夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

事始

2007年12月13日 | 舞と舞踊の会

朝からしとしと雨が降っています~だから何なの?(着物を着るから)
そうなんですよ、今日は事始ことはじめ

芸事に携わっている人達は今日から新しい年が始まると言うわけです。
おことうさんです」と言うご挨拶をして我が山村流はお家元より(六世宗家)お稽古用の扇を頂戴します。(頑張らねば)

*今年の扇*


手ほどきを6歳より受けた師匠は亡くなりましたが今もその舞台で
お稽古をして頂いています。

お稽古をしている人達が感謝をこめてお鏡を飾ります。

そしてお家元宅のお稽古場には一門の方々のお鏡が、ひな壇に並んでいます。

                   
   
こんな風習は古めかしい事と思われるかもしれませんが、日本人が最近忘れかけている礼儀や感謝の心と背筋を伸ばす事は、とても大切なような気がします。
京都の祇園では、毎年テレビでこの風景が放映されます。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めてです (きつつき)
2007-12-14 06:28:26
「事始め」って今頃なんですね。
テレビで12月に入ると見ますが、何の気無しに見ていました。
お鏡も沢山ひな壇にかざるのですね。
礼儀作法(難しいことは解りませんが)や感謝の
気持ちはいつも持っていたいものです。
少なくとも今日は「感謝」の気持ちですべてに接します。
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お鏡の字はパソコンで (ピノコ)
2007-12-14 11:42:16
一般的には解かりにくい事始は、平たく言えばお歳暮のご挨拶かしら。
お鏡だけのほうは(ひな壇ではない方ね)ワードで作成したのよ。やっぱり役に立つわねパソコンは
コメント有り難う!
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お師匠さん (ならのさくらです★)
2007-12-15 02:10:05
尊敬できるお師匠さんがいるっていいですね。
6歳からずっとお稽古をされているってすごいですね。扇子とても綺麗ですね。毎年楽しみですね。

私のお師匠さんは、新薬師寺のステンドを作成されました。ピコ子さんにはかないませんが、17年教えて頂いています。一つの事を長く続ける事は自信になりますね。
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教えて下さい (きつつき)
2007-12-16 10:20:50
お家元はこんなに沢山の「お鏡」を
どうされるのですか?
お家元から頂いたお扇子は一年間お稽古の時に使うのですか?
「おことうさんです」という言葉も始めて聞きました
とても響きの良い言葉ですね。
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お答えしますきつつきさん (ピノコ)
2007-12-16 18:58:49
ばらしてしまいますが上の大きなお鏡はイミテーション、小さなものは終わったら(13日)運がよかったらそれぞれ頂けます(只、夜に挨拶に行った人等)。でないと翌日からお稽古があるので。そして元日には新しいお餅が並ぶわけです。(同じように)
《事が始まります、おめでとうさん》と言う意味だと思います。京都なら「おことうさんどす」かな。
「あけましておめでとう」と同じ意味だと思います。
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素晴らしい (たなよ)
2007-12-17 13:02:04
やはり芸事って格式が高いですね。
本当に最近、私たちが忘れかけている礼儀とか感謝の気持ちを思い出させてくれますね。
素晴らしいものを見せていただきました。
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