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バクテリアで除染 <放射性セシウム→バリウム>?

2011年08月21日 00時25分45秒 | 生命生物生活哲学
2011年8月21日-1
バクテリアで除染 <放射性セシウム→バリウム>?

 福島民報によれば、

 「バクテリアの除染に効果 飯舘の水田、線量が大幅低下
 南相馬市、飯舘村で微生物を活用した除染実験に取り組んでいる田崎和江金沢大名誉教授(67)は2日、放射性物質を取り込む糸状菌のバクテリアを発見した同村長泥の水田の放射線量が大幅に下がったと発表した。南相馬市役所を訪問し、桜井勝延市長に報告した。
 水田の表面は毎時30マイクロシーベルトの高い放射線量だったが、7月28日には1桁台に下がっていた。水田では無害のバリウムが確認されており、田崎名誉教授はバクテリアの代謝によって放射性セシウムがバリウムに変わったとみている。」
http://www.47news.jp/localnews/hukushima/2011/08/post_20110803104741.html

とある。
 これは、バクテリア生物体による、
  放射性セシウム→バリウム
という、いわゆる生体内核変換なのであろうか?
 
 検索すると、良く似た実験結果は、すでに論文発表されているという。

  「微生物によって放射性のセシウムが安定性のバリウムの変化するという報告は、これが初めてではありません。凝集系核科学の国際学会(ICCF)でも度々発表しているロシアのVladimir I. Vysotskii博士(以降、ヴィソツキー博士と呼びます)が、これと良く似た実験結果を論文として発表されているのです。」
http://amateur-lenr.blogspot.com/

 「環境保健クライテリア 107」のバリウムという項の記述によれば、

  「トマトや大豆も、土壌中のバリウムを濃縮することで知られており、その生物濃縮係数*は2~20の範囲である。」
http://www.nihs.go.jp/hse/ehc/sum1/ehc107.html#2

とのこと。

 なお、
  「E-Cat〔エネルギー触媒器〕の発電費用は、1キロワット時当たり1セント(約1円)と主張されて〔略〕
 原材料はニッケルパウダーの加工品、秘密の触媒と水素です。加工と触媒にかかる費用も原材料費の10%以下と言われて」
http://amateur-lenr.blogspot.com/
いるらしい。
 また、
  「E-Catに用いられた技術は非常に安全です。簡単に遮蔽できる程度のガンマ線しか観測されておらず、放射性廃棄物も出ません。」
http://amateur-lenr.blogspot.com/
という。
 ロッシ氏のエネルギー触媒器(Energy Catalyzer)は、鉛で覆われているようだが、ガンマ線が出るからということなのか。