ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

なみえ焼きそば日本一に

2013-11-16 09:45:10 | 日記
9,10日愛知県豊岡市で開かれたグルメ祭典第8回「B-1グランプリ」で、見事なみえ焼きそばが一位に輝いた。

震災前年から出場、震災で散りじりになった「浪江焼麺大国」33人のメンバーが19人に減り、参加も危ぶまれたが、何とか八島貞之代表の頑張りで継続出場、昨年も前年と同じ4位入賞していた。なみえ焼きそばはうどんのような極太麺、豚肉、モヤシを炒め濃厚なソースで味付けするのが特徴で諦めずに参加4度目で栄冠を勝ち取った。

今年はのグランプリには64団体が参加、来場者の箸による投票で31,200gで一位になみえ焼きそばが選ばれた。
2位は青森の「十和田バラ焼きゼミナール」、3位は千葉の「熱血!!勝浦タンタンメン船団」と決まり、津波被災地岩手久慈から出場して5位に入賞した。次回の第9回は福島県合唱王国郡山での開催が決まった。震災原発事故避難生活にも大いに励みとなる。

島倉千代子3日前の録音に感動

2013-11-15 10:11:32 | 日記
14日の昨夜NHK7時のニュースで、死亡3日前の録音を聞いて、最期まで歌一筋に生きた島倉千代子さんに感動した。

11/8に亡くなった島倉さんは今月の今日15日の録音予定が待てないということから、急きょ5日に3年前からの肝臓がんで入院を5日に自宅に戻り、リビングを特設スタジオにして、南こうせつ「からたちの小径」を録音したものが、昨日の告別式で流された。

「この世の花」「りんどう峠」「東京だよおっかさん」そして「人生いろいろ」と紅白連続30回出場など数々の履歴は歌一筋の素晴らしい人生でも、私生活は波乱万丈であったとう。愛のさざなみのようなリズム歌謡が大好きである。

1938年東京で、警察官の父と厳格な母の4女として生まれ、16才で「この世の花」でデビュー、23才ファンの投げたテープで失明寸前までのケガ、25才で父と死別、阪神藤木勝巳と結婚したことは、知らず妻から聞いたが5年で破局。34歳で母と死別。
37歳で知人などの連帯保証人で借財10億とも、細木数子の後見で、借財は増え別れてからすっきりしたようであったという。

昭和の歌姫の生の声が聴けないのが残念だが、これも時の流れ、完璧主義者の75歳の島倉さんが最後の録音にまで人生いろいろを見せてくれてありがとうございます。感謝です。ご冥福をお祈りいたします。

私は嘘も嫌い、威張る人も嫌い

2013-11-14 09:32:40 | 日記
本当に力のある人は威張らないというとか、ボランテイアで一緒に旅をしていると目立たない人が実は一番体力があるという曽野綾子さん。

人間は年相応に自然に振る舞うことが一番美しいという。藤木相元氏は10歳若く人にほらを吹けとか自分に嘘を言ってごまかす人生がこれから求められるというから曽野さんとは正反対である。それは、かなり有名な人でも年齢を偽っているとその人の言動がすべて嘘くさく思えて付き合いたくなくなるという。
年相応にしていないと、病気入院でのオペではメガネ、ピアス、ウイッグもすべて取り外し、終わって出た時の顔が別人に見えお見舞いの人々に不安を与える。

この年相応に振る舞わない人は、自分さえよければいいという、他人の思いやりにかけた行為である。自分さえよければいいという考えの人は良く人前で威張る。ある大臣婦人が雨降りの中迎えの車に居た警護のSPに「気を利かして傘を持ってきなさいよ」と叱りつけて場がしらけたという。肩書がなければただの人、威張らない人は本当の実力者である。
威張る人の言葉使いでも初対面の方が「ああ、そう」「ご苦労さんだね」というが、「ああそうですか」「ご苦労さんですね」というのが当然である。

タモリ・みのもんた重鎮降板でTVの交代か?

2013-11-14 08:59:50 | 日記
タモリの「笑っていいとも!」は娘が来るとテレビつけるので一緒に見る程度、みのもんたの「みのもんたの朝ズバッ!」は見たことがない。また、NHKの土日の夜12時までのラジオが森重久弥の日曜名作座が西田敏行に代わり竹下恵子との名セリフで聞き惚れていたが、昨年からか今はAKB48のような人とのつまらないトークで「・・・まか?」とかいって、いつも番組が始まると消してしまう。

タモリみのもんたは共に1944,45ねん生まれの70歳に届く年齢の人、面白さの進行では二人とも群を抜いている。
タモリはゲストとのトークで裏話や生活の色濃く出たものであり、一方もんたは時代をとらえて世の風刺をズバッと突き刺すもので、いわき市長が原発事故で、わが子である市民を投げ捨て逃げたことへの批判をズバッともの言うあたりは当たらず障らずの物言いの多い現代にはなくてならない人であった。

しかし、田原総一郎と8人の時代の先端を行く若者とのトークから、やはりメデアの変化と視聴者と面白さの感覚のずれが降板交代となったのかとも思う。

ガレキで出来た夏井川河口の防波堤

2013-11-13 09:01:51 | 日記
大分前になるが、どこも受け入れない震災ガレキを島田市が受け入れを表明したことに触れた。
このほどこのガレキを利用していわき市夏井川の河口から南(美空美ひばりの歌碑が建つ塩屋岬の方向)に防波堤が完成した。画像は11/5撮影で手直ししている防波堤。ここは震災前まで防波堤なしの松林と砂浜で、珍味のボウフウやハマナスの生育地でもあった。

2年8か月過ぎても、沖縄、九州、四国そして、山口、鳥取、岡山、兵庫、和歌山などは焼却するガレキを受け入れないという。宮城県は焼却ガレキ処分は終了したようだが、ここ福島は特に双葉郡内は手つかずの状態である。

フィリピンの台風で壊滅的被害を受け略奪横行というのに、東北三県の被災地では整然と並び援助物資を受け取り、私はいいからと他人を優先させる映像に世界が感動したはずだ。なのに未だに、放射線量測定で安全が確認されたガレキでも受け入れを拒否する自治体や市民団体が多く東北の自治体は受け入れているのにと問題である。

小泉元総理の発言でも、今すぐ原発0というが、評論家の言う理想で、数学者岡潔氏がいう「人は理性の上に住めても理性の中には住めず、まして理想のなかには永久に住めない」と。