2015年10月6日。
弊ブログでたまに出てくるBCトランジットの長距離通勤系統の#66,#99系統ですが、撮影するのはいつも夕方の帰宅便だけで、朝に郊外からビクトリアへ向かう出勤便はまだ撮影していませんでした。
というのも、当時の仕事のシフトが夕方~深夜だったので朝起きるのがクソネミでだるかったんですね。とはいえいつまでもこの調子じゃいかんとどうにか体を叩き起こして朝のダウンタウンへ向かったのでした。
日本と同じで平日朝は昼間や土休日には見られない系統が走ってくるのでお得です。
これはNova LFS (9386) #32系統。通常はビクトリアの北を数時間に1本の頻度で走るローカル系統ですが、平日通勤時間帯はダウンタウンまで直通して乗り入れます。
FLS (9440) #27X系統。#27系統は終日走っていますが、急行運転する#27Xは通勤時間帯だけ。
目当てが来ました。LFS Suburban (9295) #66系統ビクトリア行きです。ビクトリア方面へ向かうバスの行先表示はDowntownなのかVictoriaなのか気になっていましたが後者でしたか。
#66系統「ダンカンコミューター」はダンカン Duncan からやってくる平日のみ走るダンカンからビクトリアへの通勤用の長距離系統です。
5:30~6:30までの間に4便あり、全線の乗車時間は70~80分間ほど。朝はダンカン→ビクトリア、夕方はビクトリア→ダンカンのそれぞれ片道運転です。逆向きは無し。することのない車両は昼間の間昼寝しています。贅沢な運用だなと思います。
車両は専用のLFS Suburbanという扉が前方1箇所しか無い長距離用のバスを使っています。車内も座席がハイバックシートで長時間乗車に配慮されています。
1回ダンカンまで乗ってやろうかと思いましたが、帰りの手段がやはり無いのでしぶしぶ諦めたことが。
余談ですがダンカン行き(帰宅)の最終バスは17:15発でありまして「圧倒的定時退勤の舞・・・!」と愕然とした思いが。ちなみに初便は15:45。こいつらの労働スタイルどうなってんだ?
LFS (9481) #70系統。フェリー乗り場のあるスワーツベイからダウンタウンまでを急行運転で結ぶ中距離系統。
#70は急行運転するので少し前までは#70Xと急行系統を示すXが付いていたのですが、2015年9月ダイヤ改正で全便急行運転しかしない系統からはXが外されました。
原則各停運転で一部のみ急行運転する系統については引き続きXが付きます。上記の#27Xのように。
急行運転するならXを付けといたほうが分かりやすいんじゃないかと私は思いますが。
AD Enviro 500 (9511) #61X系統。
#61系統も通勤時間帯は急行運転があります。
#61自体もダウンタウンへ直通する便は一部だけで、大半は途中のランフォードで#50系統に化けてからダウンタウンへ向かいます。化け系統なのですよ普段のコイツは。
AD Dart SLF + Plaxton Pointer 2 (9067) #25A系統。
てコルウッド・エクスチェンジ行きというのがミソです。アドミラルス・ウォーク行きが通常のところ、延長してここまで行く便は少ないのですよ。まあこれを読んでいる人ほとんど何が良いんだか分からないと思いますけど。ちなみに執筆時点ではここまで行く便は廃止されてしまったようですね。
Dart SLFは全長35ftの中型バスです。運用に入る系統は限られていて、#25,#3など少数(大型車での運行もあり)。ただどちらもダウンタウンに来るので待っていれば見れます。
NFI D40LF (9819 新塗装) #22系統。
アイランドリンク・バスのFord Transit。フォード トランジットは本来軽貨物用のバンですが、ミニバスみたいな使い方もできます。
この車の場合、屋根の高いハイルーフ型なんでしょうけど、高さがハイエースの比じゃないのでやや異形に見えますな。
LFS (9390) #15系統。
これも元は#15X系統でしたが全便急行運転なので先述のダイヤ改正でXが外されました。
D40LF (8114 新塗装) #71系統。行先表示器の周りが黒塗りされていない通称、白坊主(黒鉄重工コードネーム
#71も通勤時間帯のみの系統なのでこれも見たかったやつです。
ガーデンシティ交通のBlue Bird Conventional。スクールバスですね。
スクールバスにはA~D型までの規格があるんですが、これの場合ボンネット式の大型車体なのでC型となります。最もよく見かける型でしょう。
スクールバスはバスの車体装荷メーカーが自動車メーカーが生産するシャーシの供給を受けて、そこにスクールバス用のボディを載せるという方式が普通です。
Conventionalの場合1960年代~2006年までの長い間生産されたスクールバスでして、その間に何度もシャーシが変わっています。フォード、ダッジ、シボレー、インターナショナルなど・・・。
これの場合だと、インターナショナル3800型のシャーシを使っているので、1989~2004年製の車両だと思われます。
トフィーノバスのMCI 102-D3 (T21)。
トフィーノはバンクーバー島にあるリゾート地でして、太平洋の荒波がサーファーに人気です。とはいえ海沿いの町ながら結構"奥地"にある場所で、ビクトリアからバスで行くと320kmを6時間かけて乗り通します。なかなかキツイぞこれ。
LFS (9431)。バスの走る様子が表示器に映されていました。ここでもこういうのがあるのね。たぶん回送なのだと思いますが。
さらにWelcome Aboard(ご乗車ありがとうございます)の表示を出すLFS (9335)まで。
どういう基準で出しているのか分からず。案外運転手の気分だったりするのかも。
DE40LF (9101 新塗装) #6B系統。
系統番号のBは運行経路の種類。#6,#6A,#6Bの3種類ありまする。
DE40LFは行先表示が2段表示になってます。通常は行先と経由地を交互表示。
クルーズビクトリアのMCI D4500CT。観光バスです。
通りがかったモーターホーム。日本語で言うところのキャンピングカー。
モーターホームにも色々ありますが、これはA級という規格。バスをベースにした大型の車両で、内装も豪華。とにかく広いので家にいるのと同じような生活ができるとかで。
アメリカ的と言えますがやはりお値段が張るのでお大臣様専用車です、ええ。
目当てのバス、LFS Suburban (9291) #99系統ショウニガンレイク・コミューター。これも通勤用長距離系統でショウニガンレイクから発着しています。他は#66系統と同様の運行です。
Enviro 500 (9042) #70系統。でも消えたはずのXが付いていました。まだ表示器の更新が終わっていなかったのかな?
朝練はこのくらいにして撤退。安飯を出してくれる食堂で朝飯にしました。どこだか忘れたので調べたらFresko Fine Foodsという店でした。地元民しか行かなさそうな店でした。
トーストと目玉焼きとコーヒーで5ドルしなかったかなと。値段相応といった感じで、それなりに良かったです。内容はともかくこの値段で食べられるというのはどこの店にでもあるわけではないのでありがたいです。朝飯を外で食べることがなかったので、その後また食べに行くことはなかったんですけどもね・・・。
今回はこれでおしまい。