バタバタと身支度をして、毎日の通勤は駅までダッシュ!
私なりに神経を使い、仕事をする。
夜、帰宅してからも、何だかんだとバタバタしている。
ホッと一息つく頃、23時をまわっている。
シ~ンと静まりかえった部屋の中、食卓に腰を下ろして喉を潤す。
それに伴い『心』も潤す。
『忙しさ』は寂しさを忘れさせてくれる。
自分にとって、受け入れがたい現実も忘れさせてくれる。
でも、『忙しい』とは『我をうしなう』という意味でもあるそうだ。
『忙しく』突っ走りすぎて、適度な休養を入れなかったら壊れてしまう。
「生きて年を重ねていく中で、自分の周囲の人の死と遭遇するごとに、人はまるくなり成長していくものなのよ。」
私が20歳の頃、ある人から聞いた忘れられない言葉。
昨日、悲しい知らせを受けた。
以前、私のレッスンを受けてくださっていたフィットネスの会員様、今は他府県に引っ越されてしばらく会っていなかったけれど・・・。
天国へ旅立たれた。
心臓のあたりがギュッと締め付けられ、自分の意志に関係なく大粒の涙がこぼれてしまう。
真の寂しさを感じた時の生体反応である。
まるくなんかなりたくない。
かくばったまんまで良いから、お別れするのはいやだ・・・。
でも
人は誰でも、いろいろ乗り越えて生きているのだから。
人生そのものが、トレーニングそのもの。
周りを見渡せる余裕のある80%で頑張らないと・・・。