飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

逝ったマシュー君の天界からのメッセージ!!⑲

2009-04-17 16:37:05 | マシュー君

逝ったマシュー君の天界からのメッセージ!!第19弾
光と闇、そしてバランス........。
   
確かに、マシュー君のメッセージには真実がちりばめられている。   
それを、判断するのは、自分自身だ。人から強要されるものではない!!
 


 

 投稿者は、これまでにメッセージを通じて、又、熟読玩味して、真正且つ高い叡智の真実のメッセージであると断言出来る。しかし、だれにも強要するつもりはない。何故、そう判断するかについてであるが、その根拠と証拠を提示することは、はなはなだ難しい。それはその内容たるや、あまりに高い次元のもであるから、其処此処に斯く在りというものではないからである。


 丁度、宇宙があり、人間以外の宇宙人が存在する、と言っても、それはほとんど論理的には正しいが、示すことは出来ない。寧ろ、宇宙人など居ないと言う方が、論理的には暴論である。居ないと言うことを立証出来る手段はない。


 人間が存在する。人間は宇宙に存在する。人間は宇宙人である。無限の宇宙には、無限の可能性が有るわけであるから、人間が存在する以上、宇宙人は存在する可能性は高い。人間以外は存在しないという事は、やけっぱちの暴論である。


 と同じで、マシュー君のメッセージするところは、証拠はないが真正なものであると思われる。敢えて根拠と言えば、首尾一貫性がある、論理性に適っている、道義に適っている、そして、人間としての願いに適っているからである。願いと言っても、利己的な願いなどではない。敢えて言えば、万民の願いに適っているからである。


 神は存在するか? 証明しようがない。しかし、愛は存在するか? 誰しも存在すると感じている。それと同じで、マシュー君のメッセージは、愛の存在を感じるからである。それ以外の意図も策略も感じられない。そう思う人もいるが、投稿者は意見を異にする。


 当然、慎重に吟味することを否定はしないが、それ以上に、学ぶべき示唆ははるかに大きいと実感している。


【転載開始】木曜日, 4月 16, 2009

Genmorita

玄のリモ農園ダイアリー より

マシュー君のメッセージ(19)

”スピリチュアルな再生はよりシンプルなライフスタイルを求めること”

”光が人間性を基本的に変化させている証拠”

今回のメッセージでもっともこころに響いた言葉です。そして、私たちが実践して来たリモ農園での暮らしがあたかも認められたようでなにか嬉しい気持ちもあります。

あらゆる出会いに感謝!!

****************************************

Matthew01_2

2009年4月9日

尽きる第三密度エネルギー、地球アセンションの進展、進化したテクノロジーに適ったよりシンプルなライフスタイル、人間性の進化、コンティニウムの”時間”、黄金時代の暮らし、バランス経験のために繰り返す転生、サイキックの情報源、メッセージ内容の繰り返し

1.  今日はマシューです。このステーションにいるすべての魂から心からのご挨拶をします。あなたたちの惑星の上に、そしてその周りに絶え間なく光が強さを増 しているのに、それとは相容れないようないろいろな出来事が起きて決定がなされていることにあなたたちがとまどっているのが見えます。世界中の様々な国で 改革が進んでいる証拠がありますが,同時に相変わらずいつものように、同じ強硬姿勢の政府もあります。僕たちの愛する地球家族の皆さん、今のこの分岐点で は、第三密度エネルギーの流れがそれ自身を使い切るまで、混乱がつづくのは避けられないことなのです。

2. 世界レベルと個人レベルであ らゆるものが加速され、人間の性格や行動が極わだって来ているのを見聞きし、また経験していることでしょう。これらの宇宙の光の勢力が一緒になって、闇が 人間たちをコントロールしていることを一般の目に明らかにしつつあります。そして同時に、光にこころと気持ちを開く人たちの数が増えています。究極的に は、光の存在になった人々が素晴らしい世界で平和に暮らし、自然の豊かさを分かち合うことでしょう。それはあなたたちにすでに約束されたことです。コン ティニウム(時空連続体)ではすでに存在していることが,地球時間の線形時間内でいま起きつつあるのです。

3. 僕たちには“トンネルの 向こうに”地球の黄金時代の光が見えているので大喜びしているのですが、そうは言っても改革が思ったように急速に進まないのでがっかりしている人たちがい るのも見えます。エネルギーの低い第三密度世界から第四密度世界まですっかり変容するというこれだけの規模の変化は急速には起きません。このプロセスは出 発点から最終目的地まで直線的に進まないのです・・変化を望む声が大きく力を得てくれば、変化に反対する者たちは既得権を守ろうと抵抗する力を増すでしょ う。地球の場合、後者のグループの中には自分たちが闇の支配にあったことを気づいてそれを振りほどいた人たちもいますが、一方で、いま起きている地球規模 の改革に反抗しても無駄だということを受け入れない者たちもいます。ですから、闇の残党がぼろぼろになって消え、光の存在に勝利があがるまで、これからの 道程はジグザグに進むことがつづくでしょう。

4. これを地球の線形時間枠に置いてみましょう。多くの宇宙文明社会の進化の過程では、第 三から第四密度に移行する期間は、あなたたちのカレンダーで言えば何千年、時には何十万年も掛かるのです。それにくらべて、地球がそれを開始したのはわず か70年前です。それ以来、ものすごい変化が起きていて地球を第四密度に押し進め、それが2012年に完了するのです。あなたたちの“時間”感覚ではどん どん速くなって来ていることも含め、あらゆるものが加速されていて、もうあなたたちはそこにほとんど着いています。地球のアセンションはこの宇宙内でもこ れまでにもなかった未曾有の、驚くべきスピードで起きていることなのです。

5. そして、じつは第四密度が地球の目的地では ありません・・第五密度まで行くのです。そこまでつづく旅の暮らしはさらに素晴らしいものになるでしょう。このことを心に留めていれば、まだ残っている闇 が消えて行く最後の移行段階でいろいろな出来事が起きて来ても、我慢がもっとしやすくなるでしょう。それに、これまでもずっとそうでしたが、最も影響力あ る目標と成果は人々の目に触れないところで起きています。草の根運動から国際的な活動まで、あらゆる前進的な変化のサインがあることを見てそれに感謝する ことが、あなたたちの大きな恩恵になります・・感謝のこころの光は精神を向上させる驚くようなパワーがあるのです。

6. それでは、いくつかの質問に喜んで答えることにしましょう。

7.  人々が家庭菜園を始めたり、小さな共同農園を造ったり、地域共同体の絆を強めたりしていますが、このようなよりシンプルなライフスタイルは、あなたが 言った長い間抑えられて来たテクノロジーが世に出ることとさらに多くが宇宙の存在たちによってもたらさせることとどう結びつくのですか?

あ る人たちはこころの声に従ってよりシンプルなライフスタイルを選択しています。また、ほかの人たちはそれが経済的にとても有効な方法であることを発見して います。でも、よりシンプルで共同してやっていくライフスタイルを始めることは、ひとつの選択とか経済的に納得行く方法だからという以上の意味があるので す・・それは、光が人間性を基本的に変化させているという証拠だからです。

8. 何十億の人々が最低生活水準以下の暮らしや奴隷として苦 しんでいることが主要マスコミからは隠されている一方で、すべてものものと多くの人々を扇動してきた過去半世紀にわたる徹底した広告宣伝に対して、魂の最 もベーシックな人間性が打ち勝っています。”最新の流行を追う”といったことが時代遅れになって来ている今、貧しい人たちへの人道的支援や奴隷貿易を止め ようという気運が急速に盛り上がって来ています。主要マスコミと娯楽の多くは、戦略的に暴力を広げ,同時に無感動無関心を生み出し、そして戦争を美化して ”エイリアン宇宙人”を恐れるように操作されています。その様々な企みが今や目標を見失っています。今ますます多くの人々が戦争と殺戮の終結を呼びかけ、 マスコミを信じなくなり、そして友好的な宇宙人たちがすぐそこに来ていることを信じ始めています。宗教的ドグマ(教義)は真のスピリチュアリティ(霊性) の出現に取って代わられつつあります・・それはあらゆる人々は魂レベルで神とそしてお互いに不分離であることに気づくことです。これらの変化はすべてスピ リチュアルな再生の証拠で、それにはよりシンプルな暮らしを求めること、そしてもちろん、それに伴うテクノロジーもそこに必要とされる場所があります。地 球の線形時間が進むにつれ・・あなたたちの集合意識が宇宙のコンティニウム(時空連続体)に近づくにつれて、それは信じられない速さで進んでいます・・あ なたたちのこころに最も響く選択が、あなたたちの想像を超えるスピードと機能をもつはるかに高度なテクノロジーと完全に調和することが分るでしょう。

9. この一時的状況に関する読者からのコメントと質問をまとめました。

私 たちは、”今を”生きよと教えられています。でも経験から学ぶために、“現在の”思いに過去を忘れないでおくことは必要ではありませんか?また、成り行き に任せてしまうよりも、未来に計画を立て積極的にした方が実際的ではないでしょうか?黄金時代がすでに実現しているということですが、私たちがよりよい世 界をビジョンすることで、それが具現化されるというのであれば、いま私たちがそのようにすることでそれがどのように影響するのでしょう?

10.  あなたたちのDNAに埋め込められた細胞記憶は線形時間の概念で構築されているために、あなたたちの歴史が記録したこと、これまで経験したこと、この瞬 間に起きている自分自身と世界のこと、そして思っていることがどうなるかと期待することは、その基準枠でしか理解されません。最近のメッセージで、DNA の変換によって人類の”低能化”が起きた事、そして老化、死、線形時間はその一部だと話しました。あなたたちの細胞記憶が本来の状態に回復されないかぎ り、あらゆるものは過去にあると同時に今にあるという宇宙のコンティニウムを理解できないでしょう。でもそれが光の吸収によって可能になりつつあるので す。

11. これについて僕たちができるベストな説明はこうです:
コンティニウムの中では、あなたたちが思う過去、この瞬間、未 来とは、実際、あなたたちのあらゆる思考、感情、行動によってあなたたちが創造している一連の出来事なのです。”輪廻”とは、同時に起きている魂の多重的 転生のことです。ですから、ある人は他の転生を覚えていたり、ほかの転生での経験が今の人生に影響したり、そして今のあなたたちの選択が他の転生に影響を 与えることができたり、また与えるのです。

12. あなたたちがもっとも最近の生前の合意で地球の黄金時代への移行に参加することを 選んだ時には、これを分っていたはずです。これを知っているからこそ何十億の多くの魂が動かされ、地球に転生して彼らの経験のすべての力を貢献したいと 願ったのです。このマスタープランの一部に選ばれた者たちは、この地球転生で自分たちの考えと感情がもたらす活動によって、この惑星の第三密度を終わら せ、黄金時代に導く手助けができることを確信していました。

13. しかしマスタープランの立案者たちが偉大な叡智によって予想していた ことは、実際の肉体生に於ける困難な状況に直面すると、自己の直感やひらめきと気づきに従って勇敢に魂の合意を守る人たちがいる一方で、こころを閉ざして 行き詰まり、そのために肉体を持った時にはスピリチュアルに感じていた意識の向上が妨げられる人たちがいるであろうことです。それで、マスタープランには 他の宇宙文明人たちからの多くの異なる方法による支援が含まれているのです。彼らは、直感的に魂の合意に従っている地球人類を助けて、そのビジョンするよ り良い世界を創造する手伝いをします。

14. あなたたちの意識向上のこの段階では、線形時間はまだしっかりとありますが、それも使い方 を変えることができます。例えば、過去の経験から学ぶということは、無謀な決断を避けるからとあなたたちの思考の最重要なものにしておく必要はありませ ん。同じ状況に対しても、以前の反応より、今回の自動的な反応の方が賢い場合があります。常に、あなたたちの直感に従うことは・・今ある状況がなんであ れ、即座に反応することです・・新しい状況に過去のどの経験が当てはまるかと分析することよりはるかにあなたのためになります。

15. 私たちが黄金時代を私たちの思いなどによって創造しているわけですが、そこにはたくさんの異なる文化や考えや信条があります。誰もが満足するようになるとどうして確かに言えるのでしょう?

16.  僕たちは確かにそう言えます。なぜなら、僕たちのいるところからその世界が見えるだけでなく、そこに訪れているからです。もっと確かに言えば、光を吸収 した人たちだけが黄金時代の高い波動の中で肉体を持って生き残れます。そして、その波動は愛と平和とハーモニーそして自然すべてを敬うことです。そのよう な素晴らしい環境にいて満足できない人は想像できませんが、この質問者と同じ考えの人はその世界の暮らしについて読むことを勧めます。(2008年7月2 日マシュー君のメッセージ(6)“2012年についてのエッセイ”)

17. あなたの二つのメッセージはどう両立するのか説明して下さい。”バランスしているものは唯一光だけです”と”バランスは光と闇の融和です”。 また、”魂のあらゆる転生のゴールはバランスを達成し、神と再統合することです”という意味を説明して下さい。

18.  神・・この宇宙の至高存在をどう呼ぼうと・・は創造主のバランスある純粋な光と愛のエネルギーエッセンスの一部です。そしてこの宇宙の肉体を持つあらゆ る魂は、経験する形としての神の”個人的”な一部です。そのようにして、それぞれの魂はバランスされたエネルギーを持って肉体生に転生してくるのです。そ こにはその”始まり”の完全なる気づきがあり、それぞれのゴールは、その“自我”が魂レベルの導きに従うことで、バランスを保つことです。けれども、子ど もが親の期待に応え、そして後年には権威者や仲間、社会に順応するに従って、忘却の”ベール”が魂の気づきと自我の意識的知識のあいだに降りてしまうので す。

19. そのベールは神の意図によるものです。そうすることで、それぞれの肉体生が全宇宙において幅広い多様な経験を通してもたらさ れるスピリチュアルで知的な成長に前進することができるのです。創造主の宇宙の法則である自由意思と莫大な幅をもつ意識レベルの選択を持って、魂が肉体化 するたびに、次のより高い存在に進化するために必要なバランスを得る無制限の機会が与えられます。この進化のプロセスは宇宙全体のすべてのステーション (場)にいるすべての肉体を持つ魂に与えられています。幾代にも渡る闇の影響に屈して、地球住民の集合意識が数千年にわたって急激に堕ちたために、彼女 (地球)の人間たちが光を受け入れて第四、そして第五密度へと元に戻りつつあるのです。

20. さて、すべての参加者は生前の合意で、そ れぞれの役割を選んでいます。それは、お互い分かち合う転生において他のすべてに対する無条件の愛が基盤になっています。第三密度での穴埋めをすること、 また終わっていないカルマ学習を完成させることでバランスある経験に導くことを通して、この合意は参加する魂がすべて恩恵を受けるようになっているので す。必要があって、ある魂の役割はふつうよく”闇”と呼ばれる範囲になりますが、それは光の反対にあるように見えるからです。でも、闇は光がないことで す。そして、光と愛は同じエネルギーでただ単に現れの違いですから、闇とは愛がない状態と言えます。闇パワーに捉えられた人を癒す唯一の方法は、その”空 隙”を、魂の根源的エッセンスである愛で埋めてやることです。ちょっと話が逸れてしまいましたが、これは重要なポイントです。

では、”闇 ”や”悪者”を演じてやることで相手の魂にバランスを達成する機会を与えることに合意する魂の話に戻りましょう。例えば、ある転生である人が戦士として敵 の戦士を虐待し殺すときは、べつの転生ではこの二人の役割が逆になり、それぞれのバランスを達成する機会を得るのです。魂のレベルで、それぞれが異なる転 生で相手のために両方の役割を演じることを進んで引き受けるのですから、光と闇の融和ができるのです。これはこの惑星地球上の何十億の魂すべてだけでな く、僕たちの宇宙全体にいる計り知れない数の魂すべてに言えることです。あらゆる天体もひとつの魂だと考えれば、なぜ宇宙が絶え間なくバランス運動をして いるのか理解できるでしょう。

22. 神との再統合とは、すべてがひとつというワンネスにあって、私たちが不可分であることの始まりに、 完全なる気づきをもってただ戻ることです。高い密度にいる宇宙文明人たちはこのことを知っていますが、第三密度の意識はこの知識を妨げているのです。そし てその代わりに、人間は誰でも皆孤立していて、神から離れた存在だと広く信じられています。あるいは、神の存在をまったく信じていません。

23. 私の人生に起こることについてあるサイキック(霊能者)の予言はいくつかは当たっていましたが、ほとんどは違いました。サイキックの情報はどこから来るのでしょう。そして正しかったり間違っているのは何故でしょう?

24.  スピリチュアルに高く進化したサイキック能力のある魂は”予言”をしません。僕がこれから説明するのはそのような能力を持った人たちのことです。という のは、このサービスをしている多くの人たちにはそのような高い能力がないからです。依頼人のデータをはっきりと”リーディング(読み取り)”していると 思っているかもしれませんが、その能力が充分でなかったり、明晰性を妨げるなにかストレスの掛かる状況でリーディングをしているのかもしれません。偽って いることを知りながらやっている人たちは、巧みに依頼人から情報を引き出し、それに尾ひれを付けてリーディングするのです。

25. さ て、あなたたちが情報を求めることが“鍵”になって、サイキックリーダーやサイキック仲介人や霊媒があなたたちのアカシックレコード・・あなたたちのすべ ての転生記録・・に入ることになりますが、それはそれ以外は厳重に”封印”されていて、あなたたちの魂でも入ることはできないのです。これは保護対策で あって、利己的な魂によって勝手に記録が改ざんされないようにするためです。愛の絆のエネルギーと同様に、必要とあればどこにでも助けに行くという魂たち の使命のために、他の多くの魂たちがリーディングをしにやって来ることがあります。霊体の家族や友人たち、あなたたちの守護天使、スピリットガイド(注: 天使以外の肉体のない存在)、あなたたちが他の転生で一緒にいた肉体を持つ宇宙文明人の魂です。また、サイキックは自分自身の特別な情報源(ソース)から あなたたちのデータを受け取るかもしれません。また、稀に見る場合ですが、宇宙のこころに直接コンタクトすることもあります。その入力すべてがあなたたち の個人的な可能性の場エネルギー・・その点でのあなたたちの人生のあらゆる思い,感情、行動のエネルギー・・に加えられます。リーディング時点における人 生の様々な領域でのエネルギー運動量が可能性、確率性そして確実性を示すのです。明晰なサイキックはどれがどれかを認識できます。さて、そのリーディング の後のあなたたちの自由意思による選択とエネルギーの集中が、あなたたちの可能性の場に影響していきます。ですから、リーディングの時には確かなことで あっても、単なる可能性になったり逆になったりすることもあります。それをあなたたちは”間違った予言”と思うのです。

26. 僕が今 言ったサイキックのような人たちからの個人的データは実際一人ひとりにとても役立てることができます。もしそうでなかったら、地球にはこのような特別な才 能に恵まれた人たちはいないでしょう。あらゆるものは何か目的をもって存在しているのですから。これから僕が言うことはそのような情報をもたらすものとは 関係ありません。あなたたちの世界で、あまりにも多くのことが起きているこの時期に、もっと頻繁にメッセージが欲しいと読者が言って来ています。中には週 ごとの最新情報はどうかと言う人もいます。それは出来ないことをあなたたちが理解することが重要です。

27. このメッセージの目的は常 に、今地球に起きていることと繰り返される幾多の転生の理由を宇宙的な意味で説明して、スピリチュアルな導きを与えること、そしてあなたたちが創造する手 助けをしようと地球に来たその世界を垣間みえるようにすることです。僕たちは、あなたたちが何故素晴らしいパワーある魂なのかについて、光と闇の相反する エネルギー力について、光の吸収の決定的な重要性について、そして僕たちの宇宙ファミリーメンバーたちがあなたたちを支援している基本的な方法について話 しました。僕たちは第三密度ではないスピリチュアルな世界と肉体をもった宇宙文明人たちの暮らしについて、何故宗教的ドグマ(教条)が造られたか、そして 思考のパワーと恐れのパワーについて説明しました。

28. メッセージのいくつかには、神による”私とはだれか”の説明とNESARAの 詳しい話といった重要な情報をより広範囲に得られるように、”マシューブック”からの抜粋が含まれています。このメッセージは国の政治や経済の公開討論の 場としてあるわけではありませんが、それらの話題は、黄金時代のマスタープランの中でそれらが注目に値する範囲で扱われています。僕たちは希望と楽観と勇 気を与える中で、核戦争が起きないことや地球の陸地や海の大部分では大きな変化がないこと、そして、2012年までの移行時期の間には環境破壊からワクチ ンや低周波波動、不正な法律、そして他の恐ろしい支配といったものに到るあらゆる害を与えるものが世界中でなくなるのは確かだと言いました。

29.  この総合的な情報と90にもなるメッセージで送られたさらに多くの情報は時間を超えていつでも啓示的な価値があります。すべてはお互いに関係しているの で、その多くが何度も繰り返して言われています。ですからその点で言えば、”僕たちの仕事は終わった”とも言えるでしょう。けれども終わっていないところ があります。僕たちの主な目的の一つは、あなたたちが外に情報を依存することを止めさせて、自己のうちに求めるように仕向けることです・・あなたたちの答 えはあなたたちの魂のうちにあるのです。あなたたちは持って生まれた見極める能力を開発し、直感を信じることで答えを見出すことができます。魂のこの本質 的な進化レベルに到達するためのガイドラインを話してあります。

30. 要するに、最新情報を頻繁に出すことは今の報道記者たちの仕事で す。そのような考えは僕たちにはまったくありません・・スピリチュアルな情報提供の使命と目的に反することになります。魂のレベルで、そしてもう今では意 識レベルでもなっていて欲しいですが、僕たちとあなたたち全員が合意した通りに、僕たちがあなたたちのためにここにいることをあなたたちは知っています。 それは、自己発見の転生の旅の途上のあらゆる瞬間に、癒すエネルギーである僕たちの愛があなたたちと共にあることです。

_______________________________

スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Message
訳文責: 森田 玄

【転載終了】


政権交代は、小沢代表以外為し得ない!!

2009-04-17 15:30:18 | 国際・政治

傾聴すべき、戦術論!!
政権交代戦略は、
次期総選挙に勝利するしかない!!




 

 今、小野寺光一氏の戦術を重視しなければならない!!

全くもって、時機を得た論理である。同感!!


小沢一郎代表あいさつ
http://www.youtube.com/watch?v=5rdayGWsggY
</object>。


【転載開始】国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン
http://www.mag2.com/m/0000154606.html
3年連続まぐまぐ大賞政治部門第一位受賞!わかりやすい!面白い!得をする!
政治経済の裏にある「あなたが絶対に知らない」情報を発信します。
政治経済の謎が解ける独創的な情報分析マガジンです。
過去記事http://blog.mag2.com/m/log/0000154606
※見やすい過去記事一覧http://groups.yahoo.co.jp/group/onoderakouichi/messages
2009年 4月11 日配信

<民主党はへび(自民)と戦うときにマングース(官僚)も敵に回すな>

<民主党は敵を増やしてはいけない。自民に絞れ。
官僚天下り廃止論を一時的に封印せよ>

<民主党は小沢一郎体制を堅持せよ>

あと一歩のところで政権交代せずに
民主党は壊滅するのだろうか?

ほんの少しのほころびが致命傷になる、
そういった選挙戦になるだろう。

あと一歩のところで、
ほんの少しの気の迷いが
雌雄を決する。

勝てば官軍。負ければ地獄である。

<どんなことがあっても小沢一郎
党首で選挙戦に臨め>
小沢一郎が党首のままで選挙戦を戦わないとだめだ。

過去に選挙が、私のアドバイス通りに
いったことがある。

それは初めて国政選挙で
民主党が勝利した
参議院選挙である。

<民主党選挙大勝利の要因>
このときは、

党首が小沢一郎であり、

官僚を敵対視する政策を唱えなかった。
マニフェストに官僚天下り廃止にしますと明記しなかった。
だから官僚は敵に回らなかった。

高速道路無料化論を掲げなかった。
マニフェストに高速道路無料にしますとは書かなかった。
だから建設業者は、敵にまわらなかった。

自民党と対立して
「自民党と俺たちは違う存在なんだ」という姿勢を明確に打ち出した。

つまり、「自民党に不満をもっている諸君は、投降せよ。我に力を
与えたまえ」ということだ。

<敵を多数にするな。一つにしぼれ>
敵を、自民党に絞ったのである。
これが最大の勝利の要因である。

むやみやたらにほかの存在も敵にまわさなかった。
これは重要である。

多くの人に「自民党よりは民主党のほうがいいや」
と思わせた。


以上のことを民主党はやった。
<党首を小沢一郎にすることで従来の与党支持層を
取り込んだ>

つまり党首を小沢一郎とすることで
従来の自民党支持者や
国政の中枢にいる人たちからの支持を得た。
実はこれは大きい。多くの影響力をもっている人たちだからである。

<日本で真に景気対策を理解している政治家>

金融界の人からも小沢一郎は景気対策を理解している
ので歓迎された。

マニフェストに官僚を敵対視する政策
つまり「官僚の再就職廃止論(天下り 廃止論)」を唱えなかった。

このため官僚の方でも民主党政権でいいとなった。
これは重要である。
官僚は、この小泉政権以降、とても犯罪的なことを
政治がやっていることを知っている。

だから
彼らに、そういったことを告発する動機を与える必要がある。

そのためには天下り廃止論を一時封印すべきである。

<社会保険庁の国を憂う役人の誰かが、真相を知らせたので明るみに出た「消えた年金」>

社会保険庁の「消えた年金」の情報提供が、おそらく役人側から
なされた。多分、このまま民営化に移行したら国民が犠牲になることを
いきどおって行動している社会保険庁の役人がいたのだ。

それを長妻議員がとりあげて大々的にやっていった。
長妻が活躍できたのは実は国を憂う役人の協力があったためである。

<高速道路無料化論は建設業者の票を自民に回す働きをする>
そして民主党は
高速道路無料化論を封印した。マニフェストに書かなかった。

突然無料化しても渋滞ばかりになるだけだし、
これまでの借金は国の税金で返すのだから
ひどい政策である。

多分理解していないのだ。

それ以上に建設業者はこういう政策を支持するわけがない。

したがって高速道路無料化論を
ひっこめたため建設業者を敵にまわさなかった。

実はこれが決定的に重要だった。

<当時の安部政権は、官僚と建設業者を敵に回した>

つまり当時の安倍政権は官僚と建設業者からの
協力を得られず、それが雌雄を決したとも
言われている。

<民主党の分析は的外れ>
ところが、民主党の分析では、参議院選挙の勝利要因は
きちんと分析されていないように思う。

何が原因で勝利したのか彼らは不明なのである。

民主党は、よくこういう。

<民主党のキャッチフレーズ
すかっとさわやか民主党の人気取り>

官僚の天下りは廃止します。
高速道路は無料化します。

これでは、官僚の側が内側から鍵を開けることは不可能となる。

<東京電力の面接で原子力発電所廃止を唱える学生の命運>
つまり、東京電力の面接で面接官に
大学生が「御社の原子力発電政策
は間違っています。私が入社したら
すぐに原発を全廃します。」ととうとうと持論をぶって
瞬間的に落とされるのと同じことである。

本当に原発政策が間違っていると思っているのなら
原発政策が間違っているというところには
触れずに
入社してから原発政策の代替案を研究して
実現化させればいいのだろうが
それを学生が面接官の前で言ってしまっては
瞬時に落とされるのは明らかである。

いつも民主党は野党のときにそれをやっているのだ。

アフガニスタンの問題にしても米国共和党のマケインに
持論を、野党の間にぶつ必要はない。

反対だというと、こいつは反対なのかと
米国軍需産業は警戒を強めてくるだけで
また罪をねつ造をするかもしれない。
ろくなことはない。

野党である限り何もできないからだ。

<日本の行く末を真剣に考えているのは小沢一郎だけ>

結局なんだかんだいって
日本という国家の行く末を
もっとも深く考えているのは小沢一郎である。

小沢一郎に限り、
官僚の問題にしても
軍事問題にしても
原発政策にしても
およそ何の問題にしても
全権委任してもかまわないと
思っている人が多いから
勝利できるのである。

しかし、野党のうちから
主張すると、だめなのである。

特に今まで主張してきたのだから
多くの人は理解しているだろう。

それをことさらにマニフェストに
入れるから敗北するのだ。

<前原という自民党ハケンもどき>
そして補正予算案を60日使って
精一杯抵抗すべきだという
議論を封じているのが
前原氏である。

いつも前原氏はまるで
自民党の派遣社員なのかと
思うような「持論」を展開している。

今回も「補正予算案に
抵抗することは国民から
、民主党が止めている」と
非難されるはずだと述べている。

これはこうともいえる。
「補正予算案に
抵抗することは自民党(別称 国民)から
民主党が止めている」と
非難されるはずだといえる。

<腰抜け野党ぬらりひょん民主党>
国民の側からすれば、「腰抜け野党」に見えるだけである。

「別に民主党を選んでも自民党と同じじゃないか」と思われるだけだ。
民主党の若手は
芯がない、コロコロ意見が変化する。
ぬらりひょん民主党という名称に変えたらどうか?

よく言われる間違った論調は、
「小沢一郎党首だと有権者は、古い自民党と同じだと思っていやがる」という
マスコミの論調がある。

これは実際は逆である。

「前原氏や若手は自民党の2世政治家たちと同じだ、無責任でいい加減だ」
と多くの有権者から思われているのだ。

有権者は「小沢一郎なら、今までの一貫した行動から信頼できる」
と思っているのである。なぜなら本気でなければ
あんな自民党を飛び出して小政党をつくって
2大政党までこぎつけるという行動はできないからだ。

今回の検察騒動でもはねかえす実力があるのは小沢一郎だけである。

<岡田用のスキャンダルがある>
岡田に党首交代した時点で岡田用のスキャンダルまで用意されているらしい。

<補正予算案に抵抗勢力のすすめ>

民主党は、小沢一郎を党首のまま選挙戦に臨み、

最大限、自民公明と違うんだとアピールすべく補正予算案に抵抗しなければなら
ない。

消費者庁法案に修正案を出して合理するなどは行ってはならない。

企業停止の権限を集めるなど恐ろしい法案である。


メーカーのえん罪が増えるだけだ。

国民の政治への「不満」にスポットをあてるべきだ。
かんぽの宿を取り上げ続けるべきだ。

<へびと戦うときにマングースと戦うな>

官僚天下り廃止論を封印すべきである。
野党でいる限り、国策捜査にあうだけだ。

三者三様で
小沢一郎氏はねつ造された報道がなされているし
官僚の人たちもブラックPRを受けているのである。

つまり日本でまともに仕事をしてきた人たちは
ほとんどねつ造されたうわさを流されて失脚を図られている。

高速道路無料化論を封印して今の
大渋滞政策の不備にスポットをあてよ。
「不満」に焦点をあてるのである

高速道路問題は、
もう一度どうなっているか
わかりやすく書き直す必要がある。

「日本でまともに仕事をしてきた人たちは
すべてねつ造されたうわさを流されて失脚を図られている。」

これは現在では小沢一郎である。次期総理大臣であるとされている人物だ。

ほんの少し前は
日経エコノミストランキング第一位だった植草一秀氏である。竹中の代わりに財
務大臣に起用されるのではないかと記事が
のった直後に、でっちあげ痴漢容疑で拘留された。でっちあげの
証拠→検察の国策捜査→裁判で有罪という
      流れになった。途中でいくら裁判がおかしいと主張しても、国策捜
査であるため、有罪にされてしまった。

高速道路改悪をすると金利がはねあがって国民につけがまわる
と反対していた藤井元道路公団総裁が失脚。

厚生官僚として「最後の良識派」といわれる岡光氏が失脚。官僚転落を読むと冤
罪だった可能性が高いことが伝わってくる。
         このときは、「マスコミをさわがせたから」といって「騒が
せたからとにかく辞任せよ」と辞任させられている。
         このあとに事務次官になった人物が、ついに小泉側と一緒に
年金を改悪。

この岡光後任の事務次官は最近口封じのためなのかヒットマ
ンらしき何者かに惨殺された

         そのあとで「30年前に殺された犬のかたきだ」と主張する
替え玉が出現したが 茶番である。

         実はこのあと、「あからさまな殺人」に、急激に麻生支持率
は下落している。

         実は麻生政権の支持率が激減した最大の理由は、平気で、政
権に都合が悪い人物が葬り去られる

         ということを多くの人が知ってしまったからではないか?

外務官僚として「北方領土交渉をして返還寸前まで行った佐藤優氏が失脚。ねつ
ぞうされた犯罪

→検察による国策捜査→国策裁判でも有罪にさせられる。

       「北方領土返還運動をしていた鈴木宗男が失脚→マスコミが騒い
だため別件逮捕→結局起訴できなかったが大打撃を受ける。

     そのほか、小泉政権を批判して左遷されたマスコミ関係者多数。植草
氏と同じような、不自然な痴漢容疑で
     失脚させられた、抵抗勢力である官僚は多数に上る。

    問題の癒着というのは、
機密費をもらうマスコミと、CIA、CIAから資金提供を受けていた岸の流れ
をくむ政治家、小泉構造改革派官僚、
亡国のイージ○ではないか?


小沢一郎が仮に滅ぼされてしまったら、選挙で自民党が勝利してしまうだろう。
その数ヵ月後に日本は滅亡するに違いない。
小沢にすべてがかかっているのである。

小沢一郎代表あいさつ
http://www.youtube.com/watch?v=5rdayGWsggY&feature=PlayList&p=A5B650EA747F9AFD&playnext=1&playnext_from=PL&index=10
再生回数: 38,414

2008年5月12日小沢一郎挨拶(地方自治体議員フォーラム)
http://www.youtube.com/watch?v=Zt3py1BhFCw&feature=related
再生回数: 1,091

結局小沢一郎のいうとおり、風まかせで勝とうとする民主党若手の体質が
問題なのである。

2008年7月14日小沢一郎代表挨拶(民主党10周年 党パーティー)
http://www.youtube.com/watch?v=3EubJLrvnSM&feature=channel_page
再生回数: 1,741

ひとつ言っておくが、多分私も含めて
「民主党そのもの」がいいと思っているわけではない。

小沢一郎が本気でやっているから多くの人が
動くのである。

民主党は最後の最後でこれ以上、もうチャンスはない。

選挙で「合議制」でマニフェストを決めるのはよくない。

小沢一郎に決めさせるべきだ。

とにかく民主党の小沢以外の国会議員は
権力の恐ろしさを知らない。

下手に官僚の意識をさかなでして敵に回したり、
建設業界を敵に回したりして
「ポーズをとる」のをやめたほうがいい。
相手がどれだけ多くの影響力をもっているかを知るべきだ。

下手にトラの尾を踏んでいったい何になるというのだ。

今回の検察の暴挙は、おそらく起こるだろうと
予測していたから、あえて提言する。

民主党は官僚天下り批判を一時的にでも封じるべきだ。
とにかく天下りが悪だと思うのであれば政権に
入ってから自分で調査すべきである。
実態は、マスコミの報道とはかなりかけ離れていることに
途中で気づく。

多分、民主党が一番大事だと思っている政策の
官僚天下り 廃止論を
一時封印すれば
この選挙は勝利するだろう。

私の持論は、もし政権に入りたいのであれば
その政権の権力者に認められて
内側から鍵を開けてもらわないといけないというものだ。

この場合、権力者とは官僚のことである。

しかし官僚天下り非難をを封印しなければ
官僚は自民党政権でいいとなる。

<日本にゲシュタポ誕生>

そうなると、現在、官僚の人事権を

自民党が握ろうとしているので
実は
日本版ゲシュタポが誕生するのである。

行政と政治が一体化して次から
次へと野党政治家が逮捕される事態になる。

まだ官僚が人事権を握られて
悪質化する前に政権交代しなければ
日本は
軍事国家となり戦争に突入して滅亡するだろう。

そういうことを
考えていれば
アフガニスタンの問題にわざわざ持論を展開するなどは
どうでもいいのだ。

むしろ政権をとるまでは戦争政策については
言わないほうがいい。

戦争反対だといえば米国が圧力をかけてくるだろうし
戦争は容認といえば日本の新聞にでかでかと書かれて
ブラックPRがなされるのだから野党であるときは
何も言わないほうがいい。


どっちみちこのままでは日本は戦争に突入してしまう。

政治日程としては、北朝鮮から横田みゆきさんが選挙期間中に返還されるだろう

お涙ちょうだいの報道一色になる。

そして東海大地震が選挙中におきる可能性がある。人工的に
地震を引き起こせる技術は
米軍は保有している。浜岡原発が一番まずい。

また新潟大地震が引き起こされる可能性も出てくる。
なぜか原発が再開したが、今度はやられる。

そしてついにインターネット弾圧が始まる。

小沢一郎の秘書のように証拠をねつぞうされて
ネット弾圧、逮捕が始まるのである。【転載終了】


森田健作氏公選法235条違反でないとの情報操作!!

2009-04-17 13:04:05 | 植草一秀

この問題の本質は、
公正か、そうでないか?
罪刑法定主義か、裁量か?
『真実』か、『偽装』か? の問題である!!


 

 偽装だろう?! 誰もがそう思っている。署名活動が、100人を目標にしていたのに対して、850人を上回った。それがその証左である。


 偽装は、許されない。偽装が許される時代は終わった。俳優森田健作は、俳優においては演技は許されるかも知れないが、有権者を演技で騙してはいけない。政治的詐欺である。


 記者会見で、説明に窮して、強弁に徹していた。身に疚しいことがあるからだ。


 この際、法治国家として、法定主義に徹して、裁量を排した捜査が求められる。そうでなければ、失態続きの検察・警察は国民の信頼を失う。政治こそ、法の遵守が求められる。


2009年4月16日

千葉地検に告発状を提出後、記者会見する県議や代理人弁護士ら=千葉市で

写真

 「不完全無所属ではないか」-。自民党の支部代表を務めながら知事選では「完全無所属」を掲げた森田健作知事。県民ら八百五十人余りは十五日、公 職選挙法で禁止された「虚偽事項の公表」に当たるなどとして、千葉地検に告発した。呼び掛け人の県議は「有権者の投票に影響した」と厳しく批判。「森田健 作氏を告発する会」(井村弘子代表)は地検の動向を見守るとともに、署名活動も検討している。 (小川直人)

 告発状などによると、森田知事は「自民党東京都衆院選挙区第二支部」の代表を務め、二〇〇四-〇七年までに企業・団体からの献金などの収入計約二 億円のうち、約一億五千万円を自身の資金管理団体に寄付し、資金を流したとされる。それにもかかわらず、自民党とは人的にも資金的にもつながりがないこと を示す法定ビラを配るなど身分を偽ったと指摘した。

 選挙戦で配布された森田陣営の法定ビラは「完全無所属」と強調し、「政党推薦の無所属」と対比させる内容だった。呼び掛け人の吉川洋県議は「無所 属か政党推薦候補かの選択を迫る内容で、有権者の投票行動は左右させられた。ビラを見た有権者は政党とは無関係だと思ったはずだ」とした。大野博美県議は 「森田知事は説明できないなら辞職するべきだ」と訴えた。

 一方、森田知事は同日、「明日(十六日)の定例会見で話す」とし、告発内容に対しての説明を避けた。

◆選挙のやり方 フェアか問題

 元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士の話 政党の公認を受けていない場合は「無所属」とするのが今の選挙のやり方で、虚偽事項かというと微妙。 ただ、選挙のやり方としてフェアだったのか問題だ。森田氏に投票した県民が「完全無所属」をどのように受け取ったか調査して、大多数が「これなら投票しな かった」と言えば、公正さの面から責任を負わないといけない。森田氏が代表を務める自民党支部への献金は、「完全無所属」を掲げる森田氏の政治活動には絶 対に使ってはならない。


【転載開始】2009年4月17日 (金)

Photo

植草一秀の『知られざる真実』

森田健作氏公選法235条違反でないとの情報操作

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/235-fd05.html

公職選挙法第235条を改めて確認してみる。

(虚偽事項の公表罪)
235  当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その 者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し 虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。

千葉県知事に当選した森田健作氏こと鈴木栄治氏は、自民党籍を有し、自民党政党支部長の職位に就いたまま、県知事選挙を戦った。

森田健作氏は「完全無所属」を謳い文句に選挙戦を戦った。

「完全無所属」の意味は、既成政党とまったく関わりを持たない「まったくしがらみのない」候補ということだ。森田氏は既成政党とかかわりのない候補であることをアピールして選挙を戦った。

本ブログでは、
3月29日
「偽装無所属森田健作候補当選に動揺する必要なし」
4月1日
「森田健作氏公選法虚偽事項公表罪で当選無効か」
4月12日
「「さらば森田と言おう!」と立ち上がった有権者」
などの記事を掲載してきた。

4月1日付記事
「企業献金全面禁止提案が金権体質自民党を撃破」
には、千葉県民が刑事告発することが必要と記述した。

4月15日、県内の市民を中心としたグループ「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)メンバーら854人が、森田健作知事(59)を公職選挙法(虚偽事項の公表)違反などの容疑で千葉地検に告発状を提出した。

告 発状によると、森田知事は東京都の自民党支部の代表者でありながら、知事選中に配った法定ビラで「政党より県民第一」などと記載し、身分について虚偽の事 項を公にしたとしている。また、知事が代表を務める同党支部が05~06年、外国人などの持ち株が比率50%超の企業から980万円を受け取った政治資金 規正法違反容疑も指摘した。

この問題については、「カナダde日本語」様「晴天とら日和」様「きっこのブログ」様が包括的な情報を提供され、また、「地獄への階段」様「ひげログ人」様「雑談日記(徒然なるままに、。)」様「狐と狸とカラスどもに怒りを」様「永瀬ユキのブログ」様など、多くのブロガーが問題を指摘されてきた。

4月15日の刑事告発を受けて、マスメディアもようやく本格的な報道を始めたが、この問題の最大のポイントは、公職選挙法第235条違反容疑である。この条項に違反したと認定されれば、森田氏の当選は無効になる。

テレビ番組は森田氏の行動が公職選挙法に抵触しないと述べる「専門家」を登場させ、「法的な問題ではなく同義上の問題が問われる」と論議を誘導しているように見える。

この問題が表面化する直前、メディアを支配した問題は小沢代表秘書の政治資金規正法違反での逮捕、起訴だった。

森田氏の問題を考察するためには、日本国憲法が定める「法の下の平等」、「罪刑法定主義」を十分に吟味する必要がある。

フランス人権宣言(1789年)第6条を改めて引用する。
第6条(一般意思の表明としての法律、市民の立法参加権)
「法律は、一般意思の表明である。すべての市民は、みずから、またはその代表者によって、その形成に参与する権利をもつ。法律は、保護を与える場合にも、処罰を加える場合にも、すべての者に対して同一でなければならない。すべての市民は、法律の前に平等であるから、その能力にしたがって、かつ、その徳行と才能以外の差別なしに、等しく、すべての位階、地位および公職に就くことができる。」

また、「罪刑法定主義」とは、
「ある行為を犯罪として処罰するためには、立法府が制定する法令(議会制定法を中心とする法体系)において、犯罪とされる行為の内容、及びそれに対して科される刑罰を予め、明確に規定しておかなければならないとする原則のことをいう。

公権力が恣意的な刑罰を科すことを防止して、国民の権利と自由を保障することを目的とする。事前に法令で罪となる行為と刑罰が規定されていなければ処罰されない、という原則である。」
というものだ。

日本国憲法第31条は、
31 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
と定めている。

最も重要なのは、公職選挙法第235条が何を規定しているのかである。同条文の運用において、これまで、政党に所属する議員であっても、政党から「公認証書」が交付されず、立候補届け出に際して、所定の「所属党派証明書」を添付しない場合には、「無所属」候補として選挙運動を行うことが、当該規定に抵触しないとされてきた。

したがって、森田氏が自民党の党籍を持ちながら、「無所属」候補として選挙を戦ったとしても、そのこと自体は、これまでの同法の運用を踏まえても、「違法」ではないと考えられる。

しかし、今回の森田氏のケースは、政党籍を持つ者が、単純に「無所属」候補として選挙を戦ったのとはまったく違う。

もう一度、公職選挙法の条文を確認してみる。条文は以下の通りだ。
当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。」

太字部分を原文に即して考える必要がある。

森田氏が「当選を得る」目的をもって「虚偽の事項」である「完全無所属」の表現を用いたことは明らかである。

森田氏は「政党と関わりのある無所属候補」と対比させる意味をもって、自分自身を「完全無所属」の候補であると有権者に訴えた。

「低気温のエクスタシーbyはなゆー」様が提供くださった、森田氏の選挙用チラシを改めて確認してみよう。

1_2  森田氏は、チラシに大きな文字で、
「完全無所属候補と政党推薦無所属候補は 何が違うの?
と強調し、「完全無所属」候補が、「政党とまったく関わりを持たない」点を強調した。

選挙時点での世論において、最も重要な問題になっていたのは「政治とカネ」だった。自民党の金権体質が問題とされてきたが、小沢代表の秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴されたことを契機に、マスメディアは「自民もだめだが民主もだめだ」との世論を喚起した。

これが、千葉県知事選挙向けの情報操作であった疑いさえ存在する。いずれにせよ、既存政党に対する否定的空気が醸成されたことは確かだ。

森田氏がこの状況下で「完全無所属」を強調し、「政党と関わりのない候補」であることをアピールした。公職選挙法の条文にある「当選を得る目的をもって」、「完全無所属」という「虚偽事項」が公表されたのである。

2 チラシ下段の次の表現が重要だ。
29は政党より千葉県民第一の候補者に投票しよう!

名 誉棄損訴訟では、「一般読者の普通の注意と読み方を基準として解釈した意味内容」が問題とされる。森田氏のチラシにある「完全無所属」の表現を、「一般人 の普通の注意と読み方を基準として解釈した意味内容」で考えると、「政党とまったく関わりを持たない」との意味になることは明白である。

法 律の条文解釈は、明確でなければ危険極まりない。公職選挙法第235条を正しく解釈するとき、条文を注意深く読み取る限り、森田氏の行動は、選挙で「当選 を得る」ことを目的とし、政党に所属するのに政党と関わりがないとの「虚偽事項を公表」したもので、明らかに同条文に抵触するものである。

テ レビ番組が岩井奉信日大教授を登場させ、同氏が「刑事事件として立件できないのではないか」と発言するが、根拠はまったく示されていない。岩井氏は私が 21世紀臨調政治部会の主査をしていたときに、部会のメンバーに名を連ねていた政治の専門家である。岩井氏は与党の意向を受けて、「立件が難しい」との感 想を示しているのではないかと邪推してしまう。

こ の問題では、この条文の解釈そのものが決定的に重要な意味を持つ。条文を「一般人の普通の注意と読み方を基準」に解釈する限り、森田氏の行動は明らかに条 文に抵触すると考えられる。岩井氏は政治の専門家ではあっても、必ずしも法律実務の専門家ではないのではないか。また、「専門家」でも意見が分かれる場合 があるし、それ以上に、まずは「条文そのもの」が重要である。

テレビ番組で問題を考察する場合、235条の条文をパネルに示して論議を進める必要がある。条文と離れて、「専門家」とされる人物が、「偏向した見解」を表明したとして、その解釈を視聴者に押し付けるのであれば「偏向報道」になる。

そもそも法律は専門家のためのものではなく、国民が使用するものだ。「かんぽの宿」問題でコメントを提供した川口有一郎氏がオリックスと強い関わりを有していたことも判明した。テレビ局は、専門家コメントを得る際に、「公正性」を厳格に重視しなければならない。

マスメディアは森田氏の行動が公職選挙法235条違反には該当しないとの判断を既成事実化しようとしているように見えるが、条文を正確に、慎重に、厳正に解釈する限り、適法行為であるとの主張に無理があるのではないか。

小 沢氏の秘書逮捕では、法律の解釈を曲げてまで秘書を逮捕したように見える。与党系知事だから法解釈を歪めてまで無罪放免にするというなら、日本の警察、検 察行政に対する信頼は、根底から完全に崩壊することになる。刑事告発した市民団体は、正当な主張を展開することを躊躇すべきではない。法律解釈は「お上」 が決定権を持つのでなく、「普通人」の「公正な判断」に委ねられるべきものである。「正義の判定」を勝ち取るべく、闘い抜く覚悟を持つべきだ。【転載終了】

不思議な少年!! その20

2009-04-17 12:35:30 | 物語

イエス十二歳宮に居る、律法の博士と議論す!!


 聖書によると、

《ルカによる福音書 / 2章 46節~50節
そして三日の後に、イエスが宮の中で教師たちのまん中にすわって、彼らの話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。聞く人々はみな、イエスの賢さやその答に驚嘆していた。 
 両親はこれを見て驚き、そして母が彼に言った、「どうしてこんな事をしてくれたのです。ごらんなさい、おとう様もわたしも心配して、あなたを捜していたのです。」するとイエスは言われた、「どうしてお捜しになったのですか。わたしが自分の父の家にいるはずのことを、ご存じなかったのですか。」 
 しかし、両親はその語られた言葉を悟ることができなかった。》

とある。イエス幼少年期のこれぐらいでなかろうか。

<真珠雲か?>Img_2383

 


 イエスが立派のは、素晴らしいその智恵と行為にある。決して、素晴らしいとされるから立派なのではない。それは聖書からも窺える。が、十全ではない。滑落しているからである。取りわけ、少年期、青年期については皆無と言っていい。それは仕方のない部分もある。


 最も活躍した時期は30代。最も物議を醸した時期でもある。故に、大きく注目され、且つ又、攻撃も受けたであろうが、記録も多く留められたであろう。それまでは、知る人ぞ知るが、大きくは知られても居なかったであろうし、知るものは近親者若しくは関係する一部の取り巻きしか居ない。その取り巻きは、必ずしも、イエスの偉大性を予見してものばかりではない。当然である。


 幼きイエスを前にして、サンヘドリンの首長ヒレルの素直な姿勢が微笑ましい。そのサンヘドリンが、後にイエスを十字架に架けるのである。


 再びニルサレムの大祭となり、ヨセフとマリヤがその子を連れてそこに行った。時にイエス十二歳。エルサレムにはユダヤ人と諸国の改宗者が集まっていた。


 イエスは宮の広問で祭司と榑土の中に座を占めていた。そしてイエスは予言書を開いて読んだ。


 「禍なる哉ダビデの住みし町、アリエルよ、禍なる哉、われアリエルの武装を解かん、かくて、アリエルは嘆きて啼(なげ)かん。われ仇(あだ)のとりでをもてこれをとりかこまん。かくてわれこれを低くし、これは地より語らん、狎(な)れ狎れしき(=慣れ慣れしき:同義)巫女の如く、声なく抑えて語らん、ただささやきて語らん。


 その時無数のあだは、塵のごとくにわかにおそい来らん。万軍のエホバは雷電、暴風、地震、焼き尽す焔をもておそい来らん。見よ、これらすべての民らはわれを捨てたり。口をもてわれに近づき、口唇をもてわれをうらやめども、その心はわれに遠ざかれり。われをかしこみおそるるは人の誠命(いましめ)によりて教えられしのみ。


 この故にわれこの民イスラエルのなかにて、奇しき息を吹きかけん。智者の智恵は失せ、さとき者のさときはかくされん。)わが民はおのがはかりごとの見られざらんために、これをエホバに深くかくさんとす。彼らは夜の暗きにありておのが仕事をかくさんとして言う、誰が今われを見んや。誰か今われを知らんやと。


 あわれおろかなる考よ、造られし者が造り主に、彼は無用な者、われは自らを造れりと言うを得んや。また壷(つぼ)は口を開き、陶工に向って、なんじにたくみなし、なんじは何も知らずと言うべきや。されど、永くはかかることあらじ、やがてレバノンは肥沃の良田となり、良田は変じて小森となる時来らん。


 その日みみしいは神の言葉を聞き、めしいは神の記録書を読まん。苦しめる者はなぐさめられてよろこびにあふれ、すべて乏しき者は満たされ、すべて愚かなる者はかしこくならん。)民は帰り来て聖なる者を聖別し、心のなかの心にて、見よこれをあがめまつらん。」(イザヤ書二九)


 イエスがこれだけ読みおわると、書をそぱに置いて言った、「あなたがた、律法の先生たち、この予言者の言葉を解釈して下さいましょうか。」


 ヒレルは律法教師たちのなかに居ったが、立ち上がって言った、「恐らく今この言葉を読んだ若いラボニが解釈者でありましょう。」


 そこで、イエスは言った、「予言者の言うアリエルとはわれらのエルサレムです。利己主義と残酷とによって、この民はエロヒムに対して悪臭となった。予言者は遠くから今の時代を見て、この時代をかく言いました。


 われわれの博士、律法家、祭司、学者は、自分たちは賛沢に暮らしながら、貧民をしいたげています。イスラエルの犠牲や供物は神にはいまわしい物に過ぎない。神の求め給うただ一つの犠牲は自我です。人が人に対してかかる不正、残酷な行為をするから、聖なる方はこの国民について言います。


 

 『見よ、われ顚覆(くつがえ)さん、然り、くつがえさん、くつがえされん。その権威を持つ者の来るまで、その跡形(あとかた)さえも残らざらん。』(エゼキエル書二一・二七)


 全世界には一つの正義の律法があります。これを破る者は悩みを受けます。神は正しいからです。イスラエルは逢かに迷い出しました。公正と人間の権利を顧みません。されば、神はイスラエルを改革して、再び聖道に帰ることを求め給います。


 しかし若しわれらの民が神の声を聞かねば、見よ、遠くからもろもろの国民が来て、エルサレムを掠め荒し、われらの宮をこぼち、われらの民を外国に捕虜として連れて行きましょう。)しかし、これは永く続かない。たとい遠く広く散らばり、飼う者なき羊の如く、地上の国民の間に此処彼処(ここかしこ)にさまようとも、



 神は捕(とら)われの群集を連れ戻す時が来ましょう。イスラエルは帰って来て、平和に住みます。かくて数年の後、われらの宮は再び建ち、神のあがむる者、心の清き者の喜ぶ者が来て神の家を誇りとし、正義を以て支配するでしょう。」


 かく語ってイエスは座をはずした。人々はみなおどろいて言った、「これは屹度(きっと)キリストだ。」


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】


第五部 イエスの幼少時代と初期の教育

第十九章 イエス十二歳宮に居る。律法の博士と議論す。予言者の書を読む。ヒレルの求めに応じて予言を解釈す。

1)再びニルサレムの大祭となり、ヨセフとマリヤがその子を連れてそこに行った。時にイエス十二歳。

2)エルサレムにはユダヤ人と諸国の改宗者が集まっていた。

3)イエスは宮の広問で祭司と榑土の中に座を占めていた。

4)そしてイエスは予言書を開いて読んだ。

5)「禍なる哉ダビデの住みし町、アリエルよ、禍なる哉、われアリエルの武装を解かん、かくて、アリエルは嘆きて啼(なげ)かん。

6)われ仇(あだ)のとりでをもてこれをとりかこまん。

7)かくてわれこれを低くし、これは地より語らん、狎(な)れ狎れしき巫女の如く、声なく抑えて語らん、ただささやきて語らん。

8)その時無数のあだは、塵のごとくにわかにおそい来らん。

9)万軍のエホバは雷電、暴風、地震、焼き尽す焔をもておそい来らん。

10)見よ、これらすべての民らはわれを捨てたり。口をもてわれに近づき、口唇をもてわれをうらやめども、その心はわれに遠ざかれり。われをかしこみおそるるは人の誠命(いましめ)によりて教えられしのみ。

11)この故にわれこの民イスラエルのなかにて、奇しき息を吹きかけん。智者の智恵は失せ、さとき者のさときはかくされん。

12)わが民はおのがはかりごとの見られざらんために、これをエホバに深くかくさんとす。彼らは夜の暗きにありておのが仕事をかくさんとして言う、誰が今われを見んや。誰か今われを知らんやと。

13)あわれおろかなる考よ、造られし者が造り主に、彼は無用な者、われは自らを造れりと言うを得んや。

14)また壷(つぼ)は口を開き、陶工に向って、なんじにたくみなし、なんじは何も知らずと言うべきや。

15)されど、永くはかかることあらじ、やがてレバノンは肥沃の良田となり、良田は変じて小森となる時来らん。

16)その日みみしいは神の言葉を聞き、めしいは神の記録書を読まん。

17)苦しめる者はなぐさめられてよろこびにあふれ、すべて乏しき者は満たされ、すべて愚かなる者はかしこくならん。

18)民は帰り来て聖なる者を聖別し、心のなかの心にて、見よこれをあがめまつらん。」(イザヤ書二九)

19)イエスがこれだけ読みおわると、書をそぱに置いて言った、「あなたがた、律法の先生たち、この予言者の言葉を解釈して下さいましょうか。」

20)ヒレルは律法教師たちのなかに居ったが、立ち上がって言った、「恐らく今この言葉を読んだ若いラボニが解釈者でありましょう。」

21)そこで、イエスは言った、「予言者の言うアリエルとはわれらのエルサレムです。

22)利己主義と残酷とによって、この民はエロヒムに対して悪臭となった。

23)予言者は遠くから今の時代を見て、この時代をかく言いました。

24)われわれの博士、律法家、祭司、学者は、自分たちは賛沢に暮らしながら、貧民をしいたげています。

25)イスラエルの犠牲や供物は神にはいまわしい物に過ぎない。神の求め給うただ一つの犠牲は自我です。

26)人が人に対してかかる不正、残酷な行為をするから、聖なる方はこの国民について言います。

27)『見よ、われ顚覆(くつがえ)さん、然り、くつがえさん、くつがえされん。その権威を持つ者の来るまで、その跡形(あとかた)さえも残らざらん。』(エゼキエル書二一・二七)

28)全世界には一つの正義の律法があります。これを破る者は悩みを受けます。神は正しいからです。

29)イスラエルは逢かに迷い出しました。公正と人間の権利を顧みません。されば、神はイスラエルを改革して、再び聖道に帰ることを求め給います。

30)しかし若しわれらの民が神の声を聞かねば、見よ、遠くからもろもろの国民が来て、エルサレムを掠め荒し、われらの宮をこぼち、われらの民を外国に捕虜として連れて行きましょう。

31)しかし、これは永く続かない。たとい遠く広く散らばり、飼う者なき羊の如く、地上の国民の間に此処彼処(ここかしこ)にさまようとも、

32)神は捕(とら)われの群集を連れ戻す時が来ましょう。イスラエルは帰って来て、平和に住みます。

33)かくて数年の後、われらの宮は再び建ち、神のあがむる者、心の清き者の喜ぶ者が来て神の家を誇りとし、正義を以て支配するでしょう。」

34)かく語ってイエスは座をはずした。人々はみなおどろいて言った、「これは屹度(きっと)キリストだ。」

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION V<o:p></o:p>

HE<o:p></o:p>

Childhood and Early Education of Jesus<o:p></o:p>

<o:p></o:p>

CHAPTER 19<o:p></o:p>

Jesus at the age of twelve in the temple. Disputes with the doctors of the law.
Reads from a book of prophecy. By request of Hillel he interprets the prophecies.
<o:p></o:p>

AGAIN the great feast in Jerusalem was on, and Joseph, Mary and their son were there. The child was twelve years old.
2) And there were Jews and proselytes from many countries in Jerusalem.
3) And Jesus sat among the priests and doctors in the temple hall.
4) And Jesus opened up a book of prophecy and read:
5) Woe, woe to Ariel, the town where David dwelt! I will dismantle Ariel, and she shall groan and weep:
6) And I will camp against her round about with hostile posts;
7) And I will bring her low and she shall speak out of the earth; with muffled voice like a familiar spirit shall she speak; yea she shall only whisper forth her speech;
8) And foes unnumbered, like the grains of dust, shall come upon her suddenly.
9) The Lord of Hosts will visit her with thunder and with tempest, and with storm; with earthquake, and with devouring flames.
10) Lo, all these people have deserted me. They draw to me with speech, and with their lips they honor me; their hearts are far removed from me; their fear for me is that inspired by man.
11) And I will breathe an adverse breath upon my people, Israel; the wisdom of their wise men shall be lost; the understanding of their prudent men shall not be found.
12) My people seek to hide their counsel from the Lord, so that their works may not be seen. They fain would cover up their works with darkness of the night, and say, Who sees us now? Who knows us now?
13) Poor, foolish men! shall that which has been made say of its maker, He is naught, I made myself?
14) Or shall the pot speak out and say to him who made the pot, You have no skill; you do not know?
15) But this will not forever be; the time will come when Lebanon will be a fruitful field, and fruitful fields will be transformed to groves.
16) And on that day the deaf will hear the words of God; the blind will read the Book of God's Remembrance.
17) And suffering ones will be relieved, and they will have abundant joy; and every one that needs will be supplied; and it will come to pass that all the foolish will be wise.
18) The people will return and sanctify the Holy One, and in their heart of hearts, lo, they will reverence him.
19) When Jesus had thus read he put aside the book and said,
You masters of the law, will you make plain for us the prophet's words?
20) Now, Hillel sat among the masters of the law, and he stood forth and said,
Perhaps our young rabboni who has read the word will be interpreter.
21) And Jesus said,
The Ariel of the prophet is our own Jerusalem.
22) By selfishness and cruelty this people has become a stench unto the Elohim.
23) The prophet saw these days from far, and of these times he wrote.
24) Our doctors, lawyers, priests and scribes oppress the poor, while they themselves in luxury live.
25) The sacrifices and the offerings of Israel are but abomination unto God. They only sacrifice that God requires is self.
26) Because of this injustice and this cruelty of man to man, the Holy One has spoken of this commonwealth:
27) Lo, I will overturn, yes, I will overturn, it shall be overturned, and it shall be no more until he comes whose right it is and I will give it unto him.
28) In all the world there is one law of right, and he who breaks that law will suffer grief; for God is just.
29) And Israel has gone far astray; has not regarded justice, nor the rights of man, and God demands that Israel shall reform, and turn again to ways of holiness.
30) And if our people will not hear the voice of God, lo, nations from afar will come and sack Jerusalem, and tear our temple down, and take our people captive into foreign lands.
31) But this will not forever be; though they be scattered far and wide, and wander here and there among the nations of the earth, like sheep that have no shepherd guide.
32) The time will come when God will bring again the captive hosts; for Israel shall return and dwell in peace.
33) And after many years our temple shall be built again, and one whom God will honor, one in whom the pure in heart delights will come and glorify the house of God, and reign in righteousness.

34) When Jesus had thus said, he stepped aside, and all the people were amazed and said,
This surely is the Christ.<o:p></o:p>

【続く】