夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

団菊祭五月大歌舞伎を観る

2012年05月15日 | 舞台鑑賞

今年も松竹座に歌舞伎がかかる。(団菊祭)

宗家主催の舞の会に仲間が出演
今日は、した浚えが午前10時からと聞き、拝見しその足で松竹座へ

大阪府が募集した半額鑑賞券で観る。(良い席です。花道の出が近い)

昼の部 『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)・寺子屋』

  松王丸   松緑 その女房に菊之助
  竹部源蔵 海老蔵 その女房に梅枝
                     他吉弥、亀寿、亀三郎

『身替座禅』
     
菊五郎、団十郎、権十郎、巳之助、右近

『封印切』
    亀屋忠兵衛 藤十郎
    傾城梅川  菊之助
    八右衛門  三津五郎 他東蔵、左團次

若手が頑張ってるな、綺麗やな~と芝居にのめりこみ、松王丸が自分の子を殺さして菅秀才の身替りを
そして、弔う為の心静かに(静かではないと思うが)香をたく、その香りが客席にも漂い、胸打つ場面でした。良かったです。

少し眠気を誘った身替~

あんまり好きな(知りすぎてるかもしれませんが)お芝居ではない封印切
でも違いましたね
藤十郎の台詞や間、浪花言葉がほんま自然で良かったです。(三津五郎もにくてらしいけど)

夜の部を観た方に尋ねると『高坏』が良かったと~
私は『ゆうれい貸屋』が観たいと思います。(山本周五郎原作の軽妙な人情喜劇)