5月中旬の土曜日、小雨降る日のことです。当初は、早朝から三田本店と中華そばとしおかを巡る計画を立て、起床時間はほぼ予定どおりも面倒くさいという理由で直前になって変更。次に、桜台駅前店を検討するも店主さん不在という情報に触れ、慣れ親しんだこちらから月島方面に向かうことに。すると、電車の遅れ等もあり、閉店間際の14時27分に22人の行列の最後尾へ到着。そして、14時29分に閉店となり何度目かの宣告人を拝命いたしました。
そして、3人に閉店済であることを告げる等して15時04分に入店し、その13分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂タマネギ。
約9分間の茹で時間だった麺。
表面はやや軟めに感じるも、
それ以外は弾力が強くプリプリとした食感で、舌の上で転がるよう。
別丼の特権、唐辛子と胡椒を気にすることなく。
3分以上茹で用鍋の中に入れられていたもやしは、シャッキリとした歯応えの残っていました。それから、キャベツは緑鮮やかで甘みを持って。
ほっくり崩れる赤身にトロッとした脂身が適度に混じっていた豚。
ほぼ、みちみちとした肉質の赤身で構成された豚は、時折スープに浸して硬さを中和しながら。
スープ。
レンガ色の表層の膜を破ると、やや赤みを帯びた部分が姿を現しました。それは十分なコクを持つものの、かなり醤油が立って、以前のドロッとしたものとは趣が異なり、サラッとすらする舌触りでした。例えるなら、甘さを抑えたそばつゆのよう。
カリガリっとした大蒜。
ほぐし豚のおかげでザラザラとしていた固形脂。
タマネギは直前のロットで売切れてしまったようで、長ネギのみじん切りで代用されていました。
店主さんによれば、雨の日は客入りが今一つとなることが多いので、開店前になって急遽提供を決めたのだとか。とすると、今後もお目にかかる機会があるかも?
辛みの取れたネギを混ぜ込むと、シャキシャキとした咀嚼音と清涼感を発して。
およそ16分で完食。テキパキと片付け作業を続ける店主さんと助手さんにお礼を言い、退店しました。なお、折しもこの日は先々代さんがこの地に開店されてから、21年目にあたる日だったそう。
何となく億劫になって、月島方面は次の機会として帰路に就きました。
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