LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

THE MACALLAN 18

2005-10-26 | 男の料理
久しぶりにアンバーハウスに行った。
特別洋酒通というわけではない。
カウンターには真鍮製のサポートバー、壁面には1000種類を超える洋酒、
BGMには常にJAZZが流れ、薄暗いアンティーク調の室内の雰囲気がすこぶる良い。

カウンターに座ると、目の前にMaker's Mark(red)があったのでシングル水割りを注文した。
2杯目の時、「昔は、とても手の出るようなバーボンではなかった。
大量生産ができなかっただけにかなり高価なものでしたよ。
勿論、当時のものと今のものでは味は格段に違うけど。」
カウンターの越しの白髭のマスターが言った。
最近、酒店でも目にする事が多くメジャー入りしているようなバーボンでも、そういう歴史があったのかと思うと感慨深い。
「バーボンはトウモロコシが原料だが、トウモロコシが51%以上80%以内でなければならない。それを超える場合は、コーン酒になるんだよ。」
と教えてくれた。

それからマスターのウイスキー講義が始まった。
話題はバーボンからスコッチに移り、
マスターがTHE Macallan(マッカラン)18年物を取り出した。
「こういう本物の味が分かればスコッチも面白くなる。」
なんとシングルで1800円。
たまには良いかと思いストレートを注文。
比較できるようにとバランタインを用意してくれた。

良い酒は人肌が良いと言われ、暫くグラスを暖める。
ウーン。確かに香りはバランタインなど比較にならない。
味はどうかと言うと正直言って違いがよく分からなかった。
ビールも味わい深い物は、人肌がいいと言っていた。

確かに、本格的洋酒は歴史を感じさせるし、味わい深い物かも知れない......。
店内には年代物のスプリングバンクや一本100万円のスコッチも置いてあるそうだ。

ただ、我々庶民は、本物の良さを知らないのも幸せなのかも知れない。