ジョゴナールが上田から届いた
この先生は私たちがその学区域に住んでいた小学校の先生で
定年の前に 故郷のリンゴ園を手伝わなくちゃ
と
退職なさったのでした
そのリンゴ園のリンゴ
リンゴをいただきながら
我が家が ムクの前に 飼っていた犬を思い出しました
彼女のクラスにいた坊や
(この子は尋常じゃなくおしっこを失敗するので
臭いので
―それは 心の病でしょう―
一人夜遅く帰るお父さんを待ってる
という子でしたので
神津先生は 夕方 その子を 一人にしたくないなと思って
「通学途中にあるマメんち(私のあだ名です)に お父さんが帰る時間まで
預かってよ」
というのでした。
話はまとまり
と夕方お父さんが帰ってくるまで預かっていたことがありました
(ということは 私が産休中だな)
当時我が家には 無二という巨大なシェパードがいて
実に子供好きの犬でした
(私は犬は皆子供が好きなんだと思ってた)
犬族ですから 臭いのが好きでした
だから その坊やも大好き
ん?
育児時間取得中だったかも知れない
そうだな 娘が無二によじ登っては
無二!無二!と首を絞めてた
息子の時の産休か?
ともかく 玄関に置いた檻に入れられて
留守番をしていた無二は
ある日 檻を破り 玄関を破り
プチ家出
大好きな坊やのにおいをたどって
神津先生の勤める小学校に行ったのでした
小学校ではパニック!
「へんな でかい犬がいる!」
神津先生も出てきて
「あら 無二だよ 待て!」と命じたそうで
実は無二は学歴のある犬で(家で引き取ったとき野生に帰っていたので
犬学校に留学させた)賢い
だから、ちゃんと神津先生が手配を済ませて
来るまで チンとして待っていたそうだ
実際は 神津先生も 無二に命令したことはなく
家に遊びに来たときあってるだけの無二が命令を聞くのか
不安だったそうですが 神津先生を覚えていたし
言うことを聞いたし
プチ家出罪は許され
いい子ね
ということになったのでした が
ご近所迷惑ということで
ここ田舎の武蔵の友人にもらってもらったのでしたが
もらわれていってすぐ死んじゃった
え~~~ん
この神津先生というのは 清瀬の空襲記録ビデオを作り
私がお絵かきで協力した方たちとお仲間です
薫り高いジョゴナールと
下の記事のゆずと サラダにしました
んめえ~~~!!