Room335

今やギターフリークでなければ分からないだろう。
当時、と言っても20年以上前になるが、
Room335で一躍有名になったラリーカールトンは、
Fusionを志すギターフリークにとっては憧れの的だった。
ギターでのインストゥルメンタルが流れると、
ラリーカールトンはもちろん、
ジェフベックやジミーペイジの曲をコピーしようと、
高校時代夢中になっていたのを思い出す。
ラジカセをアンプ代わりに使い、ナチュラルディストーションだと言いながらも
自己満足の世界に浸っていた。
今、車のＦＭラジオからギブソン３３５の心地よいサスティーンが鳴り響いている。
ボリュームを少し上げた。