夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

二足の草鞋(わらじ)?

2007年09月26日 | 舞と舞踊の会

芸能の世界ではよく追善会や追善興行を見かける事がある。

私も舞踊の世界に多少関わっているので観に行く事が多く、つい先日も上方舞の≪楳茂都(うめもと)流≫三代目家元「楳茂都陸平」23回忌追善の舞踊会が国立文楽劇場で開催された。
門弟はもちろん、こうい時は故人と何らかの関わりをもつ方や各流派の家元達が舞台に花をそえる事が常となっている。

今回は藤間、若柳、花柳流の名手と上方舞の吉村、山村、井上流のお家元が総出演、見応えのある追善舞踊会だった。
そしてもう一つの話題に上方歌舞伎界の若手ホープ片岡愛之助」丈が楳茂都流の家元を襲名するらしいと言う事を新聞や記者会見で発表された。
この会では『狐忠信再度の旅』を踊り、満場の拍手で幕が降りる。
ほんまに大丈夫かいな、歌舞伎の世界でもまだまだ未完成と言うか、勉強中なのに出来るでしょうかね?舞踊界をなめんなと言いたい!

身近に家元としての大変さを見たり聞いたりしているので“二足の草鞋”なんて松嶋屋さん!無理だと思うよ。

まあ、本人が引き受けたのだから頑張るつもりでしょうがね(だって貴方は花柳さんじゃないの?)いくら頼まれたって踊った事の無い流儀を引き受けるなんて横暴だね。