マレーヴィチの
こういう
キュビズムって
なんだろう?絵画が
いろいろある
私が見たキュビズムの本で見たのは
ちょっとレジェみたいなキュビズム
↓の 農夫の絵みたいな
右の絵はピカソやブラックの絵に似てるけれど
牛!
なんでこういう牛をここに描きたかったんだろう
それこそ
ロシアの
農民大好き
マーレヴィチ
(彼は労働者よりも農民が
美の世界に住んでると思っていたらしい)
キュビズムって
何をどうとらえるんだろう
て描きたくて描いてるのが
カニが甲羅に合わせて
穴を掘るように
私には
わかる気がする
でも
この色の諧調はいただけない
何も軽やかでなきゃいけないと
言ってるんじゃないんだ
こういう色の諧調を
音楽とすれば
美しくないハーモニーじゃない?
ダサいよ
と思う
クレーのこの画集の表紙
見るともなく
毎日
見てるが
この
色相も明度も近い色たち
オレンジが
少しはねて
こういう風に
色は音楽を奏でるのと同じ効果が
見る人に与えられる
それが 気持ちいいかどうか
このクレーの絵は
ずっとそこにあって
じわじわと 心地よさが 入り込む
わかってえ!
上のマーレヴィチの絵は
明度の諧調に 足りないものがある感じがする
明日の水彩画教室のために
画材を
上三川の巨大ホームセンターに
買いに行ってきた
帰りにいつも寄る 市場
一度写真載せたかった
ごちゃごちゃしてて こ汚い店なんだが
べらぼうに安い
それでいて
鮭なんか ここのが一番おいしい
今日は親父さんが切り立て持ってけ~~
と
ほかのお客に言ってたから
「おじさん!私も切り立て頂戴!」とねだった
へへへ
かまの部分 一切れおまけつき♪
大福もおいしい 安い!
こういうお店 引っ越すたびに どこかしら見つけるよ
こ汚い というのも いいのかもね
さて お買い物の合間にお茶しながら
マレービッチの画集を読んだ
あちこちで名前を見るが
全体像思い浮かばなかった
スタイルはいろいろに変遷した人で
やたらあれこれ考えたんだ
なんとなくそういう浮気なところ
理屈こねるところ 親近感を感じた
絵については後で時々記事のjほうに書く
昨日のおばさんの美容院は
図書館の近くだったので
またいろいろ画集を借りてきた
右の本のフランソワ・ル・タルガ
という人の書いた話が
面白い わかりやすい
カンディンスキーが若いころのパリは
本当に
あほみたいに新しい美術は罵倒されてた
のが
やっと実感できた
印象派の展覧会場に入ろうとするお偉方を
「ここにはお入りにならないように」と
とどめる 評論家がいたり
野獣派が名づけられたいきさつも 本当に
唾棄すべきもののように 言われたのね
そういう中から ピカソもマルケもマッケもマチスもみんなみんな
すごいねえ 強いねえ
今の日本の政界 どれだけ混沌としようが
政治の理想を話さず すっくと立ち上がる人が出るといいのに
って
人民の私が他力本願なことを言うと ヒットラーが出ちゃうか
カンディンスキーが50歳で結婚した年(相手は貴族の娘だ)
ロシア革命が起き
その年はほとんど絵を描いてない
ドクトル・ジバゴ思い出した
革命が荒れ狂ったロシアにいたんだ
その後しばらくカンディンスキーは政府の芸術にかかわる重要な位置にいて
当時芸術家たちは
自由を謳歌できてたそうだ
レーニンの死後
私たちの知る社会主義リアリズムに突っ走るような時期に入り
ちょうどその時
任務でワイマールにいて バウハウスにかかわるようになり
ソ連を離れる
そういうタイミングだった!
小説のようだ
ソ連の芸術政策が レーニンンの死後変わったというのも知らなかった
で
ドイツの民族主義的な嵐が吹き荒れる様についての記述もあった
ヨーロッパはすごいねえ
日本人の私は
何にでも寛容で
ふうん そういことかあ
って
感激ばかりして
そんな 戦闘的な嵐の中に入ったら
引きこもりになっちゃうよ