飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

不思議な少年!! その26

2009-04-27 17:01:43 | 物語

イエス、首陀(スドラ)と百姓を教える!!


 たとえ話であるが、ものの見事にカースト制度を批判している。ここで言う貴族とは、創造主を指している。息子達とは、即ち、人間である。これから、悟るものは悟るであろう。

 


 所詮、悪しき慣行は、人間の智と意によって、ねじ曲げられた結果である。それが誰であるかは問わない。何時の時代も、本来の有り様を、人間の奸智が入り込む。そして真理はねじ曲げられるのである。

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<目白御殿(田中角栄邸)に似せたとある邸宅>

 

 さて、現代はどうであろうか。多くの宗教は同じく、智と意により、ねじ曲げられている部分がないとは言えない。そう言う部分が多く存在するばかりでなく、今も造られているしたら、それが問題である。


 


 首陀(スドラ)や百姓たちがかくも大勢殺到して来て、話を聞こうとするのを見て、イエスは讐えを語った


 「或るところに広い土地を所有しているひとりの貴族があった。その四人の息子はみな独立し、めいめい自分の天分を発揮し、有力なものになるように望んでいた。貴族は息子たちめいめいに莫大な資産を分けてやり、自由に行動するように命じた。長男は自己本位の野心家で、抜け目なく敏捷(びんしょう)に振舞った。

 彼はひとりごとを言った、『おれは長男だ。おれの弟たちはおれの足許で働く召使いでなければならぬ。』


 そこで弟たちを呼び寄せ、ひとりを傀儡(かいらい=人形)王とし、これに剣をもたせ、土地全部を守れと命じた。
 ひとりには土地と水の流れる井戸、それから羊と牛を与えて、土地を耕作し家畜を養わせ、そして一番よい収益を自分に責ぐよう命じた。
 更にもうひとりの弟には、『おまえは一番若い。広い土地は分配されてしまって、おまえにやるものはない』と言って、その弟を鎖で荒地の裸の岩にくくりつけて言う、 


 『おまえは生れながらの奴隷なんだ。おまえの権利は何もない。自分の運命にあまんじなけれぱならぬ。おまえが死んでここを去るまでは、自由な身となれないのだから。』


 何年か経って決済の日が来た。貴族は息子たち一同を呼んで、報告をするように命じた。貴族は長男が土地全部を独占し、弟たちを奴隷にしたことを知ると、彼は長男を捕え、その僧服を引き裂いてこれを牢獄に投じ、犯した罪を債うまで、そこに入れておくことにした。それから、人形に過ぎない傀儡王の玉座や甲胃を空にほうり投げ、剣を折って、彼を牢獄に入れた。


 つぎに百姓になった息子を呼びつけ、なぜ荒野の砂地で恥かしい鎖につながれている弟を救わなかったかと尋ねた。百姓息子が黙して一言もないので、父親は家事と土地と水の流れている井戸を奪い取り、その犯した罪を全部つぐなうまで、砂漠に住まわせることにした。


 それから、父親はくるしい鎖につながれている末子をさがし、手ずから鎖を断ち切り、安心して行くように命じた。さて、いよいよ息子たちが、みんな憤務をすっかり払ってしまうと、一同は再びさばきの場に立った。これで一同は訓戒を学び、これが十分身にしみこんだ。そして父親はもう一度改めて土地を分配してやった。


 父親は息子らめいめいに土地を均等に分配し、平等と権利の法律を認めさせ、平和にくらせと命じた。その時、ひとりの首陀(スドラ)が口を開いて言った、「わたしたちは奴隷で、僧侶の気まぐれのままになり、畜生同様に苦しめられて屠りますが、果して鎖を切って、自由な身になれる見込みがありましょうか。」


 イエス、「聖なるお方は、わが子らはみんな自由になれ、魂はみな神の子なりと言った。首陀(スドラ)も僧侶と同様に自由になるだろう、百姓は王と手を携えて歩むだろう。それで全世界は四海同胞なることを認めるだろうから。

 ああ、人々よ、起ちあがれ。あなたがたの権利を悟るがよい。志ある者は奴隷になっているに及ばない。


 自分の兄弟が生活してほしいと思うように、あなたがたも生活するがよい。はながさくのと同じように毎日自由に咲くがよい。地がはあなたがたのもの、天はあなたがたのもの、かみはあなたがたの居るべきところに連れて行って下さるから。」

 すると一同は叫んだ。「花の咲くように咲いて、わたしたちの居るべきところに行く道を示して下さい。」


 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】


第六部 インドでのイエスの生活と行動

第二十五章 イエス、首陀(スドラ)と百姓を教える。貴人と不正な息子たちの譬え。万人の可能性を説く。

1)首陀(スドラ)や百姓たちがかくも大勢殺到して来て、話を聞こうとするのを見て、イエスは讐えを語った

2)「或るところに広い土地を所有しているひとりの貴族があった。その四人の息子はみな独立し、めいめい自分の天分を発揮し、有力なものになるように望んでいた。

3)貴族は息子たちめいめいに莫大な資産を分けてやり、自由に行動するように命じた。

4)長男は自己本位の野心家で、抜け目なく敏捷(びんしょう)に振舞った。

5)彼はひとりごとを言った、『おれは長男だ。おれの弟たちはおれの足許で働く召使いでなければならぬ。』

6)そこで弟たちを呼び寄せ、ひとりを傀儡(かいらい=人形)王とし、これに剣をもたせ、土地全部を守れと命じた。

7)ひとりには土地と水の流れる井戸、それから羊と牛を与えて、土地を耕作し家畜を養わせ、そして一番よい収益を自分に責ぐよう命じた。

8)更にもうひとりの弟には、『おまえは一番若い。広い土地は分配されてしまって、おまえにやるものはない』と言って、

9)その弟を鎖で荒地の裸の岩にくくりつけて言う、

10)『おまえは生れながらの奴隷なんだ。おまえの権利は何もない。自分の運命にあまんじなけれぱならぬ。おまえが死んでここを去るまでは、自由な身となれないのだから。』

11)何年か経って決済の日が来た。貴族は息子たち一同を呼んで、報告をするように命じた。

12)貴族は長男が土地全部を独占し、弟たちを奴隷にしたことを知ると、

13)彼は長男を捕え、その僧服を引き裂いてこれを牢獄に投じ、犯した罪を債うまで、そこに入れておくことにした。

14)それから、人形に過ぎない傀儡王の玉座や甲胃を空にほうり投げ、剣を折って、彼を牢獄に入れた。

15)つぎに百姓になった息子を呼びつけ、なぜ荒野の砂地で恥かしい鎖につながれている弟を救わなかったかと尋ねた。

16)百姓息子が黙して一言もないので、父親は家事と土地と水の流れている井戸を奪い取り、

17)その犯した罪を全部つぐなうまで、砂漠に住まわせることにした。

18)それから、父親はくるしい鎖につながれている末子をさがし、手ずから鎖を断ち切り、安心して行くように命じた。

19)さて、いよいよ息子たちが、みんな憤務をすっかり払ってしまうと、一同は再びさばきの場に立った。

20)これで一同は訓戒を学び、これが十分身にしみこんだ。そして父親はもう一度改めて土地を分配してやった。

21)父親は息子らめいめいに土地を均等に分配し、平等と権利の法律を認めさせ、平和にくらせと命じた。

22)その時、ひとりの首陀(スドラ)が口を開いて言った、「わたしたちは奴隷で、僧侶の気まぐれのままになり、畜生同様に苦しめられて屠りますが、果して鎖を切って、自由な身になれる見込みがありましょうか。」

23)イエス、「聖なるお方は、わが子らはみんな自由になれ、魂はみな神の子なりと言った。

24)首陀(スドラ)も僧侶と同様に自由になるだろう、、百姓は王と手を携えて歩むだろう。それで全世界は四海同胞なることを認めるだろうから。

25)ああ、人々よ、起ちあがれ。あなたがたの権利を悟るがよい。志ある者は奴隷になっているに及ばない。

26)自分の兄弟が生活してほしいと思うように、あなたがたも生活するがよい。はながさくのと同じように毎日自由に咲くがよい。地がはあなたがたのもの、天はあなたがたのもの、かみはあなたがたの居るべきところに連れて行って下さるから。」

27)すると一同は叫んだ。「花の咲くように咲いて、わたしたちの居るべきところに行く道を示して下さい。」

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION VI<o:p></o:p>

VAU<o:p></o:p>

Life and Works of Jesus in India

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CHAPTER 25<o:p></o:p>

Jesus teaches the sudras and farmers.
Relates a parable of a nobleman and his unjust sons.
Makes known the possibilities of all men.
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WHEN Jesus saw the sudras and the farmers in such multitudes draw near to hear his words, he spoke a parable to them; he said:
2) A nobleman possessed a great estate; he had four sons, and he would have them all grow strong by standing forth and making use of all the talents they possess.
3) And so he gave to each a share of his great wealth, and bade them go their way.
4) The eldest son was full of self; he was ambitious, shrewd and quick of thought.
5) He said within himself, I am the oldest son, and these, my brothers, must be servants at my feet.
6) And then he called his brothers forth; and one he made a puppet king; gave him a sword and charged him to defend the whole estate.
7) To one he gave the use of lands and flowing wells, and flocks and herds, and bade him till the soil, and tend the flocks and herds and bring to him the choicest of his gains.
8) And to the other one he said, You are the youngest son; the broad estate has been assigned; you have no part nor lot in anything that is.
9) And he took a chain and bound his brother to a naked rock upon a desert plain, and said to him,
10) You have been born a slave; you have no rights, and you must be contented with your lot, for there is no release for you until you die and go from hence.
11) Now, after certain years the day of reckoning came; the nobleman called up his sons to render their accounts.
12) And when he knew that one, his eldest son, had seized the whole estate and made his brothers slaves,
13) He seized him, tore his priestly robes away and put him in a prison cell, where he was forced to stay until he had atoned for all the wrongs that he had done.
14) And then, as though they were but toys, he threw in air the throne and armor of the puppet king; he broke his sword, and put him in a prison cell.
15) And then he called his farmer son and asked him why he had not rescued from his galling chains his brother on the desert plains.
16) And when the son made answer not, the father took unto himself the flocks and herds, the fields and flowing wells,
17) And sent his farmer son to live out on the desert sands, until he had atoned for all the wrongs that he had done.
18) And then the father went and found his youngest son in cruel chains; with his own hands he broke the chains and bade his son to go in peace.
19) Now, when the sons had all paid up their debts they came again and stood before the bar of right.
20) They all had learned their lessons, learned them well; and then the father once again divided the estate.
21) He gave to each an equal share, and bade them recognize the law of equity and right, and live in peace.
22) And one, a sudra, spoke and said,
May we who are but slaves, who are cut down like beasts to satisfy the whims of priests - may we have hope that one will come to break our chains and set us free?
23) And Jesus said,
The Holy One has said that all his children shall be free; and every soul is child of God.
24) The sudras shall be free as priest; the farmer shall walk hand in hand with king; for all the world will own the brotherhood of man.
25) O men, arise! be conscious of your powers, for he who wills need not remain a slave.
26) Just live as you would have your brother live; unfold each day as does the flower; for earth is yours, and heaven is yours, and God will bring you to your own.
27) And all the people cried,
Show us the way that like the flower we may unfold and come unto our own.<o:p></o:p>

【続く】


いよいよ始まった、自作自演のパンデミックフルー?!!

2009-04-27 12:43:21 | パンデミック・フルー

メキシコでのインフルエンザ感染騒動は、
たぶんに自作自演のパンデミック・フルー作戦!!
第三段階に突入したパニック戦略


 考えてみよう。十分に段取りを踏まえた作戦とは思えないだろうか。既にパンデミック・フルーはメディアによって、警告されてきた。WHOでは警戒態勢も整った。後は、警戒レベルを順次上げていく段階だ。


 鳥インフルエンザは、十分に世界くまなくばらまいた。そろそろ人間に感染させる時機だろう。そして、豚を介在する新たな生物兵器が投入される。それがH5N1型ではなく、H1N1型だ。炭疽菌騒動の実例もある。どこに自然変異であると断定出来よう。自然変異であるとするにはあまりに不自然である。


 都合よく、計画に沿って自然変異するはずがない。人工変異させたモノを投入した生物兵器の可能性が高い。

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 一説には、麻薬戦争との関わりがあるとのする見方がある。麻薬があるところに疫病が発生する。それは、出所が同じであるからだと考えれば納得出来る。


 こういう見方は、メディアでは決して明らかにされないが、段階的パニック作戦と見てよい。これでタミフル在庫は一掃されるであろうし、新たなワクチンの生産に向けての投資環境が整った。見え透いたヤラセ騒動と見ることが出来る。


 
【転載開始】サイエンス

米軍施設が病原体サンプル紛失、人間にも感染の恐れ

米陸軍の生物研究施設があるフォート・デトリック

ワシントン(CNN) 米メリーランド州にある米陸軍の生物研究施設で、病原体の入った小瓶3本の行方が分からなくなり、軍の犯罪捜査部隊が調査に乗り出していたことが分かった。

 

問題が発覚したのは同州フォート・デトリックの研究所。紛失した小瓶には、ベネズエラウマ脳脊髄炎の病原体サンプルが入っていた。米軍の感染症研究所によ ると、これは蚊を介して馬から人間に感染する疾患で、人間が感染するとインフルエンザのような症状を呈し、約100人に1人の割合で死亡することがある。 米国では1971年以降、流行したことはないという。

 

紛失した小瓶は10年以上前からあったもので、2004年に退職した研究者が管理していた。別の研究者が最近になって管理記録を調べ、紛失に気付いた。

 

同研究所では数年前、病原体サンプルが入った冷蔵庫が故障して中に保管されていた全サンプルを破棄したことがあり、なくなった3本もこの中に含まれていた可能性が高いという。ただし確証は得られていない。

 

軍捜査部隊の報道官は、これまでの調べで犯罪の痕跡はないことが分かったと話している。【転載終了】