同じことです。

13)あなたがたは彼らをけいべつするが、彼らのなかには、あなたがたの解決しない難問題を解決した者もある。

14)なるほど、彼らは罪人で、罪を告白している。しかし、あなたがたは罪を犯しながら、抜け目なく振舞い、上品な着物をつけて、自分の罪をおおいかくしている。

15)あなたがたは、これら遊び女、これら酔漢(のんだくれ)、これら盗賊をけいべつし、自分は清浄潔白で遥かに彼らにまさっていると思っているが、人々が出て来てあなたがたの真相を知りたいとしたら、どうなるかと思うがよい。

16)罪は願望や情欲にあるので行為にあるのではない。 

17)あなたがたは人の財産をほしがり、美貌に目を奪われ、心中深く惰欲を抱く。

18)毎日詐欺(さぎ)を働き、黄金、栄誉、名声を慕う。これみな自分の利欲のためだ。

19)物をほしがる者は盗賊、色情を抱く女は遊び女だ。若しあなたがたのなかで、そうでない者があれば、申し出るがよい。

20)誰も口に出さない。非難した者もだまっていた。

21)イエスは言う、「今日の証拠はみな非難した者に対して不利だ。

22)心の清き者は人を咎(とが)めない。心が穢れて自分の罪を信心という神聖な香煙で蔽(おお)いかくそうとする者は、屹度(きっと)いまいましい酔漢、盗賊、遊び女だ。

23)このようにきらったりけいべつするものは馬鹿げたことだ。何となれば、美名という金ぴかの上着を剥ぎとれば、えらそうなことを言っている先生も、色情、詐欺、そのほか種々のかくれた罪に耽っていることが分かるだろう。

24)他人の雑草を抜いて時をすごす者は、自分の雑草を抜きとる暇がないから、最も美わしい生命の花がふさがれてしまい、毒麦(どくむぎ)、薊(あざみ)、毬(いが)しか残らない。」

25)それからイエスは一つの譬えを語った。「見よ、ある百姓は広い熟した穀類を植えた畠を持っていた。見れば、多くの小麦の茎の葉が曲がって裂けていた。

26)刈り手を送り出す時、彼は折れた葉のある小麦は取り収めないでよろしい、

27)出て行って、『折れた葉のある茎は切って焼いて捨ててよろしい』と言った。

28)数日の後、百姓は殼物の量をしらべに行って見ると、一粒の穀物も見つからなかった。

29)そこで、彼は刈り手を呼んで、わが穀物はどこにあるかと聞いた。

30)彼らは答えた、『御命令通りにいたしました。破れた葉のものは集めて焼いてしまいましたから、納屋に運ぶ茎は一本もありませんでした。』

31)イエス、「若し神が葉の破れていない茎、見たところ完全なものだけを救いとるなら、誰が救われるか。」

32)非難者たちは恥じて頭を垂れた。イエスはそこを去った。

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION VI<o:p></o:p>

VAU<o:p></o:p>

Life and Works of Jesus in India

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CHAPTER 27 <o:p></o:p>

Jesus attends a feast in Behar. Preaches a revolutionary sermon on human equality.
Relates the parable of the broken blades.
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THE fame of Jesus as a teacher spread through all the land, and people came from near and far to hear his words of truth.
2) At Behar, on the sacred river of the Brahms, he taught for many days.
3) And Ach, a wealthy man of Behar, made a feast in honor of his guest, and he invited every one to come.
4) And many came; among them thieves, extortioners, and courtesans. And Jesus sat with them and taught; but they who followed him were much aggrieved because he sat with thieves and courtesans.
5) And they upbraided him; they said,
Rabboni, master of the wise, this day will be an evil day for you.
6) The news will spread that you consort with courtesans and thieves, and men will shun you as they shun an asp.
7) And Jesus answered them and said,
A master never screens himself for sake of reputation or of fame.
8) These are but worthless baubles of the day; they rise and sink, like empty bottles on a stream; they are illusions and will pass away;
9) They are the indices to what the thoughtless think; they are the noise that people make; and shallow men judge merit by noise.
10) God and all master men judge men by what they are and not by what they seem to be; not by their reputation and their fame.
11) These courtesans and thieves are children of my Father-God; their soul are just as precious in his sight as yours, or of the Brahmic priests.
12) And they are working out the same life sums that you, who pride yourselves on your respectability and moral worth, are working out.
13) And some of them have solved much harder sums than you have solved, you men who look at them with scorn.
14) Yes, they are sinners, and confess their guilt, while you are guilty, but are shrewd enough to have polished coat to cover up your guilt.
15) Suppose you men who scorn these courtesans, these drunkards and these thieves, who know that you are pure in heart and life, that you are better far than they, stand forth that men may know just who you are.
16) The sin lies in the wish, in the desire, not in the act.
17) You covet other people's wealth; you look at charming forms, and deep within your hearts you lust for them.
18) Deceit you practice every day, and wish for gold, for honor and for fame, just for your selfish selves.
19) The man who covets is a thief, and she who lusts is courtesan. You who are none of these speak out.
20) Nobody spoke; the accusers held their peace.
21) And Jesus said,
The proof this day is all against those who have accused.
22) The pure in heart do not accuse. The vile in heart who want to cover up their guilt with holy smoke of piety are ever loathing drunkard, thief and courtesan.
23) This loathing and this scorn is mockery, for if the tinseled coat of reputation could be torn away, the loud professor would be found to revel in his lust, deceit and many forms of secret sin.
24) The man who spends his time in pulling other people's weeds can have no time to pull his own, and all the choicest flowers of life will soon be choked and die, and nothing will remain but darnel, thistles, burs.
25) And Jesus spoke a parable: he said,
Behold, a farmer had great fields of ripened grain, and when he looked he saw that blades of many stalks of wheat were bent and broken down.
26) And when he sent his reapers forth he said, We will not save the stalks of wheat that have the broken blades.
27) Go forth and cut and burn the stalks with broken blades.
28) And after many days he went to measure up his grain, but not a kernel could he find.
29) And then he called the harvesters and said to them, Where is my grain?
30) They answered him and said, We did according to your word; we gathered up and burned the stalks with broken blades, and not a stalk was left to carry to the barn.
31) And Jesus said,
If God saves only those who have no broken blades, who have been perfect in his sight, who will be saved?
32) And the accusers hung their heads in shame; and Jesus went his way.

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【続く】