飄(つむじ風)

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リチャード・コシミズ 【テーマ:「ヤメカルト2」学習交流会】!!

2009-04-23 20:53:38 | 不正選挙

リチャード・コシミズさんの 渾身の学習会!!




 小気味よく、痛快丸かじりの、蒙昧を打ち破る学習会。これほど手強い真実追究者が他にいるだろうか。しかも時宜を得た渾身の独演会。必見!! 溜飲が下がる思いがする。



リチャード・コシミズ 【テーマ:「ヤメカルト2」学習交流会・2009.04.19】Richard Koshimizu
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不思議な少年!! その25

2009-04-23 20:44:00 | 物語

階級(カースト)制度の教義、イエスこれを斥ける!!


 今の時代だから言えるが、何時の時代も陋習(ろうしゅう=悪い習慣)に囚われた人々は、頑としてその盲信を啓くことは限界がある。バラモン教(ブラマ教)の僧侶はカースト制度に対して盲信を崩さない。陋習は陋習である。宗教は永い時を経て、真実は隠され陋習となる。これはバラモンに限ったことではあるまい。取りわけ、特権階級は自らの保身に都合よく解釈を加えるからではあるまいか。


 今も同じ。キリスト教であってもそれは同じ事である。やはり、原初に立ち戻って真意を推し測る必要がある。イエスは実際の所、どのように思考し、どのように教えと説いたのか? それが何よりも重要である。それ以外に、興味はない。

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 ラマースは、当時の世界にあって、希有の部類に属するのであろう。常に何時の時代にもこのような真偽を弁える人物はいるモノだ。それが本物の人間である。かの宗教大国インドであっても、そうでない者は多い。特権階級に属する者は特にそうなる。安住するからである。

 仏陀が、無学文盲の比丘(びく)、比丘尼(びくに)達に法を説いた意味が分かる。所詮は、陋習に囚われた特権階級の者には真実はひびかない。その状況がよく分かる。


 

 ユダヤ少年は四年間ジャガンナス寺院に滞在した。一日彼は僧侶たちのなかに坐って質問した、「どうか階級(カースト)制度についてのお考えを述べて下さい。どうしてあなたがたは万人が神の前で平等でないと言うのですか。」


 ひとりの律法教師は立って言った、「われらがブラマ(絶対者)と呼びまつる聖なるお方は、御自分に適するように人間を造り給うたから、今更人間は不平を洩らすべきではない。

 

 人類の原始(はじめ)に、ブラマが口を開くと、四人の人々がその面前に現われた。


 その時、パラブラマ(超絶対者)の口から第一の人間が出た。色白くてブラマ自身に似ていたからバラモンと呼ばれた。彼は背が高く上を仰ぎ、何の要求もなかったから、労働の必要もなかった。

 彼はバラモン僧と呼ばれ、地上一切のことに対してブラマを代行する聖者であった。

 二番目の人は赤色で、ブラマの手から出て、刹帝利(セテリー)と呼ばれた。彼は王、続冶者また武人となるよう造られ、その最高の任務としての義務は、僧侶の保護者となることであった。

 第三の人はパラブラマの内蔵から生れ、吠舎(ヴァイシャ)と呼ばれた。彼は黄色で、土地を耕作し、牧畜に従事するのがその任務であった。

 パラブラマの足から四番目の者が出て、色は黒く下級なもので、首陀(スドラ)と呼ばれた。首陀(スドラ)は奴隷で、人から尊敬される権利なく、伏陀(ヴェッダ)聖典の読経を聞くことさえ許されず、僧や王の顔を仰げば死を意味し、苦役の身分からのがれるためには、死ぬる外ない。」


 イエス、「それでは、ブラマは正義公正の神ではない。何となれば彼は自分の手で、勝手に人を高くしたり、低くしたりするからだ。」


 それ以上イエスは彼らと語らず、天を仰いで言った、

 「過去、現在、未来にいまし、聖手(みて)のうちに正義公正の秤(はかり)を握り給うわが父神よ、限りなき愛をもてあらゆる人間を平等に造り白色、黄色、赤色、黒色の人々が、等しく御顔を仰ぎて、われらの父神とあがめさせ給う。あなた人類の父よ、聖名(みな)をほめまつる。」


 僧侶たちはイエスの言葉を聞いて怒り出し、一斉に突進して彼を捕えて危害を加えようとした。しかしこの時、ラマースは手をあげてこれを制して言った。「ブラマ僧たちよ。気をつけなさい、無茶なことをするんでない。この少年の拝する神を知るまで待つがよい。わたしがこの少年の祈っているのを見ていると、太陽の光が彼をとりまいた。気をつけるがよい。彼の神はブラマより強いかも知れない。イエスの言うことが真理であり、それが正しいなら、これを無理に拒むことはできない。もし彼が誤り、あなたが正しいなら、彼の言葉は空しくなる。正義は力であって、最後に勝つだろうから。」


 そこで僧侶たちはイエスに危害を加えようとすることはよしたが、そのうち一人は口を開いて言った、「この神聖な処で、この無謀な若者はパラブラマに無礼をしなかったか。律法は明白にブラマをそしる者は死すべしとある。」


 ラマースはイエスの命乞いをした。そこで僧侶たちは縄の鞭をとって、そこから彼を追い払った。


 イエスはそこを去って、黒人と黄色人、召使いや耕作者の間に身を寄せた。彼は先ず人々に平等の福音を伝え、人類の同胞なること、神は父なることを語った。人々は喜んでこれを聞き、「天にいますわれらの父よ」と祈ることを覚えた。


 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】


第六部 インドでのイエスの生活と行動

第二十四章 ブラマ教の階級(カースト)制度の教義。イエスこれを斥け、人問平等を教える。僧侶怒って彼を追い出す。首陀(スドラ)と共に住みて教える。

1)ユダヤ少年は四年間ジャガンナス寺院に滞在した。

2)一日彼は僧侶たちのなかに坐って質問した、「どうか階級(カースト)制度についてのお考えを述べて下さい。どうしてあなたがたは万人が神の前で平等でないと言うのですか。」

3)ひとりの律法教師は立って言った、「われらがブラマ(絶対者)と呼びまつる聖なるお方は、御自分に適するように人間を造り給うたから、今更人間は不平を洩らすべきではない。

4)人類の原始(はじめ)に、ブラマが口を開くと、四人の人々がその面前に現われた。

5)その時、パラブラマ(超絶対者)の口から第一の人間が出た。色白くてブラマ自身に似ていたからバラモンと呼ばれた。

6))彼は背が高く上を仰ぎ、何の要求もなかったから、労働の必要もなかった。

7)彼はバラモン僧と呼ばれ、地上一切のことに対してブラマを代行する聖者であった。

8)二番目の人は赤色で、ブラマの手から出て、刹帝利(セテリー)と呼ばれた。

9)彼は王、続冶者また武人となるよう造られ、その最高の任務としての義務は、僧侶の保護者となることであった。

10)第三の人はパラブラマの内蔵から生れ、吠舎(ヴァイシャ)と呼ばれた。

11)彼は黄色で、土地を耕作し、牧畜に従事するのがその任務であった。

12)パラブラマの足から四番目の者が出て、色は黒く下級なもので、首陀(スドラ)と呼ばれた。

13)首陀(スドラ)は奴隷で、人から尊敬される権利なく、伏陀(ヴェッダ)聖典の読経を聞くことさえ許されず、僧や王の顔を仰げば死を意味し、苦役の身分からのがれるためには、死ぬる外ない。」

14)イエス、「それでは、ブラマは正義公正の神ではない。何となれば彼は自分の手で、勝手に人を高くしたり、低くしたりするからだ。」

15)それ以上イエスは彼らと語らず、天を仰いで言った、

16)「過去、現在、未来にいまし、聖手(みて)のうちに正義公正の秤(はかり)を握り給うわが父神よ、

17)限りなき愛をもてあらゆる人間を平等に造り白色、黄色、赤色、黒色の人々が、等しく御顔を仰ぎて、われらの父神とあがめさせ給う。

18)あなた人類の父よ、聖名(みな)をほめまつる。」

19)僧侶たちはイエスの言葉を聞いて怒り出し、一斉に突進して彼を捕えて危害を加えようとした。

20)しかしこの時、ラマースは手をあげてこれを制して言った。「ブラマ僧たちよ。気をつけなさい、無茶なことをするんでない。この少年の拝する神を知るまで待つがよい。

21)わたしがこの少年の祈っているのを見ていると、太陽の光が彼をとりまいた。気をつけるがよい。彼の神はブラマより強いかも知れない。

22)イエスの言うことが真理であり、それが正しいなら、これを無理に拒むことはできない。もし彼が誤り、あなたが正しいなら、彼の言葉は空しくなる。正義は力であって、最後に勝つだろうから。」

23)そこで僧侶たちはイエスに危害を加えようとすることはよしたが、そのうち一人は口を開いて言った、

24)「この神聖な処で、この無謀な若者はパラブラマに無礼をしなかったか。律法は明白にブラマをそしる者は死すべしとある。」

25)ラマースはイエスの命乞いをした。そこで僧侶たちは縄の鞭をとって、そこから彼を追い払った。

26)イエスはそこを去って、黒人と黄色人、召使いや耕作者の間に身を寄せた。

27)彼は先ず人々に平等の福音を伝え、人類の同胞なること、神は父なることを語った。

28)人々は喜んでこれを聞き、「天にいますわれらの父よ」と祈ることを覚えた。

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION VI<o:p></o:p>

VAU<o:p></o:p>

Life and Works of Jesus in India

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CHAPTER 24<o:p></o:p>

The Brahmic doctrine of castes. Jesus repudiates it and teaches human equality.
The priests are offended and drive him from the temple.
He abides with the sudras and teaches them.
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FOUR years the Jewish boy abode in temple Jagannath.
2) One day he sat among the priests and said to them,
Pray, tell me all about your views of castes; why do you say that all men are not equal in the sight of God?
3) A master of their laws stood forth and said,
The Holy One whom we call Brahm, made men to suit himself, and men should not complain.
4) In the beginning days of human life Brahm spoke, and four men stood before his face.
5) Now, from the mouth of Parabrahm the first man came; and he was white, was like the Brahm himself; a brahman he was called.
6) And he was high and lifted up; above all want he stood; he had no need of toil.
7) And he was called the priest of Brahm, the holy one to act for Brahm in all affairs of earth.
8) The second man was red, and from the hand of Parabrahm he came; and he was called shatriya.
9) And he was made to be the king, the ruler and the warrior, whose highest ordained duty was protection of the priest.
10) And from the inner parts of Parabrahm the third man came; and he was called a visya.
11) He was a yellow man, and his it was to till the soil, and keep the flocks and herds.
12) And from the feet of Parabrahm the fourth man came; and he was black; and he was called the sudras, one of low estate.
13) The sudras is the servant of the race of men; he has no rights that others need respect; he may not hear the Vedas read, and it means death to him to look into the face of priest, or king, and naught but death can free him from his state of servitude.

14) And Jesus said,
Then Parabrahm is not a God of justice and of right; for with his own strong hand he has exalted one and brought another low.
15) And Jesus said no more to them, but looking up to heaven he said,
16) My Father-God, who was, and is, and evermore shall be; who holds within thy hands the scales of justice and of right;
17) Who in the boundlessness of love has made all men to equal be. The white, the black, the yellow, and the red can look up in thy face and say, Our Father-God.
18) Thou Father of the human race, I praise thy name.
19) And all the priests were angered by the words which Jesus spoke; they rushed upon him, seized him, and would have done him harm.
20) But then Lamaas raised his hand and said,
You priests of Brahm, beware! you know not what you do; wait till you know the God this youth adores.
21) I have beheld this boy at prayer when light above the light of the sun surrounded him. Beware! his God may be more powerful than Brahm.
22) If Jesus speaks the truth, if he is right, you cannot force him to desist; if he is wrong and you are right, his words come to naught, for right is might, and in the end it will prevail.
23) And then the priests refrained from doing Jesus harm; but one spoke out and said,
24) Within this holy place has not this reckless youth done violence to Parabrahm? The law is plain; it says,
He who reviles the name of Brahm shall die.

25) Lamaas pled for Jesus' life; and then the priests just seized a scourge of cords and drove him from the place.
26) And Jesus went his way and found shelter with the black and yellow men, the servants and the tillers of the soil.
27) To them he first made known the gospel of equality; he told them of the Brotherhood of Man, the Fatherhood of God.
28) The common people heard him with delight, and learned to pray, Our Father-God who art in heaven.
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【続く】