LOHASな感じ!

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風の葬祭場

2006-12-06 | 建築と文化
六本木ヒルズTV朝日本社ビルの設計で有名な槙文彦氏。
日本の建築家集VTRに登場していた。

ビデオでは、槙文彦設計の風の葬祭場を取り上げていた。
従来の葬祭場のイメージを完全に払拭する建築だ。
デザインも葬祭場という事を考えなくても、まさに目からウロコという感は否めない。
しばし、呆然というぐらいに感動してしまう。
建築そのものは、1997年に大分県中津市に完成している。
村野藤吾賞を受賞し、2003年にはランドスケープデザインでグッドデザイン賞も受賞している。

エントランスホールのトップライトは、ル・コルビジェを意識し、風の葬祭場はモダニズムの集大成とも言われているそうだ。

しかし、こういったデザインの発想はどこから来るのだろうか。

風の葬祭場は、
公園と一緒につくり、葬祭場のように見えない方が良い。
むしろ彫刻のように見える感じ、全体が建物のように見えない感じ。
そんなコンセプトで風の葬祭場が出来上がったらしい。

うーん、建築の可能性かぁ。
本当に考えさせられるなぁ...。