LOHASな感じ!

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磯磯新の思考力(2)

2006-10-12 | 建築と文化
「磯磯新の思考力」の中に、磯崎新が丹下健三を追悼した一節がある。

建築することとは、単に街や建物を設計することではない、
人々の生きているその場すべて、社会、都市、国家にいたるまでを構想し、
それを目に見えるよう組み立てることだ。

これが、私たちが教えていただいた〈建築〉の本義であります。
先生はこの本義を体現されていました。
〈建築〉の化身だと私が考える由縁であります。

うーん。やはり自己満足であってはならないのだ。
今、私はリフォーム業に携わっているが、丹下健三氏の基本理念は個人宅も都市も共通するものだと思う。
建築設計・リフォーム設計においても、「人々の生きているその場すべて」を考慮したものでなければならないのだ。

意外と分かっているようで分かっていない、そんなケースってないだろうか?