朝からしとしと雨が降っています~だから何なの?(着物を着るから)
そうなんですよ、今日は事始。
芸事に携わっている人達は今日から新しい年が始まると言うわけです。
「おことうさんです」と言うご挨拶をして我が山村流はお家元より(六世宗家)お稽古用の扇を頂戴します。(頑張らねば)
*今年の扇*
手ほどきを6歳より受けた師匠は亡くなりましたが今もその舞台で
お稽古をして頂いています。
お稽古をしている人達が感謝をこめてお鏡を飾ります。
そしてお家元宅のお稽古場には一門の方々のお鏡が、ひな壇に並んでいます。
こんな風習は古めかしい事と思われるかもしれませんが、日本人が最近忘れかけている礼儀や感謝の心と背筋を伸ばす事は、とても大切なような気がします。
京都の祇園では、毎年テレビでこの風景が放映されます。
テレビで12月に入ると見ますが、何の気無しに見ていました。
お鏡も沢山ひな壇にかざるのですね。
礼儀作法(難しいことは解りませんが)や感謝の
気持ちはいつも持っていたいものです。
少なくとも今日は「感謝」の気持ちですべてに接します。
お鏡だけのほうは(ひな壇ではない方ね)ワードで作成したのよ。やっぱり役に立つわねパソコンは
コメント有り難う!
6歳からずっとお稽古をされているってすごいですね。扇子とても綺麗ですね。毎年楽しみですね。
私のお師匠さんは、新薬師寺のステンドを作成されました。ピコ子さんにはかないませんが、17年教えて頂いています。一つの事を長く続ける事は自信になりますね。
どうされるのですか?
お家元から頂いたお扇子は一年間お稽古の時に使うのですか?
「おことうさんです」という言葉も始めて聞きました
とても響きの良い言葉ですね。
《事が始まります、おめでとうさん》と言う意味だと思います。京都なら「おことうさんどす」かな。
「あけましておめでとう」と同じ意味だと思います。
本当に最近、私たちが忘れかけている礼儀とか感謝の気持ちを思い出させてくれますね。
素晴らしいものを見せていただきました。