北陸地方の12月としては穏やかなこの日、我が家の庭にウラナミシジミが飛んできて、しばらく日光浴。またどこかへ飛んでいきました。それほど傷んでいない新鮮な蝶でした。
ウラナミシジミは、富山県では「通常は8月上旬~10月下旬に黒部川、神通川、庄川などの河川敷や、低山丘陵地の草地、畑などで多く見られ…県下では卵、幼虫、蛹、成虫のいずれの状態でも越冬できず、死滅」(『富山県の蝶(Ⅱ)』)します。
「初見」はその年に初めて見た記録なので案外記録しやすいのですが、「終見」はその年に最後に見た記録。どの蝶もフェイドアウトするようにいなくなるので、毎日記録しておかないと「終見」は記録できません。この日のウラナミシジミが我が家の庭での「終見」になるのでしょうか?最近はヤマトシジミやモンシロチョウなども見かけませんが、いつ「終見」だったのかは記憶にありません。
来年は、我が家の庭で見かけた蝶を毎日記録してみようかな…。
《庭に飛んできたウラナミシジミ 2020/12/02》
《庭に飛んできたウラナミシジミ 2020/12/02》
※ 市立図書館から12月5日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。新型コロナウィルスなどの感染を避けるため、しばらくは図書館から本は借りないようにしたので、借り出す本が一気に少なくなりました(それまでに予約してあった本は別です)。
1 『炉辺の風おと』(梨木香歩著)