遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

 土浦の義姉宅訪問

2010-11-25 18:09:06 | ただの記事

Img_0151 我が家から土浦へは

筑波山のすそ野を回っていきます

稲刈りの済んだ後の田圃

暑かった今年は

刈ったあと 稲が伸びて

実もついてる

それは

鳥たちのごちそうです

 

すすきもきれい

 

Img_0159義姉はいくら断っても

御馳走を山盛り作ってくれます

 

揚げたてを食べさせたいからと

席にもつかず

シェフしっぱなしです

 

大体武蔵の姉たちは

働き者で 集まったりしても

ゆっくりする人はなく

せっせと  おさんどん お給仕に飛び回り

手伝わなくちゃ と 私が立ち上がると

「いいのよ  則子さんは座ってらっしゃい」

と 別扱い 私だけが女の中でお客様で 居心地が悪いのです

 

でも まあ話は弾んで

おばさんと 義姉は 共通の思い出がいっぱいあります

 

この田舎の家は農家ではないものの 田圃や畑があって

それは 女の仕事

おばさんの嫂は 病弱な人で農作業も家事もほとんどできない人で

おばさんとお母さんとおばさんが  最初は農事はこなしていた

 

おばさんが東京に働きに行った後は

武蔵の姉たちが農事に駆り出された

 

田圃から家へは坂を上って帰ってくる

荷車をおして上がるのがつらかった  朝日坂

「でっかい  握り飯を食わせるから頑張れ」と

おばあちゃんに励まされたって(おばあちゃんはおばさんの母親)

 

麦踏も半端じゃない労働で

焼き芋作ってやるから 踏め  と命じられ

「焼き芋いらないから  麦踏なしにしよう!」と騒いだ

幼いころの  義姉

 

食べ物がなかった頃

田圃道を歩いて 

村田というところにあるおばあちゃんの実家(ここは大きなお百姓さん)に泊りがけで

豆だの芋だのもらいに行った話

 

そういう少女時代を過ごした

おばさんと 義姉です

 

私は その話を聞くと 童話の世界かと思ってしまうぐらい

昔話のようです

 

武蔵や義姉たちは この田舎に戦争中縁故疎開をし

終戦直前に武蔵の父は死んでしまって

姑は 女手一つで5人の子供を育てたのです

 

姑の実家とはいえ 嫁に出たものの肩身は狭く

それは  苦労したのです

 

そういう世界の人が

私を嫁に迎え

(私は全然 嫁に来たと思ってない)

仰天させてきたのですわよ   あああ

 

ところで

たくさんのお料理はもちろん食べきれず

山盛り お土産に頂いてきました

 

 

 

 

 

 

 

 

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ひと段落

2010-11-25 06:29:04 | ただの記事

数日忙しかった

これでひと段落

今日は義姉の家にご訪問

おばさんが近くに住んでるのに行ったことがない

と前から騒いでいて

義姉は足が痛く半端じゃない何かの病気で

お邪魔するのは気が引ける

(ともかく 歓迎してくれるあまり そこらを掃除したりごちそう作ったり

そういうことを 絶対手を抜かない人なので)

 

それで 遠慮していたが

義姉のために持っていくサツマイモが腐る!

おばさんは騒ぐ

 

私も武蔵も日程に余裕がないし まして二人の空きを合わせるのは無理だと思って

私はパスでいいと思てたんだが

(だって  誰も私に会いたいわけじゃないんだもん

一家そろってという  員数なだけだもん)

揃って行かなければならないらしい

 

こういうとき一家の中でひとり血縁がない身としては

実は

テンションに付き合うのが苦痛で 面倒くさい

 

自分自身が親族と付き合わない家庭で育ったので

親しみのない義理の人と調子を合わせてお話をするのが

泣くほど嫌いなの

そういうところ

Pさんの記事を読んで

本当にえらいと思う

 

我が育った家は 私と父が義理の関係なので

それを私に対して秘密にしていた

父は私をかわいいと思うあまり

母の親族と交際するのをひどく嫌って

(生みの父は母の従兄でもあるので  そこらから  どんな話がもれるか

気が気じゃないんだろう)

 

実際私を見て

「おうおう  かわいそうに」と泣き出したおばあちゃんがいた

(おばあちゃん族って 結構 周りへの配慮を欠いて

かわいそうがる感情におぼれる

私も婆さんだから気を付けよう)

母が再婚したばかりのころだ

みんなが父を戦死でなくした私の行く末に

心を砕いてくれてたそうだから

新しく父ができたとはいえかわいそうに思ったのだろう

そういう場面で とりわけ父が何を感じたか

手に取るようにわかる気がする 

やむを得ず(冠婚葬祭など) 親族が会う場に私も同席した日の夜は

必ず 竜神が荒れた(酒乱の父が暴れまくったという意味)

 

それでも母は 一人っ子で兄弟のいない私と

従姉妹を結び付けようと 苦心惨憺 おかげで

従姉妹とは実際 仲もよく  気も合うけれど

 

だから 一筋縄ではいかない 大して親近感があるわけでもない親族と

にこにこ

まあ!なんて顔を作って おしゃべりする時間

 

地獄です

 

大人じゃない私   ショボン

では 行ってまいります

 

楽しみは 箱で ドカッとくださる レンコン ごぼう

ともかく山盛り何か下さるのよ

 

レンコンがうれしいという気持ちのように素直に

みなさんのテンションに合わせればいいのよね

 

蛇足 

義兄は私らに会うと

山のように お姉さんの行状に苦言を並べまくる

たぶんそれが

お愛想なんだろうが  不思議な会話なんだ

コメント (2)
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