今、「建築家のメモ」~日本建築家協会を読んでいる。
読むというより感じ取っていると言った方が近いかもしれない。
建築家100人のメモとコメントがそれぞれ見開きで掲載してある。
そこに隈研吾のコメントがあった。
スケッチの最も大事な事は、自分の描いた線にうっとりしない事である。
白い紙の上に、自分の気に入った筆記用具で線をひけば、
どんな形を描こうが結果としては、美しいものができるに決まっている。
だから、みなそれにうっとりしてしまって、自分が決定する形というものに対する反省がなくなり、
肝心の建築に対しても同様に評価が甘くなって気持ちが緩み、とりかえしがつかない失敗を繰り返すのである。
隈氏の意見に賛成だ。
スケッチだけではなく、プレゼンも同様だと思う。
最近はやりのCGにしてもそうだ。
最新技術を駆使しても、プレゼンテクニックを最大限使ったとしても
自己満足で終わってしまっていては何にもならない。
結果、押し付けがましいものになってしまったりするのだ。
スケッチにしてもプレゼンにしても、我々とクライアントとのベクトルを
より良い方向に導くためのものでありたい。
改めてそう感じた。
読むというより感じ取っていると言った方が近いかもしれない。
建築家100人のメモとコメントがそれぞれ見開きで掲載してある。
そこに隈研吾のコメントがあった。
スケッチの最も大事な事は、自分の描いた線にうっとりしない事である。
白い紙の上に、自分の気に入った筆記用具で線をひけば、
どんな形を描こうが結果としては、美しいものができるに決まっている。
だから、みなそれにうっとりしてしまって、自分が決定する形というものに対する反省がなくなり、
肝心の建築に対しても同様に評価が甘くなって気持ちが緩み、とりかえしがつかない失敗を繰り返すのである。
隈氏の意見に賛成だ。
スケッチだけではなく、プレゼンも同様だと思う。
最近はやりのCGにしてもそうだ。
最新技術を駆使しても、プレゼンテクニックを最大限使ったとしても
自己満足で終わってしまっていては何にもならない。
結果、押し付けがましいものになってしまったりするのだ。
スケッチにしてもプレゼンにしても、我々とクライアントとのベクトルを
より良い方向に導くためのものでありたい。
改めてそう感じた。