北陸自動車道と交差する農道のトンネルを、何かを見つけるだけのために往復しています。この日壁にとまっていたのは、小さなアオバハゴロモ。ふつう、このあたりでもアカメガシワなどでたくさん見かけていますが、このトンネルの壁で見かけるのは初めてです。風で飛ばされてきて、休んでいたのでしょうか?
《トンネルの壁面にとまるアオバハゴロモ 2020/08/16》
《トンネルの壁面にとまるアオバハゴロモ 2020/08/16》
※『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 9/56 ゲンジボタル(夏)
「ゲンジボタル」の副題は「『将来何になりたい?』と聞かれ『ホタル』と答えた。」です。幼児期の丸山さんにとって、それくらい思い出深い昆虫だったそうです。
私は子どものときに、ホタルが飛ぶのを見た記憶がありません。蚊帳の中にホタルを放して遊んだことがあるような気もしますが、これも定かではありません。はっきりしているのは、学生時代、1学年に20数名しかいない学科の数日かけての泊りがけ実習。山の中の宿舎のそばを流れる大きな谷川の上を流れるように乱れ飛ぶゲンジボタルの群れ。これは、ほんとうに幻想的でした(近眼乱視なのに裸眼で見ていたからなおさらでした…)。
下の写真は、富山市南部の公園で写したものです(近くにゲンジボタルが発生するような流れはなく、どこから飛んできたのか、不思議です)。
《葉にとまるゲンジボタル♀ 2016/06/18 富山市月岡町》
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