一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

喜多方ラーメン坂内 新利根店

2020年12月11日 20時00分00秒 | 喜多方ラーメン坂内

8月の第一週の平日、法務局への出張の帰りに立寄りました。14時30分頃に到着すると店内は女性一人客も含めて8分程度の埋まり具合。私が着席した後にも、男性一人客3~4組の来店がありました。この時は訳あって、通常20時までの通し営業なのが、写真のとおりの営業時間に変更されていました。その理由は・・・新型コロナウイルスPCR検査陽性者の濃厚接触者が働いていたからというもの。濃厚接触者の方もお店も災難でしたね。

 

席に付くと、前回同様お水ではなく麦茶が提供されました。

 

塩味の喜多方ラーメン+半チャーハンセット+餃子3個+サービスライス。

 

塩味の喜多方ラーメン。通常、醤油味なのを+60円で塩味に変更。

 

平べったくて縮れが強く、一見細めに感じる麺。

 

細めの形状ながらモチモチとした食感なので見ため以上の食べ応えがあります。

 

スープを良く絡め取ります。

 

小口切りにされたネギはシャキシャキと。

 

ラーメンの焼豚は薄く切られて脂身が多いもの。

 

5枚入っていました。

 

どれも薄く小振りながらも脂身と赤身の双方にジュワッとエキスを含んでいる焼豚。

 

2枚はラーメンの具材として、残りの3枚は半ライスの上に乗せる焼豚用として。

 

コリッとしたメンマ。

 

豚骨に力強く後押しされた塩自体の味の主張は上品なものの範疇に止まる味わいで、口に含んだ直後はサッパリとしながらも、時間が経過すると口中に豚の旨味の足跡が残されていることに気付かされるスープ。

 

半チャーハン。

 

具材は卵とネギとチャーシュー、醤油によってやや濃いめに味付けされています。

 

米粒はパラパラッとして焦げた醤油の香ばしさを漂わせています。

 

最初は単品の半チャーハンを注文したのですが、+20円で味玉が付くので注文後にセットに変更してもらいました。

 

味玉は黄身の中央部分が固まり切っていない状態で白身はカチッと。

 

醤油ベースの味が全体にやんわりと浸みています。

 

チャーハンを注文しているのに、無料という理由で半ライスも。尊敬するニカタツさんを真似てチャーハンをおかずに白米を食べようと思いましたが、食い意地か張っているので我慢出来ず片方ずつを一気に。

 

粒が立って、粘り気よりも硬さが印象に残る炊き加減です。

 

焼豚を乗せて焼豚丼の完成。

 

味付けはブラックペッパーと辣油。ただでさえしっとりジューシーな焼豚にさらに厚みが加わります。

 

甘味のある漬物。噛むとカリッという音と共に漬け汁をたっぷりと含んでいるのがわかりました。

 

餃子3個。

 

餡は挽肉の瑞々しさの中にキャベツの歯応えを感じるもの。食べ終わった頃に大蒜が香るのが自分でも分かりました。

 

通ぶって醤油と辣油は使わず、お酢と黒胡椒で。

 

のんびりと15分程で完食。今回もクーポン(200円引き)を使用し会計は1,130円。味は間違いないのですが、通常の値段だと高めに感じるのも事実。支払時再びクーポンを頂きましたので上手に利用し次回は味噌味を。

 


岸田屋

2020年12月09日 20時00分00秒 | 岸田屋

魚仁を後にし、すぐ近くの岸田屋の混雑具合を確認しようと店頭へ向かうと外待ちは2人のみ。実は魚仁へ赴く途中に店頭を通り過ぎており、その際は既に開店していて外待ち0人という状況。このご時世、あまり遅い時間までは営業出来ないので、各店開店時間を早める傾向にあるのかもしれません。

 

という訳で5分程待って入店しました。

 

チューハイ、500円。もうある程度酔いが回っていましたので、アルコールはこの一杯のみに止めました。

 

ポテトサラダ、350円。

 

具材は刻んだゆで卵と胡瓜と人参と微塵切りされた玉葱。そしてブラックペッパーが降られていました。じゃがいもは脇役の存在で、ブラックペッパーと玉葱でそれぞれの具材を食すイメージ。ピリッとした辛味がお酒を進ませます。

  

いわしの煮付け、600円。注文から配膳まで30分位を要しました。

 

醤油がその味に大きな影響を及ぼした、時折生姜の存在も現れる、サラサラとした煮汁がしっかり染みています。

 

いわしの身には臭味が無く、ふっくらとした食感。

 

小骨も散見されますが、よく煮込まれているのでそのまま口に運んでも違和感がありません。

 

臭みを消すために一緒に煮込まれたであろう、添えられた千切り生姜もおつまみとして。ヒリヒリとした辛さが残っています。

 

最後におにぎりを注文するつもりだったのですが、ご飯が切れてしまったそうでここでお会計をお願いし、1,450円のお支払い。今後は魚仁でアルコールとつまみでお腹を膨らませて、岸田屋でのんびりと1時間程度寛ぐいうパターンも良いなと思いつつ、帰路に就きました。

  


居酒屋 魚仁

2020年12月07日 20時00分00秒 | 居酒屋 魚仁

ラーメン二郎品川店を後にして、新宿駅へ。そして京王線に乗って話題の新店の最寄駅である京王稲田堤駅に降り立ちました。そこから数分歩いて、予告閉店時間の1時間前にお店近くまで辿り着くと20人以上の行列が目に入り、非常に嫌な予感が。そして、その予感のとおり店頭の行列最後尾に近づくと(本来は食券を購入してから列に並ぶのがルールだそう。)「もう、今日はお終いだそうです。」とのお言葉を全身で受け止めることとなりました。

 

代替店を八王子野猿街道店2か仙川店かと迷うも、何となくラーメンの気分ではなかったので一旦新宿駅へ戻り、JR有楽町駅を目指しました。そこから徒歩で約40分歩いて、店頭へ到着したのは16時50分頃。店内はほぼ満席で、ギリギリ入店することが出来ました。その後に来店した一人客以外は退店客が現れるまで、入店を断られてもいました。後で店員さんに尋ねると、この日の開店時間は16時だったそうです。

 

チューハイ、300円から。ほぼ一気飲み。

 

鮪ネギトロ、500円。

 

包丁で叩く音が聞こえましたので、注文を受けてから最後の仕上げをしたようです。

 

大きめに切られたネギと筋の残る鮪の甘味が相まって十分に満足できる味に。おつまみはこれだけでも十分と思える量です。

 

チューハイ、お替わり。

 

直ぐに3杯目。レモンハイ、300円。チューハイに業務用のレモン果汁が加えられていました。

 

本鮪の刺身盛り合わせ、1,000円。メニューには2,000円とあったのですが、店員さんにお願いして1,000円分で作って頂きました。

 

何でこんな冴えない中年の隣で酒を飲まなきゃならないんだ、という雰囲気を漂わして露骨に不機嫌そうな相席になった若く美しい女性が一目見て「わぁ、凄い。」と思わず口にした刺身は中トロの部位か。大陸系の女性店員さんと板前さんが注文をめぐって大声で揉めていましたので、恐らく板さんは2,000円の盛り合わせだと勘違いしていたよう。どうやら1,000円だと赤身部分がメインになるようです。

 

箸で持ち上げてもその形状を崩さない堅固さを持ちながらも、舌の上にしっとりとした感触と甘さを残していった本鮪。これなら1,000円分の赤身にも期待出来そうです。

 

こちらの方が実際の色合いに近いです。

 

時間が経過して温度が上がると、脂が染み出してきました。伝わるでしょうか?

 

ライスを注文して鮪丼にしても良かったですね。

 

30分強の滞在でお支払いは2,600円。店内の価格は税抜き表記で、会計時は100円未満切捨て。これだけの品質の料理をこの価格で提供しているお店に感謝し、次のお客さんに席を譲る意味も含めて、そそくさと退店しました。


ラーメン二郎品川店

2020年12月05日 20時00分00秒 | ラーメン二郎品川店

関東地方の梅雨明けが発表された、8月の第一週の土曜日のことです。この後の予定を考え、11時の開店前に到着したかったのですが、寝坊して12時27分に10人が入店を待つ店頭に。約20分後に入店、そしてそこから10分が経過した頃ラーメンが配膳されました。そうそう、品川店ってレンゲが備えられていたんですね。前回は気が付かなかったので、この日もレンゲを持参していました。

 

小ブタ、大蒜脂。

 

黄色がかった見ための麺。

 

表面はツルッンと滑らか。

 

ふっくらとしたその身はしなやかな食感で、弾力は弱め。茹で加減も加味すると、総じて軟らかめに思いました。

 

豚は6つ。+100円で3~4個増えた計算です。

 

中心までタレの味が染みた、硬さとは異なる抵抗力をもつ豚。

 

少し筋繊維が歯に残る肉質の赤身が大半を占める、他の二郎にはあまり見られない煮豚タイプ。

 

食べ進めていると、脂を多く含んだ鮪の煮物の姿が浮かんできました。

 

野菜はややシャキの茹で加減。かなり少なく感じましたので、これなら増量をお願いしても良かったです。

 

液体油と思われるものに覆れて提供時点では白濁していた表面は、レンゲを差し入れると茶色に変化しました。

 

真っ先に醤油と糸を引くような液体油の影を感じ取り、その後には豚の旨味に裏打ちされた甘味が表れてくるも、油の後味が終始舌に残ったスープ。

 

細かく刻まれた大蒜は特有の風味は控えめ。

 

固形脂はプレーンな背脂と液体油に少々の肉片。

 

約11分で完食。麺もスープも高いレベルで安定した印象の一杯も、脂をお願いしたことで液体油の影響力が必要以上に強まってしまったかな、とも。次は慎重に判断したいです。

 


ラーメン二郎府中店

2020年12月03日 20時00分00秒 | ラーメン二郎府中店

越谷店を後にし、南越谷駅から武蔵野線で府中本町駅へ。途中、大國魂神社にお参りして16時54分に店頭に到着すると開店を待つ行列は8人。早速その列に加わり、17時を少し過ぎて開店した直後入店し、店内で待つこと暫し。予想通り、3ロット目で注文の品が提供されました。

 

小つけ麺、大蒜。開店から配膳まで約30分。

 

麺丼には野菜と大蒜。今まで食べたつけ麺には無い提供方式です。

 

テポざるで茹でられた麺は、助手さんの手により水でしっかり締められています。

 

幅広で薄め形状の麺にはやや縮れがあります。

 

口に運ぶと、実際のその形状よりも麺の加水率に因ると思われるゴワゴワ感を覚える麺。厚みはそれ程でもないことが理由なのか、その外見から想像される食べ難さはありませんでした。

 

ピンッと立ったもやしの形状のとおり、野菜はかなりシャキシャキとした茹で加減で、咀嚼しているとそれがほっぺたの内側に突き刺さるような硬さ。

 

大蒜は少量でも麺やつけ汁の味を変える位の十分な風味を持っていました。

 

つけ汁には豚。

 

繊維に沿って裂けて細かく崩れた豚は、コンビーフのように筋繊維の食感が強めに伝わるもの。

 

つけ汁は、醤油が強めに主張するスッキリとした味わいで、寸胴から掬ったスープを平ざるを通して注いだ後に、残った固形油をお玉で濾すことで生まれた一面に浮かぶ細かな背脂が、その味に重みを添えていました。ただ、あると予想していた酸味の存在を懸命に探すも、最後まで見つけることは出来ませんでした。

 

麺と野菜をこちらに移して、つけ汁をジャブジャブと。

 

10分程を要して完食。味の面においてラーメンと同一線上に位置づけられると判断できる、府中店「らしさ」満点の一杯でした。

 

茨城守谷店と三田本店しか行ったことが無い頃からずっと訪れたかった府中店の私との相性は、残念ながら、2回共期待していたほどではありませんでした。人生もラーメンも巡り合わせとタイミングが大切で、時には諦めが肝心だ、と教えられたのだと勝手に解釈しました。