生まれて初めて
筋電図というものを取った。
針を挿して電気を通すと
しまいには指が
バックンバックン動く。
右手と左手とまるで違うらしい。
右手は音が聞こえる前からびりびり来たが
左手は音が鳴り出してしばらく立ってからびくびく来た
けっこう痛い検査。
おまけに左手は針が入らないで
何かがやけに硬いらしい
「針が曲がった」って
肘に行ったらこっちは柔らかいと先生が言うから
何かが硬いのね。
手術をしても
神経が扼されていたのから
どの程度回復するかは
分からないそうで
神経の生きが どのくらいいいかにかかっているらしい。
それなら
姑息に温存治療よりは
早いうち 手術してもらいたい。
ということで
3月後半に手術となった。
車の運転には痛いのが残る人が多いいそうだ
でも
いまだって
痛い
筑波まで行くのはうんざりだったもの。
何回も通わないようにと
心電図やら血液検査やら済ませ
パッチテストも
それで初めて知った
私アルコールにアレルギーがある。
注射の消毒は平気なのだけれど。
私がお酒を飲めないのは
二度目の父がトラウマだからと思っていたが
そうか
アルコール
駄目なのね
武蔵が
おい!そっとと来て見ろ
というので窓辺に行ったら
ゲッ!
ムクドリが
美味しいほうれん草と
えんどう豆の若葉を貪り食ってる!
待て!
おい!
待て!
それは私の餌だ!
みどりさんのところに
私のお雛様が飾られて
私が歌になってる!
恥ずかしいより
舞い上がってるのよ!
私を知らない人は
このお歌で想像しちゃうわよね!
おお!
もはや
誰にもこの生身を暴露できないわ!
でも、源氏のころの貴族たちは
こうやって
お歌でイメージを膨らませてくらしていたのね。
イメージっていいワア
自由で
ふふふ
お歌に歌われて
なんとも言えず
美しい幸せな気持ち
みどりさんありがとう!
今これを読んでいるところ 昨日病院で 血液検査の結果がでるまで 時間がかかるけど 待つかと 先生に聞かれて 本を読んで待ってると答えた。
先生が見咎めて、
「へえ?そんな本読むの?」
って
どんな本読むんだと思ったんだろう
「これ、敞さんのお古よ」
というと
「大橋君はこういうの読むのかね」
って
どういう意味だ?
先生みたいな人は勉強ばかりしてるのかなあ
それともこっそり
虫の本読んでるのかなあ。
この本と同じ時代を書いている 「密謀」は 上杉側 x 「風魔山嶽党」は 小田原側の それぞれ忍びの話。
北方謙三なんかも
私から見ると
おじさんが読む本だと思って
読まない日が多かったが
うちにあると読む
けっこう面白い。
武蔵は
おばさんが読むような本は読まないから
結局 私のほうが
読書幅が広い
子供本も読むしな
でも
なかなか
源氏 と 枕草子 紫式部日記には行かない
そういう本は凄く高級本に見えて
教養がないと読めない気がしている
先生について読まないと
と言う感じ