“老いた身体に無理は禁物、希望的観測でやったらツケが回ってくる”
このこと、嫌と言うほど思い知らされました。
今回も、食道がんの定期検診を受けに県立病院へ行ったときの話です。
思いの外、会計が早く済んで、散髪するのに丁度いい時間ができたので、
行きつけの床屋 N さんに予約を入れてみました。
「来られるのは何時ぐらいになりますか?」と N さん。
「多分、20分ぐらいで行けると思うんだけど・・・」と、軽い調子で応えた私。
実はこれ、ほとんど希望的観測だったのです。
行きつけの床屋とは言ってもお店は最近引っ越したばかり、
新しいお店には一度しか行ったことがありません。
軽い調子で20分と言ったのですが、その根拠と言ったら、・・・
病院から引っ越し前のお店までは1300余歩の距離。
その引っ越し前のお店から新しいお店までが1600余歩。
三角形の長辺にあたる、病院から新しいお店までは、
直感的に(?)直線距離なら2000歩ぐらいと目算したまでで、
普段の歩く速さ(100歩/分)なら20分もあれば大丈夫という、
いい加減な計算だったのです。
さて、その結果ですが、
引っ越し先の新しいお店まで歩いた距離は歩数で2600余歩。
普段の歩き方なら26分かかるところを4分も速い22分で着きました。
目的地、目指す床屋の赤白青3色のサインポールが見えた頃には、
足が縺れにもつれ、今にも転びそうなほどヨレヨレでした。
只々約束を違えてはいけないと、それだけを胸に必死で急いだ床屋行でした。
結局、その日の総歩数は計11000歩強。
1日10000歩越えの歩きはそう珍しくはなく、結構慣れてはいるのですが、
それからの数日間は、疲れが取れないまま元気の出ない日々を過ごすハメに。
一番心当たりのことは何かと言ったら、
やはり速歩で懸命に急いだ床屋行しか思いつきません。
病院から床屋までの2600余歩は、総歩数からすればたったの1 / 4ですが、
そんな歩数でも慣れない速歩で強行した22分間が相当効いたようなのです。
元気の出なかった数日間は、やる気に悉く水を差されるというのか、
もう少し頑張ろうとする気が一向に湧いてこないというのか、
まるで精根尽き果てた抜け殻のようなフヌケ状態でしたし、
これまでになく老化が一気に加速したように感じられました。
これってやはり、無理を承知でやったツケが回ってきたのでしょうか?
これは無理だと思うことは、やはりやらない方がいいですネ。悔しいですが、・・・。
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