LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

小惑星と地球

2006-01-18 | 宇宙・環境・資源
小惑星が地球に6500万年前に衝突したおかげで、恐竜が絶滅し、哺乳類の時代になり人類が生まれた。
それで今、我々は生存している。

もう一度小惑星が地球に衝突したらどうなるのだろう?

「生命の旅 150億年」森本雅樹著では、こんな事をいっていた。
1994年の夏、木星にレビー彗星が衝突した。
地球にもし衝突していたとすると、地球はかなりのダメージを受けていたに違いない。
直径10mぐらいの小惑星なら、毎年50~60個、地球の大気中で爆発している。
なんと、広島原爆の1~10個分に相当する威力を持つらしい。

私たちは、偶然と幸運の結果として、今生きている。
20億年前にラン藻類がオゾン層を作り上げ、そのオゾン層のおかげで生物が生存できている。
しかし、人類はフロンガスでオゾン層を破壊し、紫外線が地表まで届くようになり、生命を脅かしている。
また、ラン藻類は鉄鉱石を堆積させ、石油や石炭は3億年かかってつくられている。
人類は、それら資源を200年~300年で使いきろうとしている。

著者は、地球外からの危機よりも、地球内での人類の生き方が、人類の危機を招いていると言っている。
まさにそうなのかも知れない。
資源や食料問題・環境破壊・・・・。