NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

えっ、彼が消費者庁長官に!

2010年07月26日 | 経済情報
7月15日のブログで、2010年第2回公共経営交流サロンは「『新しい公共』と公共サービス改革」をテーマに福嶋浩彦さんを講師に招いて開催すると紹介しましたが、7月23日の神奈川新聞に「政府は22日、消費者庁長官に前千葉県我孫子市長で中央学院大学教授の福嶋浩彦氏(53)を充てる人事を固めた。」という記事が掲載されているのを読んでひっくり返りました。

神奈川新聞は、「福嶋氏は、政府の行政刷新会議の事業仕分け人も務めた。消費者庁は09年9月に発足。初代長官は政権交代前の同年7月に決まり、麻生政権が内閣事務次官を務めた内田俊一氏を起用した。消費者に身近な地方行政に詳しい福嶋氏を起用することで、前政権との違いを示す。」と解説しています。

福嶋さんは元々は生活協同組合の職員で、市会議員を経て市長になった方です。我孫子市長の時代には、市民参加とパートナーシップの推進、補助金の抜本的な見直しなど、そのラジカルな手法は全国的に注目を集めました。

消費者問題と地方行政に精通しているという点については折紙付ですし、加えて事業仕分け人としても手腕を発揮されましたので消費者庁長官に適任であることは確かですが、身近な方だけに驚きは人一倍です。

これまでに培った経験を生かして、大いに力を発揮していただくことを熱望していますが、これからは気安く「一杯やりましょう!」なんて言えなくなるのかなあ。
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