Oscar Peterson Plays Porgy And Bess/Oscar Peterson
(Verve MGV8340)
(Verve MGV8340)
幾多の名演を繰り広げたOPレギュラートリオと言えば,Peterson(p), Ray Brown(b), Ed Thigpen(ds)の3人で構成されるトリオです。個人的には前にもログで取り上げた"please requests"は最もターンテーブルにあがるアルバムでもあります。他にもロンドンハウスのライブやら録音も多く,皆さんそれぞれこのトリオのアルバムには思い入れがあるアルバムがあるのではと想像いたします。
今日は,このトリオのミュージカルもの(正確にはオペラもの)の中から,OP trioの"OP Plays Porgy And Bess"をアップします。こう言った趣向のモノでは他にも"My Fair Lady"もありますが,国内盤アナログが出た記憶のないこのアルバムを聴いてみたいと思います。音量豊かなRayのピチカートで始まるA-1の"I Got Plenty O' Nuttin'でもうニンマリしてしまいます。Summertimeのスウィンギーな演奏も好しいですよね。続く"Strawberry Woman"もレイのピチカートがテーマから炸裂します。B面の魅惑的テーマの"It Ain't Necessarily So"や続く"There's A Boat Dat's Leavin' Soon For New York"の演奏もスウィンギーなOPのピアノが楽しめるトラックと思います。
ご存知DSMカバーです。Art DirectorはMerle Shoreという黄金のコンビです。やはりDSMのイラストは趣きがあります。Merle ShoreはOPの作曲家シリーズも担当していますよね。Verveのトランぺッターレーベルでモノ盤です。