畑のホウレンソウをたっぷり使って、年に一度は食べるお鍋です。
今年は我が家のホウレンソウが不足なのですが、産直売り場で柔らかそうなホウレンソウを見つけたので、早速お鍋にしました。
向田邦子さんのレシピです。水とその6分の１のお酒をお鍋に入れ、ホウレンソウと豚肉をさっと煮ます。たっぷりの大根おろしとポン酢でいただきます。
他のものは入れてはならぬ、と向田さんは書いています。教えに従い、この二種類のみです。
カリフォルニアのピノノワールを開けました。2001年のワイン、香りが高く少し褐色になっています。ピノノワール、大好きです。
山の様な大根おろしもホウレンソウも、全部胃の中に収まりました。おいしかったです。
前日のお鍋が少し残っていました。新たに、甘塩の鮭と酒粕を足して、粕煮にしました。
例年通り、寒くなったのでお鍋の登場回数が増えました。おかずと汁を兼ねていますし、何よりも体が温まります。それに野菜もたくさん摂ることができます。
このお鍋には、うちの畑の白菜・ニンジン・ネギ・ホウレンソウを使っています。作るものを決めてから畑に行くのって、とても贅沢な気分です。
愛媛県宇和島市吉田町のみかん農家さんとのお付き合いは、もう何年になるでしょうか。
毎年、秋は青切りみかん、冬になるとポンカンを常備します。我が家にはなくてはならない果物です。おいしくて安全、これ以上のものはありません。レモンもこちらから送ってもらいます。
このみかんはひと月ほど前に買ったものですが、冷蔵庫に保管して食べています。スキーシーズンに入ると、こたつに座る時間はありませんので、オフシーズンの今は「こたつでみかん」の贅沢をしています。
左の巨大な梨は、栃木県産の「にっこり」です。みずみずしくて甘い梨です。大型の梨は何種類か食べましたが、今回のにっこりが一番でした。
この画像の方が大きさがわかりやすいでしょうか。
前記事のぶどうにも書きましたが、巡る季節に合わせて、旬のものがあるのは幸せなことです。
中野市の上原果樹園の「珍しいぶどう」8種です。
私自身も忘れないよう、品種名を記しておきます。
上段左から、ハニーシードレス・東京マスカット・甲斐ミレー・上原パープル。下段、ベリーシードレス、クニルージュ、ブラックスワン、品種不明。
どのぶどうも糖度が高く、お菓子を食べているようです。一緒に取り寄せの巨峰も、今年はこれで終わり。これからの季節はりんご、みかん・・。
果物や野菜で、四季を感じながらの食卓は、本当に素敵なことだと思っています。
