こうも自粛々々を強いられていては、たまには目先の変わったことをしたいもの。
先々週、1回目の新型コロナワクチン接種に出かけたことは、その意味で結構な刺激になりました。
出向いた先は大阪中之島にある国際会議場。自衛隊が開設した新型コロナワクチン大規模接種センター大阪会場です。
この国際会議場を訪れたのは実に久々、20数年ぶりのことです。阪神福島駅から歩いて10分ぐらいの所ですが、その間の街の様子がガラリと変わっていました。
会場近くの東側に なにわ筋が南北に通っていて、その福島駅寄りには平成5年(‘93年)6月まで旧阪大病院(旧阪大病院 写真 - Bing)がありました。その敷地全体はざっと東西約300 m、南北約150 mぐらいだったでしょうか。
10階建ての大きな病棟は東西250 m もあり、堂島川に沿って屏風要塞のように聳える様は壮観そのものでした。現役時代の30代後半から40代初め、私は仕事でここに足繁く通ったものです。
病院周辺は当時、正門前に古本屋が2,3軒、他に食べ物屋が数軒あったぐらいの場末で、梅田の繁華街から徒歩20分余りと離れていたので無理もありません。
その広い跡地に何と、朝日放送(ABC)の大きなビルが建っていたのです。これにはたまげてしまいました。
大胆な意匠を凝らした1~2階部分の外壁や、ABCホール入口に続くと思われる広々とした外階段には威圧感があり、思わずカッペ丸出しで見上げてしまいました。
これらは好奇心を掻立てるに十分過ぎるほど奇抜でした。帰宅して早速調べてみると、この一帯は “ほたるまち”(ほたるまち | OSAKA-INFO 2008年5月開業) と名付けられた大規模再開発街区だとか。
他にも堂島リバーフォーラムや堂島クロスウォーク、高層マンションなどがあるようです。因みに、大阪地方検察庁の高層ビルもこの一画にあります。
今回はABCの前を通り過ぎただけでしたが、2回目接種の時には辺り一帯を徘徊してみるのも一興かと思いついた次第。楽しみが一つ増えました。
ところで、ワクチン接種をした翌日、注射部位に重苦しい筋肉痛がありました。腕を横に上げようとしても、鈍痛で肩までしか上がらないので少々難儀でした。
それでもこの程度で免疫が付くと思うと軽いもの、たとえ罹ったとしても軽い症状で済むのならお安い御用です。
“カッペ丸出しも亦た楽しからずや” と、新たな楽しみも見つかったので2回目接種が待ち遠しい。今からそんな思いでいます。
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