8月上旬の土曜日、2カ月ぶりの散髪の後、都内で所用を済ませてから訪れました。13時51分に店頭に到着すると店外に行列はなく、中待ちが1人のみ。直ぐに入店して食券を購入し給水機脇に移動すると、ほんの少し待って席へと案内されました。そして、14時02分にラーメンが配膳されました。なお、それから確認出来た来客は5人のみで、私が退店する時には、空席が発生しつつ、お客さん全員への配膳も終わり、手持ち無沙汰の店主さんと女性助手さんが歓談するような、穏やかな空気が流れていました。
大豚、大蒜脂。受け取った瞬間からスープが受け丼にどくどくと。
食べ終えた時の重ね丼の様子です。結構、こぼれていますね。
約6分間の茹で時間だった麺は、1分強を要して3つの丼に取り分けられました。
表面にはパツンッと弾けるような触感を持ち、
口に入れると、ムニムニとした感触を覚えました。
店主さん自ら盛付作業を行っている様子を見ていると、丼の縁を越えて山状になったその姿を目視できましたので、普通の大よりも多い可能性も。
シャキッとした歯触りの残っていた野菜。
豚。
赤身はしっとりと、外周部の脂身にはキリっとした醤油ダレがよく染みていた豚。
みっちりとした赤身が大部分を占めていた端豚。
とろふわっとした舌触りの豚。
少しの間、丼底に沈んでいたこともあって、箸で持ち上げると脆くも崩れ落ちた脂身豊富な豚。
ごろっとした、荒々しさ満点の肉質の豚。これ以外にも、小さな破豚がいくつも。
スープ。
口に含むと醤油の塩気よりも甘さ、奥行きのあるものだったので恐らくは調味料よりも豚の力によるもの、が押し寄せてきました。状態としては、やや乳化傾向かと。
固形脂は、プルッとした背脂。以前はほぐし豚が混じっていましたが、この日は見当たらず。
大蒜はスープに溶け込むと、ツンッとした辛みを全体に纏わせることに。
テーブルの上を汗でびちょびちょに濡らしながら、およそ17分で完食。丼を上げると頭をちょこんと下げる礼儀正しい店主さんと、穏やかな接客が素晴らしい女性助手さんにお礼を伝え、退店しました。
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