ほんとう…、冬ですね

庭のサザンカが、いつの間にか咲いていました。

早いもので、今年度も終わりに近づいています。

クリスマスケーキのカタログに、つい目がいきます。




今日の昼休み、ブログを通して親しくなった友人のブログを読みました。

阪神大震災を自ら経験された内容の記事でした。

辛い過去を思い出し、言葉に表現することは大変なエネルギーを要することだと思います。

文末に…

人も物も簡単に壊れてしまい…

失ってしまったものほど惜しくて諦められません…

とありました。

「今を生きる！」
「過ぎ去った過去を惜しんでも帰ってこない！」
「今ある物を大切に！」

そんなの
よ～く、分かっています。

一昨年暮れに庭の紅葉の木が枯れて…

去年は何となく胸騒ぎのする新年を迎えました。

今日は去年、お釈迦様のもとへ帰っていった大切な家族の月命日。

個室で独り、パソコン入力作業中に当時の光景をはっきりと思い出してしまい涙が出て止まらなくなりました。



人間だから

心を持つ人間だから…

悲しいものは悲しい！

二度と会えないのだから

寂しいものは寂しい！

惜しいものは惜しい！

だから素直に悲しんで、落ち込んで泣いたっていいんです。

沈んだ心に支配されかけた私の対処法は掃除！

職場のモップのほこりを掃除機で吸い取り、机や機材の拭き掃除をしました。

何かに夢中になっていると、涙もそのうち乾きます。

鏡を見て、目を確認！

泣き顔を消して、深く息を吐きます。

胸を張って姿勢をただし、事務所へ戻りました。

人生というか…

生きていくこと、そのものがトレーニングなんですね。