夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

よみがえる写真集

2012年05月04日 | 趣味あれこれ

    

この写真集が出ることも、亀博があるということも何となく知っていたし齋藤さんとはその時はこんなに有名な先生とは知らず
(旅の恥~新橋演舞場まで車に乗せて頂いたのよね、公演に間に合わなくて)後で冷や汗もんでしたが~

齋藤芳弘氏による2006年より亀治郎丈の(澤瀉屋)自主公演「亀治郎の会」のポスターやプログラムのデレクターや舞台写真の撮影を担当されていた。

だからこの写真集を拝見すると、自分の目で観ていた舞台(ほとんど拝見している)が走馬灯のようにその時の感動や、息使いがよみがえる。

おこがましい事だけど、我師匠が亡くなったとき、残された門弟達が写真集を作ったこともあり、舞台写真の何千枚の中より弟子の好きなもの、流派や師匠の代表されるものを選び四苦八苦したことを思い出す。

まして、市川亀治郎を追っかけ、楽屋をはじめ舞台を観客の立場で撮るということに関し、思いや努力、情熱は並大抵のものではなかったことと察し感服する。

今、自由に亀治郎の舞台、まして襲名となるとなにを差し置いても かけつけたものだが
運命のいたずらか、それも出来ず残念で~
だからこそこの写真集を拝見しては思い出しています。

大好きな亀ちゃんの舞台、個人的には色々好きな場面はあるけど、この写真集に限っては「鬼揃紅葉狩、「一本刀土俵入り」「お夏」などが素晴らしいと感じた。

齋藤芳弘さん、その時はお世話になりました。

呟きでは亀治郎丈のサインや、握手(うらやましい限り?)があるらしいが、
私は齋藤さんのサインがほしいな。

この「亀治郎の肖像」良い写真集になりおめでとうございます。そして、お疲れ様でした。