2020年4月下旬の観察記録です。
時間潰しに立ち寄った神社の境内で、樹木の幹などに虫の姿を探していると、サクラの古木の幹にドロバチの巣がいくつかついていました。
エントツドロバチは、樹木の洞や壁の隙間など雨があたらない所に、下向きの煙突状の出入り口をつけた泥の巣を作ります。幼虫の成長に合わせてメイガ類の幼虫などの餌を運び込み、育児が終わると煙突のドロなどを利用して入り口を塞ぎます。また、古巣に煙突が残っていることもあるそうです。(『虫のしわざ観察ガイド』など参照)
エントツドロバチの活動時期は5月末から9月ころなので、見かけた巣は前年のものなのでしょうか?(土の色など新しそうに見えますが…)
《サクラの古木で見かけたエントツドロバチの巣 2020/04/28》
《サクラの古木で見かけたエントツドロバチの巣 2020/04/28》
※ 市立図書館からの本の借り出しは、新型コロナウィルスなどの感染を避けるため、しばらくはしないようにしたため、2月5日(土曜日)に借りだしてきた本(『炉辺の風おと』(梨木香歩著))を今朝返却して、1冊も借り出し中の本がない状態になりました。
当分の間、積ん読状態だった自分の本を読もうと思います。