12月下旬の土曜日、世間一般で言う年末年始の9連休初日のことです。大混雑を予想し、15時09分に到着すると先客は2人。道中は、誰も並んでいなかったらどうしよう?と
考えていましたが、時々お見掛けする先頭の方は14時頃からとのことで、今後も含めその心配は無用だと。それから、6人目が15時17分に、店主さんが徒歩で15時2
5分に出勤してから、12人目が15時51分に到着。その後の列の状況は、16時30分時点で31人、17時時点で39人、17時15分時点で56人、17時30分時
点で73人、17時32分に開店した際には80人が列を成していました。そして、17時33分になって入店でき、17時47分にラーメンが配膳されました。
大豚、野菜大蒜脂。
麺。
7分強の茹で時間だった麺は、2分弱を要して6つの丼に振り分けられました。常連さんによれば、冬場は乾燥度を考慮して加水率を高めに製麺しているのだとか。
香り高く。もちっとした感触に加えて、これまでよりもグニッシコっとした歯触りを強めに伝えていました。
いつものとおり唐辛子と胡椒を。
キャベツが脇役に回るほどの、ほんのり甘みを帯びたもやしの存在感が高かった野菜。
豚。両サイドに分かれて配置されていました。
くしゃっと潰れるように崩れた赤身がほとんどの豚。
端っこの部分でした。
とろとろの脂身を従えた、さっくりとした歯応えの赤身。
ほぐれるように砕けたホロっとした食感で軟らかな赤身と、白濁した見た目で濃厚な甘みを持った脂身。
歯応えある赤身は、層が滑るようにして裂けました。
スープ。
たっぷんとした舌触りで、脂の甘みと豚の旨味による厚みある味わいの合間に、醤油がしっかりと主張した故の塩気も覚えました。そして、それが濃厚さを中和する役割を果たして、スッキリとした
後味に。
ヒリリっとした辛みを発していた大蒜。
固形脂は、たっぷりのほぐし豚のおかげでプルプルの背脂が添え物のようになって。
人参のかけらも混じって。
およそ13分で完食し、厨房内に向けて年末のご挨拶を済ませると、74人の行列を横目に退店しました。
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