ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

血は争えない

2020-01-21 05:59:14 | 雑感
 先月、突然のしぶり腹に襲われ、間一髪で下の粗相を免れた私です。以来、外出の時は少し神経質にならざるを得ないのですが、今度は孫息子が同じような事態に陥りました。

 孫息子というのは次男のところの二番目の息子のことです。次男には息子が3人いますが、先日の連休初日、次男夫婦と爺婆とで孫たち3人を連れ、車で神戸の王子動物園に行って来ました。

 王子動物園に着いたのは9時過ぎ、朝早かったのでお客は疎らでした。2時間ほどかけて園内を巡り、11時半頃には園を後にしました。そのまま予約していた回転寿司へ。40分ほど賑やかな昼食を共にしました。

 その帰り道、車に乗って5分ほどしたら二番目の孫息子が「お腹が痛い!」と言い出しました。母親によると、どうやら“しぶり腹”が始まったらしいのです。トイレに行きたいというサインなのに、当人はそんな関係があることをまだ自覚していないそうです。

 案の定、しばらくして「トイレ行きたい!」と言い出しました。さぁ、大変です。住宅街を通る道なのに、どこにもコンビニが見当たりませんでした。

 この辺りの道は少し入り組んでいて説明が難しいのですが、Yの字の下にAの字が繋がっている道路地図を想像してもらえば理解しやすいと思います。Aの字が南の海側、Yの字が北の山側を表わします。

 さて、Aの字の左辺からYの字に繋がる手前部分、道が左に緩くカーブしているところまで来たとき、遂に「もう我慢できない!」となりました。やむを得ず、急遽Aの字の頂点で右折することに。

 右折を始めたそのときです。道の先、Yの字の三叉路右側にコンビニが見えました。それで元の道に戻ることにしたのですが、Aの字の横棒から再び左辺の道へ戻る信号の待ち時間が長いこと。ジリジリ、ハラハラ、ドキドキとはこんな時の気持ちを言うのでしょうか。

「大人用の下着ならコンビニでも買えるけど、子ども用の下着ってコンビニに置いているの?」最悪の事態を想定して車内でこんな会話が飛び交いました。

 ジリジリしながらもやっとコンビニ前に到着。次男に連れられて二番目の孫息子、決死の形相で走ってトイレに飛び込みました。走れただけまだ余裕があったようです。それを見た一番目の孫息子、自分も催したらしく後を追って行きました。

 まぁどうにか事なきを得たのですが、一連の症状の出方は私にそっくりで、先行きが手に取るように読めました。思えばそうなる条件が揃っていたのです。

 長く歩いたときや食事を済ました後などは、腸の蠕動運動が活発化して便意を催すと言われています。この日は、動物園で2時間も歩いた後でしたし、お寿司を腹一杯食べた後でもあり、条件が2つとも揃っていました。

 しぶり腹は体質のせいで、それが少し過敏に現われたものなのでしょう。その体質というのは、恐らく私の遺伝と考えればわかりやすいのです。

 “血は争えないもの” お陰でその思いを強くしました。さて私の方はと言えば、寿司屋でちゃっかりトイレに寄っていたので冷静なものでした。



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