見つけたとき載せないと
わからなくなっちゃうのでね
聞きたいから
ああ
歌えたらもっといいな
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歌詞
いつもわたしにつきまとっている
この気配はずっと前からのことだわ
わたしの行くところには必ずあって
シンフォニーのように鳴り響くの
ある日わたしは狂いそうになって
何故なのって何度もいったわ
でもその気配はわたしをさえぎり
わたしより先を歩いては
わたしの言葉を圧倒するのよ
パダム パダム パダム
わたしの後を追いかけてくる音
パダム パダム パダム
わたしに何かを思い出させる
パダム パダム パダム
わたしに何かを指差しながら
おどけた調子でこういうのよ
何もかも分かっていると
それはいうの 忘れるなと
なぜならお前の番が来たから
お前には悲しむべき理由があるから
手のひらに思い出を抱えなよと
わたしには思い出がよみがえり
20年の歳月が音を立てながら
目の前でくるめいたわ
かつての愛の思い出が
この音と溶け合ったの
パダム パダム パダム
二人で楽しんだ巴里祭
パダム パダム パダム
お店では値切ったものだわ
パダム パダム パダム
買ったものを袋に包ませ
街角を歩き続けた
この音を聞くと思い出すの
あの馬鹿騒ぎの数々
でもそれらはみな消え去って
いまわたしに聞こえるのは
おもちゃの心臓の音だけ
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歌詞
街はお祭騒ぎで浮かれてたわ
太陽が輝き喜びがあふれ
音楽に混じって 叫び声 笑い声が
わたしの周りで炸裂してた
大勢の人たちに突き飛ばされ
ぼおっとなったわたしは
突然振り向くと 後ずさりする
あの人の腕の中に飛び込んだの
群集に引きずり回され
押し流され
押しつぶされて
一体になったわたしたちは
流れにまかせて
つながりあったわ
花のように うっとりと 幸せに
群集に押し流され
踊るのは
ファランドール
手をつなぎあって
有頂天で
二人で飛び上がっては
落ちてきたわ
花のように うっとりと 幸せに
喜びの笑いがはちきれて
わたしはめちゃめちゃな気分
すると笑い声にまぎれて
あの人が飛び込んできたの
群集に引きずり回され
押し流され
押しつぶされて
身をもがいてると
ざわめきに混じって
あの人の声が聞こえる
わたしはじれったくなって
泣いたわ
群集に押し流され
踊るのは
ファランドール
遠くへと引き離され
地団駄踏みながら探し続けたけど
いとしいあの人は
もう見つからなかった