ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

公衆電話がない?!

2020-11-24 06:23:45 | 世相
 愈々、脊柱管狭窄症による座骨神経痛が酷くなり、歩くのにも少し前屈みになるなど、半端なく生活に支障が出始めました。

 うかうかしてなどいられないと、思い切って整形外科クリニックを受診することに。受診先に選んだのは、腰椎の内視鏡手術では定評のある尼崎駅前の K 整形・神経外科クリニックです。

 早速実施された X 線 CT の結果、第4,5腰椎にすべり症もあると判明し、詳細な診断には MRI も必要となりました。

 強い磁気が発生する MRI 環境下では冠動脈に留置してあるステントへの悪影響が懸念されます。そのステントは8年前と17年前の2回、 PCI を受けたときに留置されたものです。

 その旨を K 院長に伝えると、ステントには問題ないはずだが念のためPCIを実施した病院に確認を取るよう勧められました。

 MRI 検査までの時間的猶予は1時間、件の病院への確認は自分で取らねばなりません。問い合わせ先の電話番号を教えてもらった時点では余裕綽々の私でした。が、すぐにその浅はかさを思い知ることになりました。

 私は携帯電話を持っていません。尼崎駅前なら公衆電話ぐらいすぐに見つかるだろうと高をくくっていたのですが、これがどこにも見当たらないのです。心の余裕が一瞬にして焦りに変わってオタオタしてしまいました。

 その窮地を救ってくれたのは、駅前広場で作業をしていた清掃員のおじさんです。人の出入りの少ない改札口の傍ら、隅の目立たない所に電話ボックスが一つあると教えてくれたのです。これでやっと、公衆電話に辿り着けました。

 問い合わせ先の病院は、同じ尼崎市内の県立病院です。市内通話でも結構時間がかかると思い、公衆電話に百円硬貨を入れて臨んだのですが10分後に再度電話してほしいとのこと。ものの1~2分の通話で百円がパァに。

 10分後に再度電話して、ステントには全く問題ないとわかったのですが、たった2分ぐらいの通話で百円が再びパァになりました。

 公衆電話は災害発生時の命綱。維持費ばかりかかると見られがちな公衆電話への、せめてもの寄付金と思って涙を呑みました。

 思えば、公衆電話の需要が高かったのは’90年代半ばまでだったのでは? 丁度、ポケベルの全盛期と被っていたと思います。

 当時、公衆電話は街中の至る所にあり、特に電話ボックス内などは色とりどりの名刺大デリヘル広告がベタベタ、中に人がいるかいないかもわからないほど隙間なくビッシリ貼られていたものです。文字通り、公衆電話花盛りの時代でした。

 その公衆電話も、携帯電話の登場で衰退の一途を辿り、今では人通りの絶えない駅構内でも見つけるのに一苦労します。

 あれからもう四半世紀も経ったんですね。大きな時代の変化を実感しました。

 ところで今週後半から、腰の手術でしばらく入院します。ブログの投稿も、その間お休みです。再開したときには、また応援して下さい。どうぞ宜しくお願いします。



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コメント (10)
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