67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

面河渓の紅葉

2006-11-12 21:04:51 | Volkswagen

 11月も半ばになって、やっと本来の気温になって来て,四国でも自分たちの手が届くところで紅葉が楽しめるようになりました。今日は、女房と66BUGを駆って,西日本最高峰の石鎚山の南麓にある四国最大の渓谷、面河(おもごう)渓に紅葉狩りに出かけました。自宅からは国道33号線を北上し久万高原町美川から東進し片道約2時間のドライブです。天気は快晴。やや仁淀川沿いに吹く風が強く、フロントの軽い66bugは煽られ気味でしたが順調なドライブで到着する事が出来ました。 渓谷に入る数キロ手前からモミジ、ハゼなどが真っ赤になっており、道も広く渓谷に行く道路としては極めて快適です。紅葉ロードと名付けられた道の入り口で,あまりの奇麗さに撮影した画像です。  



 車が入る渓谷入り口の五色河原は車で一杯でした。ここに何とか駐車し,遊歩道を歩きました。渓谷は、以外と赤い葉が少なく黄色、オレンジが主体でしたが,一枚岩が浸食されて出来た渓流の水は碧く美しく,白い岩とのコントラストが楽しめます。  



 遊歩道途中には霊峰石鎚山登山口がありました。看板には”ここから5時間の道のり。自信がなかったら引き返す勇気が大事!吹雪になったら岩陰で休みましょう!”なんて書いてます。登山愛好家の方って偉いですね。ここから5時間ですよ~!  



 一応,遊歩道終点の虎ケ滝まで行けた67camperです。普段は子供がいるのでなかなか被写体になれないのですが、久々に女房がシャターを切ってくれました。貴重なショットです。標高が高いので、この格好で丁度の気温で,パタゴニアのフリースをもって来て助かりました。来夏、またやってきて子供達とこの美しい渓流で水遊びしたいものですね。

ちっちぇーなぁ!!!

2006-11-12 07:06:14 | Weblog

 ジャズばっかり、聴いてるの?って他人には良く変態扱いされますが、普段は結構いろんなモノを聴いてるのですよ。おかげでiTuneは開けてビックリ玉手箱のようなラインナップになってます。先日,拓郎&かぐや姫のつま恋ライブがありましたが、彼らを筆頭に泉谷,フォークル,イルカ,アリス,チューリップ,NSP、洋楽ではディラン,S&G、CSN&Y、ジェームス・テイラー、イーグルス、クラプトン,ブルース、ボサノバなどなどアコギ関連の曲もたくさん収録しています。普段はipod nano(第一世代)で聴き倒してます。ジャズはアナログばかりなので、CDに焼いてiTuneに移すのが面倒くさくってほとんど自分のiPodには入ってないんですよ(笑)。  

 さて、本題。右の小ちゃいのが今日の主役。約1W前に発売になったiPod Shuffleです。前のチューインガムサイズも小さいなと思ってましたが,今度のはTerribly Small!!! 15.5gだそうです。クリップ形式になっててどこにでも挟めてしまうスグレモノです。液晶画面がないので,演奏曲が表示できないの残念ですが,スモールサイズの宿命ですよね。この原型はカセットテープを入れて使用したソニーのウォークマンでしょうが、これからいうと隔世の感がありますよね。  



 今回,11/14が母親の誕生日で「家事をするのに聴きたいよ」という要望にこたえてプレゼントしちゃいました。さいわい両親とも健在で、仕事もありで自分はさして面倒を見る訳でもなく、いろんな趣味に奔走できるのも彼らのおかげです。と言う事でアップルストアでこのiPod Shuffleを購入しました。そしたら裏面に刻印が入れられると言う事で"Mom! Happy Birthday 11/14/'06"と入れてもらいました。実際は目が悪いので虫眼鏡で母親は見ていたのですが・・・。一通り操作を教えてきましたが、たぶんわからなくなってケイタイにかかってくるかなぁ???とちょっと心配しています(笑)!

パウエル直系のピアニスト,バリー・ハリス

2006-11-12 05:56:02 | jazz & vocal
Luminescence!/Barry Harrris
(Prestige 7498)


 バリー・ハリスはパウエル直系のピアニストとして人気の高い、ハードバップ期を代表するピアニストです。デトロイトの出身でその地を訪れるジャズメンと共演し腕を磨いたと言います。キャノンボールの勧めでNYに進出し、広く知られるようになっていきますが,本邦では古い録音ではリバーサイドやアーゴ、最近ではXanaduなどのトリオ形式のアルバムばかりが紹介されて来たきらいがありますよね。一方、ホーン入りのセッションでサイドメンとしてブルースフィーリングあふれるピアノを弾くハリスも最高です。代表的なのはハトのサド・ジョーンズやモーガンのサイドワインダーですね。

 本日は,プレステッジの初リーダー盤で、ハリスのホーンを含んだ六重奏団のアルバムをアップいたします。67年の録音ですから一連のトリオ形式の演奏から,6-7年を経過しての比較的新しめの録音です。フロントにはシルバーのグループで活躍したジュニア・クック、ハードボイルドな独特のトーンで人気のあるペッパー・アダムスのバリトンサックス,アレンジでも有名なトロンボニスト,スライド・ハンプトン、そしてリズムはボブ・クランショーのベースとレニー・マクブラウンのドラムからなるセクステットです。A-1のタイトルチューンが素晴らしいのですが,52丁目のテーマを元にして書かれたハリスのオリジナルで曲自体パウエル色が強い感じです。ホーン陣がのっけから大活躍でテーマの後に現れるイマジネーションあふれるクックのソロが圧巻です。B面の"Dance of The Infields"や"Webb City"のパウエルのオリジナルを取り上げるあたりもパウエルへの深い傾倒を感じさせます。ハリスの音色は,中音域では沈んだ張りのある音色(うまく表現できませんが?)で"Dance of The Infields"のソロの最初の一音で唸ってしまいますね。

 プレステッジのブルートライデントのステレオ盤です。あまり紹介されてないアルバムかも知れませんが,ハリスのcomposer, arrangerそしてband organizerとしての力を示した一枚と言えると思います。