飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

西松「国策捜査」事件も特捜失態で終熄(しゅうそく)か?!

2009-04-06 09:44:01 | 国際・政治

焦りの「国策捜査」は、ブログ炎上で、
あえなく失敗!!
そう観てよい。
その立役者は、真実の人、植草先生の慧眼と、
適確な先読みの情勢分析にある!!



 国策捜査は、特捜捜査の常道である。この事は、何度も書いてきたが、司法行政機関の主導捜査であるからには、広義で当然と言えば当然である。しかし、今回の「国策捜査」は、民意に牙をむく、捏造違法国策事件であるから、批判を甘んじることになる。マスメディアが、権力に対して、正対しないから、ブログが炎上するのである。


 「国策捜査」に依る、「被害者」の先輩格に鈴木宗男氏がいる。先回でも掲載したので、重複の感が否めないが、ソースは違うのでインタビュー動画を掲載する。


 オモシロイ!!合わせて、「ムネオの真実」をも検証出来る。


1. 検察の国策調査 (検察の世直し)
http://www.youtube.com/watch?v=xjkua5JruVY
</object>。
2. 検察の国策調査 (鈴木宗男は今回の逮捕をどう見る)
http://www.youtube.com/watch?v=QyUKab3Flas
</object>。
3. 検察の国策調査 (国策調査の事例)
http://www.youtube.com/watch?v=M1OW6k2vwTY
</object>。
4. 検察の国策調査 (検察の情報操作)
http://www.youtube.com/watch?v=aXVp8C2uAmA
</object>。 5. 検察の国策調査 ( 政界の今後 )
http://www.youtube.com/watch?v=23fRAKsYObw
</object>。


【転載開始】2009年4月 5日 (日)

Photo

植草一秀の『知られざる真実』

西松建設事件『裁判員制度と知る権利』の考察

元地検検事で現在は名城大学教授の郷原信郎氏がテレビ番組やネット媒体で精力的に真実の情報を発信された影響は大きかった。

郷原氏が正しい情報を伝えていなければ、検察の不正な行動がそのまま放置され、不正が押し通されてしまった可能性が高い。

3月3日に小沢民主党代表の公設第一秘書である大久保隆規氏が逮捕された。逮捕された容疑は「虚偽記載」である。小沢民主党代表サイドは「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」から献金を受けた。大久保秘書は政治資金収支報告書に、この政治団体からの献金であることを記載して報告した。

小 沢氏サイドがこの献金を西松検察から受け取ったのであれば、小沢氏の政治資金管理団体である「陸山会」ではなく、政党支部が献金を受け入れたと記載すれば よかっただけである。政党支部は企業からの献金を受け入れられることになっている。この点を小沢氏は記者会見で明確に説明した。

政 治資金規正法は「寄付行為をした者を収支報告書に記載する」と定めており、「実際にお金を出した人」を書くことを求めていない。3月13日の日本テレビ番 組で、宮崎哲哉氏が「献金が西松建設からのものであると認識していれば違法」と間違った発言をしたが、郷原氏が直ちにその誤りを指摘した。

小 沢代表サイドは上記した二つの政治団体からの献金を西松建設からの献金であると認識していたのではないかと多くのテレビ出演者が指摘し、田原総一郎氏など は懸命に「うそをついた」との印象を視聴者に植え付けようとしているが、小沢氏がこの点について、慎重な発言を示していることには理由がある。

今回、東京地検特捜部は無理な摘発をした。郷原氏は検察の行動を「検察史上に残る大失敗捜査」と断罪している。小沢代表秘書を突然逮捕する正当な理由は存在しない。小沢代表秘書の事務処理は合法であると見るのが適正な判断であろう。それを無理に立件した。

 

検察は、上記した「新 政治問題研究会」と「未来産業研究会」の二つの政治団体が、「まったく実体のない架空団体」であると認定したうえで、小沢代表秘書が「実際に資金を出した 者」が西松建設と知っていたと認定し、「虚偽記載」の罪を追及した。犯罪の構成要件の確保に無理があると見られるのだが、この点を踏まえれば、小沢氏サイ ドは安易に「資金供出者が西松建設だと知っていた」とは言えないのだ。これは、権力から自分自身を防御するための正当な行動である。

小 沢氏サイドの「裏献金」、「収賄」、「あっせん利得」などの罪を問うことができるのではないかとの「見込み捜査」による「別件逮捕」であった可能性が高 い。郷原氏は地検特捜部が政治資金規正法が定める「会計責任者の選任及び監督」の責任を小沢代表に問うことを念頭に入れていた可能性を指摘するが、郷原氏 は法律解釈上、小沢氏の責任を問うことは困難であるとの見解を示している。

3月8日のテレビ朝日番組「サンデープロジェクト」には、偶然田中真紀子議員が出演す ることになり、小沢氏の秘書逮捕問題を論じることになった。小沢氏の代表辞任を誘導しようとする田原総一郎氏に対して田中議員は、「民主党と日本の国民が どれだけマチュアであるかが試される」と発言した。田中真紀子氏は小沢氏の秘書逮捕が政治謀略である可能性を示唆し、したがって小沢代表が辞任する必要は まったくないことを強調した。

ネット情報では、私を含めて少なからぬ人々が「小沢氏は辞任してはならない」との論陣を張った。これまでのところ、上記の経緯やこうした努力が功を奏して、政治謀略が未達成の状況が生じている。

本年5月21日から裁判員制度が開始される。今回の問題は裁判員制度の開始を目前に控えるなかで、裁判員制度に大きな課題を投げかけるものである。

裁判員制度については、法曹からも重要な問題点が指摘されている。

裁判員制度と知る権利 裁判員制度と知る権利

著者:梓澤 和幸,田島 泰彦
販売元:現代書館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

梓澤和幸・田島泰彦両教授編著『裁判員制度と知る権利』が、裁判員制度の問題点を鋭く、かつ、極めて分かりやすく指摘している。同書は「司法問題と報道」に関する第一人者である気鋭の弁護士、研究者、ジャーナリストによる共著である。

同書まえがきには、「本書は法律専門家でない一般の人々に、出来るだけ平易に制度の概要を解説し、批判的コメントを加え、可能な限り実践的対応の提言を試みた。同時に、裁判の公開、知る権利の観点から見た裁判員制度の問題点を解明した。」とある。

全十章の構成で、末尾には新しい刑事手続きの問題点についての座談会の記録も付されている。小沢代表秘書逮捕の問題でも、真偽が明らかでない検察リーク情報が一方的に報道され、一般国民の問題に対する判断に重大な影響を与えたことは間違いない。

田原総一郎氏が検察捜査と報道姿勢を問題にするなら、その是正を迫るべきで、その論議の帰着点を小沢氏の代表辞任とする点に、田原氏のいかがわしさと本性がいかんなく発揮されている。

 

真 偽の定かでない一方的な検察情報をメディアが無責任に流布し、世論が特定の方向に誘導されるなら、裁判員制度の下での公正な裁判はまったく実現しない。梓 澤教授が指摘されるように、「公判前整理手続き」が非公開で、ここで裁判の方向が定められてしまうと、実際の裁判はすでに敷かれたレールの上だけを歩かさ れる「形骸化」したものにならざるを得ない。

 

上記著書では、
一.裁判員制度と表現の自由 田島泰彦 
三.刑事裁判の現状から裁判報道の意義を問い直す 坂井 眞
五.公判前整理手続きと知る権利 梓澤和幸
六.捜査段階の取材と報道 日隈一雄
七.弁護人の報道機関への関わり方について 飯田正剛
八.裁判員法と守秘義務 真田範行
など、極めて重要で興味深いテーマについて、非常に分かりやすい示唆に富む指摘が示されている。

映画「それでも僕はやっていない」が描き出したように、痴漢冤罪事件はいつ誰の身に降りかかるかも知れない惨事である。ひとたび事件に巻き込まれれば、人権は蹂躙され、さらに個人の尊厳、人権が無責任で一方的な報道により侵害されてしまう現実がある。

そして、この報道が政治権力によって完全支配されつつある現実が存在している。また、政治権力が政治的な目的を実現するために、警察や検察権力を利用するとの、恐ろしい現実も浮かび上がっている。

民主党は「取り調べ過程の全面可視化」を法定化する刑事訴訟法改正案を社民党と共同で参議院に再提出した。私が巻き込まれた事件では、まったく存在しない警察官発言が捏造され、証拠として採用された。取り調べの全過程が可視化されなければ、警察による「犯罪の捏造」が今後も放置されることになる。

「取 り調べ過程の全面可視化」とは、取り調べの模様をすべて、録画ないし録音することで、諸外国ではその完全実施が常識とされている。この制度の実施に反対し ているのが警察、検察である。小沢氏に対する攻撃は、民主党が「取り調べ可視化」を推進していることに対する攻撃であるとの見方も存在する。

警察、検察、裁判、報道、刑事手続きを、自分とは関係のない別の世界の問題とする時代は終わった。梓澤和幸教授は、
「たった一人であっても、無辜(むこ)の個人が公権力によってその生命や自由を不当に侵されることはあってはならない。
 
公権力の作用は絶対的に市民の監視にさらされ続けなければならない。」
ことを強調する。

西松建設献金事件は、はからずも、現代日本の警察、検察、裁判、刑事手続き、事件報道、そして国策捜査、不正権力濫用などの問題に対する国民の関心を呼び起こす結果を招いた。

裁判員制度の実施を目前にするなかで、多くの国民が上記啓蒙書などをひもとき、これらの問題について、真剣に考え、より望まし制度を考察することが強く求められている。

知られざる真実―勾留地にて― Book 知られざる真実―勾留地にて―

著者:植草 一秀
販売元:イプシロン出版企画
Amazon.co.jpで詳細を確認する

1000☆本☆Knockkenmai様が拙著『知られざる真実-勾留地にて-』についての感想を記してくださった。拙著にも刑事裁判の実態と真相を記した。合わせて参照いただければ幸いに思う。【転載終了】


北の打ち上げ失敗か?!!

2009-04-06 09:07:57 | ニュース

常識の範囲だろう!!
鳴動して、ネズミ一匹という終幕。
鳴動が目的で有ったならば、それは頷ける!
デモンストレーションとしては、田舎三文芝居の安普請!!

 

 少し前の記事だけれど、リチャード・コシミズさんの「与太話」が信憑性を帯びてくる。

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【リチャードさんの記事転載開始】

与太話 兼 ニュースの正しい読み方 (09.02.26)    

作成日時 : 2009/02/26 09:26    

                                
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与太話 兼 ニュースの正しい読み方 (09.02.26)

●青森、函館方面へ発射計画か 北の「衛星打ち上げ準備」 2009.2.25 14:51
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090225/kor0902251452002-n1.htm
北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射準備をしている問題で、ミサイルは最大飛距離が約1万キロに達する「テポドン2号」の改良型で、(ユダヤ金融資本の窮状を救うために)日本上空に向けて発射する準備が進められていることが24日、米朝関係筋の話で分かった。米国などが(今度こそ成功することを祈って)偵察衛星などで監視しており、発射準備は今週中にも完了するという。(前 回の06年7月5日の7連発発射では、三発目のテポドンを日本海で待機していた米イージス艦がMDミサイル発射で迎撃成功を偽装する手はずだったが、テポ ちゃんが発射直後に自爆してしまって失敗した。命中を偽装するための自爆装置が発射直後に誤作動して爆発してしまったもの。)

同筋によると、テポドン2号改良型は今月8日ごろ、北朝鮮の平壌周辺の工場から貨物列車で舞水端里の発射台に移動。先週には飛距離を延ばすための発射台が 置かれ、周辺では燃料注入施設なども完成したという。発射に必要な燃料注入は1日ででき、燃料を十分に注入した場合、飛距離は8000~1万キロで米国本 土に届くとされる。ただ、「(ユダ金は、日本を恫喝する目的で北鮮に発射させるのであり)関係国に脅威を与えるのが狙いで、(日本をビビらせて、米国の言いなりにするため、そして、世界中にMD無駄遣い計画を押し売りするために)、日本側に向けられている」(同筋)という。具体的には青森市か北海道函館市方面に向かって発射し、太平洋側に落とす計画(だが、これを三沢基地あたりのMDで迎撃して落として見せることで、「やっぱり、米国の庇護なしでは日本は生きられない」と納得させるのが目的。勿論、今回も、北鮮のミサイルに自爆装置を組み込み、迎撃成功を偽装する)とみられている。(尚、今回のミサイル発射には、イスラエルのミサイル技術の粋をつぎ込み、北鮮に送り込まれたユダヤ人技術陣総出で取り組んでいる。北鮮側技術者は便所の掃除だけを担当している模様である。) 【転載終了】


【転載開始】「何も軌道に入らず」=北の打ち上げ失敗か-米防衛司令部

4月5日19時33分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090405-00000090-jij-int

 【ワシントン5日時事】北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は5日、北朝鮮が人工衛星を軌道に乗せたとの主張について、「2段目以降は太平洋に落下し、何も軌道に乗らなかった」と否定した。北朝鮮による打ち上げは失敗した可能性が高い。
 NORADの分析によると、北朝鮮はテポドン2号を打ち上げ、一段目は日本海に、弾頭の搭載物を含めた2段目以降は太平洋に落下した。
 また、「テポドン2号は日本を飛び越えたが、日本への破片の落下はない」としている。さらに「ハワイと米本土への脅威はなく、米軍は迎撃しなかった」との見解も示した。「何の物体も軌道には入らなかった」としている。【転載終了】