遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

絵は邪魔なのですね

2009-02-01 22:38:11 | ブログ

08 今日はKINU洋画会の日だったが

江戸さんのご親族と係りの方たちがお目にかかった。

遺作を皆でいただいた。

私も欲しい絵があって

それはもうないのかなと思ったら

いただける絵の中にあったのです

ギャラリーにその絵を載せました。

絵を描く人間からすると

描いた絵の始末というのは大変です。

膨大な量だからね。

死んでしまうと

家族はその絵の始末に困るわけです。

保管場所だって馬鹿になりませんからね。

私がホームページを始めたのも

誰にも見られないで

描いた絵がごみになるのも悲しいなと思ったのです。

江戸さんは

個展をすると

絵は皆売れたそうですから

残っていく絵もあってよかったなと思います。

でも

絵はもらっても

額縁を誂えたり

飾る場所もいるしね

なかなか 迷惑なものなのね

江戸さんの絵も100号とかのは困ったものな。

大体絵を描く仲間は

家中が絵だらけなのよ。

R8

さんが

コメントで

この絵を気に入ってくれたみたいなことを書いている。

そういうことを言うと

送っちゃうからね。

って

住所も知らないし

だいたいこの絵はどこにあるんだァ?

友達何人かは

私が死んだら

私の絵はもらってくれるといってくれるから

安心しろと言ってくれた。

もう

邪魔だから絵は描かなくてよさそうでも描きたいのよね

コメント (12)
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病人食

2009-02-01 08:12:40 | 食べ物

F

糖尿病の人って

周りにけっこういる

「お酒飲んじゃ駄目だよ!」

っていっても聞かない人は多い

武蔵は飲まないが

 

私が若者だったとき

一人暮らしをやめて

腎臓病の母の食事を作ろうと

家に帰ったとき

病人食を作るのに熱中したことがあった

私が武蔵に糖尿病によい食事を作っても

その母のときとはだいぶ違う。

母の場合

料理なんかできない娘が

自分のために病人食を作るという感激がきっとあったな

と思うのよ。

だから

感激振りが違うし

美味しがり方も違う。

(母になった今は実にそのときの母の気分はよく分かるよ)

 

 

武蔵の場合

食事の支度が出来上がったときに

「うどん!」

というので

(ナンだよう!作ったのは食べないのォ)

ということがよくある。

うどんを注文するときは

具合が悪いときが多い。

 

多分、おなかに優しい、あったまる

以上の効果があるのよ。

 

お姑さんがよく作ってくれたのに違いない。

熱があるときに絞ってくれたりんご果汁みたいにね。

 

しかも

わたしにはうどんというと

乾麺をゆでるしかないのだけれど

多分

昔、お姑さんは手打ちで作ったに違いない。

お姑さんは手打ちうどんには

特別、思い入れが激しかったからね。

 

病人食って、そういうくらしの背景は無視できない気がする。

GI値とか糖とかカロリーとか繊維とかの他にもね。

 

食について

昨日読んだ雑誌に「精霊の守人(?)」の作者の

食の場面作りの思いを語った記事があった。

作者は文化人類学者なのね。

 

家庭で病人食を作るときは

文化家庭学者、文化郷土学者になる必要があると思ったよ。

もうじき

郷土食・行事食の「すみつかれ」の日が近い

Onio

これは

すみつかれには欠かせない

鬼おろし

コメント (6)
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