67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ブラジリアンギター

2006-11-29 06:28:53 | アコギ
   

 皆様、ボサノバはお好きですか?
今まで、ボッサ系の曲もスティール弦のアコギで弾いていましたが、何となく雰囲気がでないなあなんて思っておりました。自分は、決して上手なボッサギターが弾けるわけじゃないですが、ガットギターで演るボッサはどうだろうなんて、いつも考えておりました。そこでボッサやるために、この夏にブラジルから輸入してしまったDi Giorgioのギターです。
 こう言ったブラジル製のギターは作りが粗かったりで、精巧なギターを制作する工房の多い日本ではなじみの少ないギターかもしれません。サウンドは結構タイトな感じです。イタリア生まれのRomeo Di Giorgioがおこしたギターメーカー(バイオリンなど他のacoustic instrumentも作っていたらしい。)のモノですが、60年代のボサノバムーブメントの中でジョアン・ジルベルトジョビンが使用したメーカーでもあります。勿論、自分のギターは彼らが手にしたモノとは異なる普及版(Author 3)モデルですが, resonating boxはBrazilian Rosewood, topはCanadian Spruceを使用していると謳っています。本当かな???なんて未だに疑問は拭えませんが、満足の一本と言う事で、これを使ってポルトガル語で弾き語りでもと思う今日この頃です。

組み合わせの妙!

2006-11-29 04:28:37 | jazz & vocal
Bob Brookmeyer And Friends/Bob Brookmeyer
(Columbia CS 9037)


 こんなオールスター的な人選は概してお互いの良さを相殺してしまいジャイアンツ打線のようなまとまりのない結果に終始してしまう事は常日頃どの世界でも経験するところです。このアルバムは確かにオールスター的メンバーですが、無言のリスペクトが、功を奏したのか、大変リラックスした内容で聞く側にすんなりと受け入れられるリラックスした仕上がりで愛聴盤の一つになっています。  

 さてリーダーをブルックマイヤーとするオールスターズとは・・・。まずはVerve時代に共演の経験があるゲッツのテナー、そしてゲッツのグループからバイブのゲイリー・バートン。リスムセクションはマイルスバンドからハービーとロン・カーター、コルトレーンカルテットからエルビンと言う超豪華セクステットです。凄いとしか言いようがない。興味は尽きませんよね!。A面オープニングはブルックマイヤーの"Jive Hoot"で、バートンの余韻のあるバイブとエルビンのサトルなハイハットが印象的です。次いで"Misty"、バートンをfeatureした"The Wrinkle", エルビンが4ヴァースで活躍する"Bracket"と続きます。B面は最大の聞き物、ゲッツとブルックマイヤーのバランスがとれたソロが展開されるホーギー・カーマイケルの"Skylark"で幕を開けます。続く"Sometime Ago"のブルックマイヤーそしてハービーのピアノもマイルス時代の充実をそのまま持って来たようなプレイで引き込まれます。最後にゲッツのサックスをfeatureした"Who Cares"で幕を閉じます。全編を通じて副題にあるRelax, Unified, Warmな仕上がりで聴きやすくいいですね。

 Columbia 2 eyeのステレオ盤です。jacketだけだと見過ごしてしまいがちなアルバムですが内容は濃いですよ!!!