のっぴきならぬ事情

のっぴきならぬ事情かあ・・・。
こういう人生もあるよなと思いながらも、ミーハーな小説を読んでしまった。
ん。今時ミーハーなどとは言わないか。
最近の売れ筋の小説は、何故か最愛の人の死に関連されるものが多い。
それだけインパクトが強いということだろうか。
しかし、その瞬間はその世界へ入っていくことはできるが、後で味気なさを感じてしまうものが多い。
まあ、恋愛小説はそんなものなのかも知れない。

といいつつも、この作家はどんな人物なのだろうと巻末のプロフィールをみた。
なんと、同年生まれでしかも同窓じゃないか。
当時を思い出せばなるほど軟弱なやつもいたし、ミーハー的感覚もわからなくもないよな。
よし、俺も小説を書いてみるか、と思っても口だけの自分がいた。
市川拓司さんに敬意を表します。