LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

つくばセンタービル

2006-01-27 | 建築と文化
今、建築における考え方は、従来の近代建築・現代建築が目指してきたモダニズムという発想から、生活者が人間本意で考えていくLOHAS、スローライフといったキーワードが生活者の心を捉えはじめている。

日本でのモダニズム建築は、丹下健三の広島平和記念資料館や板倉準三の神奈川県立近代美術館が代表作に挙げられるように、モダニズム建築は自国文化の目覚しい発展に寄与してきたのだ。

しかし、合理的なばかりで都市や建築があまりに味気なくなってしまったのではないか、という批判から、モダニズムを否定するポスト・モダニズムも提唱されていた。

磯崎新のつくばセンタービル・水戸芸術館、丹下健三の東京都庁舎は、まさにポストモダニズム建築を代表している。

「つくば建築フォトファイル」(NPOつくば建築研究会編)には、磯崎新設計のつくばセンタービルが掲載されている。
都市計画の中に磯崎新は何を見出し、何を表現しようとしていたのか?
改めて見つめ直してみたい。