これは「寒山拾得図」
今日、日曜美術館で
蕭白を取り上げていた。18世紀後半
蕪村や応挙と同じ頃の異色の画家
せわしいのでちらちら見てたが
彼
商人の子供
若冲も八百屋の旦那
江戸時代
目が離せないなあ
商人が金の力で社会的に力を蓄える時代
蕭白は生きていたのだなあ
詳しくないので
これまた
老後の楽しみ
テレビの中でも
心の闇とか言っていたが
ポーにしろ蕭白にしろ
心臓をわしづかみにする文化が見直される
そういう時代の要求があるのに違いない
私はよく知らないが
息子の話によると
腐乱死体ばかり描いている画家が
美術界では一定の地歩を築いているらしい
なんか臨界状態の現代を生きる人に求められる芸術って
考えたり分析したりするのは面白いが
私は相変わらず好きなものばかり描いていたい
巷のおばさんはそれでいいのです