ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

こんな望みが叶うなら、また酒を飲んでみたい?

2017-02-17 07:46:51 | 病状
 今回は、たとえ再飲酒してもこんな状態にならないで済むのなら、また酒を飲んでみるのもいいか(!?)という話をしてみます。

 もちろんここに挙げたのは、酒を飲んだ後に必ず見舞われた症状ばかりで、嫌で嫌やで困った思い出しかありません。たとえ人事を尽くしても実現不可能な望みなので、奇蹟が起こるよう神頼みするしかない儚い夢です。

 本格的な酒飲みになってからというもの、私に現れた症状を概ね古い順に挙げてみました。再びこうならないよう切に願うばかりです。

 ● 深酒するとスッポリ記憶が途切れるブラックアウトになること
 ● ヒマになるとイラつくこと
 ● 深酒すると朝背中の重苦しさ・怠さに苦しむこと
 ● 高血圧になること
 ● とかく “手に汗・・・” の汗っかきになること
 ● 胃が荒れて朝の食欲がなくなること
 ● 突然の水様便便秘に悩まされること
 ● 視力が弱まること
 ● 高血糖・脂質異常になること
 ● 肝臓膵臓が傷んで脂肪肝や膵炎になること
 ● 手の震え(振戦)で字が書けなくなること
 ● 面倒くさがりで不規則な生活リズムになること
 ● 意欲が低下してうつ引き籠りになること
 ● 脳・手指・足裏にシビレ感(薄物のヴェールが覆い被さった
  ような感覚)があること
 ● ボタン嵌めが出来なくなること(ビタミンB1 欠乏
 ● 足が覚束なくなり、階段や傾斜のある道を下れなくなること
   (ビタミンB1 欠乏
 ● 物忘れなどのボケ症状が進むこと
 ● 昼間、何の予兆もなく不意に失神(顔面転倒)に襲われること
 ● 幻視・幻聴に襲われること 
 ● しばらく断酒を続けると遅発性の離脱症状(PAWS)に悩まさ
   れること

 先日、酒が問題と気づいたのはどんなことがキッカケだったのか、が自助会AAのミーティングでテーマとなりました。いい機会なので、当時悩まされた症状を改めて思い起こしてみたのです。全部ではないとしても、読者の中にはもう経験された方がおられるかもしれません。大体この順で症状が積み重なっていくと覚悟しておいた方がいいと思います。

 それにしても、アルコールの毒性を骨の髄まで知った今となっては、どう考えても無理筋の願い事ですよね。こんな虫のいい願いなど叶うわけがない、私も十分承知しています。


次の記事も是非ご参照ください。
アルコール依存症の進行プロセス
私の底着き体験・断酒の原点


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